クライミングの効能を考えてみた。
1.楽しみながら筋肉を鍛えられる。
ジムに通って筋肉を鍛えるのは大変だ。一人で黙々とやるトレーニングはハツカネズミになったような気分で全然面白くない。
クライミングはガヤガヤやっているうちに自然に筋肉がつく。ボディビルダーのようなマッチョな筋肉ではなくてスリムでしなやかな筋肉だ。
2.ダイエットに良い。
筋肉量が増えると基礎代謝が高まり、消費エネルギーが高まる。それに、体重は軽いほうが良いので脂肪をつけないように食事に注意する。
3.老人性猫背が直る。
背筋の持久力がアップする。クライミングは下半身を岩につける姿勢が多いので自然に胸を張った姿勢になる。
4.ビール腹が改善する。
腹筋も鍛えられるので、お腹の脂肪が取れる。ワンサイズ下のズボンがはける様になる。
5.美脚効果
爪先立ち歩きがふくろはぎや足首を引き締めることをご存知だろうか。ヒップアップするという説もある。
クライミングはつま先で立つ事が基本。クライミングをすることで筋肉の発達した美脚になれる。
6.バランス感覚の向上
年を取って来ると、確実にバランスが悪くなる。こけ易くなるし、こけたら骨折というおまけ付きだ。クライミングは上達していく過程でいろいろなムーブを習得する。バランス感覚を磨くスポーツだといっても過言ではない。
7.個人芸なので、自分のペースで練習できる。
チームで争うわけではないので、自分のパフォーマンスが悪いからと言って落ち込むことはない。
8.外岩に行くことでキャンプやアウトドアライフが楽しめる。
登ることも楽しいが、星空や紅葉、新緑の中に身を置くことで心身ともに癒される。
9.ボケ防止
岩登りは体を使ってパズルを解くようなもの。手順や自分に合ったムーブを考えないと、登れない。登れない岩場を前にして頭はフル回転。試行錯誤の繰り返しである。フル回転してもたかが知れているが、使わないよりはましである。
10.煩悩解消
中高年はいろいろ悩みが多い。考えていても仕方のないことは考えないのが良いのだが、そうも行かない。クライミングは岩に取りついたら必死なので、くだらないことを考えている暇はない。よって、楽々と煩悩解消に至るのだ。
11.エンドルフィンの分泌
ランナーズハイやクライマーズハイの言葉に見られるようにモルヒネのような効果を発揮するエンドルフィンが分泌される。
気分が高揚し、幸福感に満たされ、老人性うつ病の発症を防げる。
12.年金生活者の財布にも優しい。
何時まで生きるかわからず、これからは貯蓄が頼り。そんな年金生活者にとってゲレンデクライミングはお金がかからない。シューズとハーネス、ビレー器具だけ用意すれば取りあえず始められる。人工壁に行っても2000円+交通費で一日楽しめる。
ゴルフや山登りに比べると格段に安上がりです。
70代のI氏は家の天井にはしごをつけたり、登攀不能のフェースと同寸法のフェースを家で製作し、日々研鑽に余念がない。今年、人口壁のスクールに入り、また一段とムーブが美しく無駄がなくなった。
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