オータムリーフの部屋

残された人生で一番若い今日を生きる。

かぐら・みつまたスキー

2012-03-08 | スキー

今シーズン最後のスキーに行って来た。今回はクライミング仲間とである。強力な雨男・雨女がいたと見えて、3日間雨模様。中一日だけ滑って後は飲み会・・・・3月はこんなときもあるのですねえ。来年からは天気を見て直前予約で行くしかないと思う。
かぐら・みつまたは今回初めてだが、また行きたいとは思わなかった。みつまた・かぐらは狭く、みつまたは初級者用、かぐらは中上級者用だが、動いていたリフトは二本だけ。かぐらの上まで行き林間エキスパートコースを一度だけ滑れたのはラッキーだった。今回唯一のハイライトコースだった。晴れたら素晴らしい展望が望めると思う。田代の方は初級者コースばかり、中上級者も数本あるようだが、リフトの1/3は止まっていた。
しかし、泊まった民宿は連日30人以上のお客さん・・・・昔からのなじみ客が多いらしい。
3月の平日でも「明日行きますから、よろしく・・・」では空き部屋がなくて泊まれない場合もあるとか・・・・
民宿「三清」は3人以上なら割引価格で6500円、私にはボリュームがありすぎて1/2食べるのがやっとだった。本当の民宿と言う感じで一人客でも寛げそうだ。

おそらく、樹間をすり抜けて非圧雪バーンを雪煙をあげて滑ることができる上級スキーヤだけが味わうことのできる醍醐味がかぐらの魅力なのだろう。

今シーズンは7回のスキー旅。滑降延べ日数は21日。来年は法事があるので北海道スキーを楽しむつもりだ。


ホワイトワールド尾瀬岩鞍

2012-03-03 | スキー

ホワイトワールド尾瀬岩鞍は開設30数年。良いのはバブルがはじけるまで・・・この20年間は苦難の日々が続いている。今シーズンついに西山エリアを節電のためと称して閉鎖してしまった。確かにこの客の入りではリフトの電気代も出ないだろう。首都圏から近く、雪質もよく、天気もまずまずの尾瀬岩鞍はホームゲレンデにしたいスキー場だ。斜面もいろいろそろっていて練習バーンには最適だ。今回購入したビデオカメラの試し撮りも兼ねて、パートナーとともに清秋を謳歌した。スキーは一番末永く継続できるスポーツのような気がする。かっこよく滑れば、まるで若者のよう・・・・中身がオンボロでもわからない。今シーズン利用した「よしの山荘」はリーズナブルな価格で温泉かけ流し・食事も良い。今回はたった三人の客だったが、食事の質は落ちていなかった。スーパーシニアの男性客もここを常宿にしているとのこと。相模原から運転してきて疲れも見せず、華麗なフォームで颯爽と滑っていた。

 2012年3/20、尾瀬岩鞍で上村愛子選手とファミスキ体験できると言うことだ。午前中はお子様のモーグル教室!午後には「家族対抗!雪上運動会」。上村選手の華麗なモーグル演技が見れるかも。


石打丸山初すべり

2011-12-28 | スキー

石打丸山に2泊3日で行ってきた。3日間生憎の天気。失敗だった。
新幹線で行く場合は宿だけ予約すればよいから、天気が確定してから行くのが良さそうだ。家を6:30に出ると、9:30に湯沢に着く。上越国際やガーラ、石打なら接続がよければ、10:00には現地につける。1泊2日で十分である。
スキーだけが目的なら、新幹線で行ける近場がいい。

冬休みに入ったせいか、子供連れのファミリーが多かった。1‐2月のスキーシーズンに向けて足慣らしは完了。雪はたっぷり、雪質もよいから、今シーズンのスキーは楽しみである。去年、震災で3/13から予定していたルスツ・ニセコをキャンセルしたことが思い出される。戦後生まれの私達団塊の世代はいい時代に生を受けたものだとつくづく思う。戦後の高度成長の時期に青年壮年期を迎え、退職まではどうにか経済も持ちこたえた。生活も豊かになり、技術革新も進み、信じられないほど便利な世の中になった。

安定した老後も・・・と思いきや、未曾有の震災と原発事故に見舞われ、今後どんな苦難が待っていることか・・・・

チリの落盤事故で生還した33人のうち、一人だけPTSD(Posttraumatic stress disorder) を逃れて、健康な精神を保ち続けた男性がいる。牧師という職業を通して備えていた「サバイバー・パーソナリティ(生存者の人格)」に注目が集まっている。過酷な状況下で揺るぎない信仰心を貫き、困難な状況も試練と捉え、生かされていることに感謝して日々を過ごしたという。仲間たちを常に励まし、ユーモアを忘れなかったという。ユーモアは、事を楽観的にとらえたり、注意力を集中して気づきの力を高め、あらゆる状況に適応することを促す作用があるという。そう言えば、「127時間」のアーロン・ラルストンも常にユーモアを忘れなかった人物だ。 

 トラウマを克服することがいかに大変であるかを考えれば、トラウマに免疫を持つ者のメカニズムを知り、「サバイバルスキル」として習得することで、トラウマへの耐性を高めておくのが得策だ。重力を一生研究し続けても、飛べるようにはならない。トラウマを克服しても、その人が幸せになれるとは限らない。それよりも、幸せで、トラウマに強い人に、そのメカニズムを学べばよいわけだ。
 感謝、ユーモア、信念、目的意識が幸福感につながるということだが、言うは易く行うは難し・・・・なかなか凡人には習得が難しそうである。


上越国際スキー 2/6-8

2011-02-09 | スキー





上越国際スキー場にはじめて行って来ました。
上越国際駅前からゲレンデが広がり、結構広いスキー場でした。「湿雪の悪雪」と言う評価はEastエリアのもののようです。2月だと言うのに、朝から雨が降ったり、午後になるとシャーベット状、朝はガリガリのバーン。ところが、リフトを乗り継いで、NorthやWestに行くと理想的な雪質で驚きました。これだけ天候や雪質が異なるバーンが混在するスキー場は珍しいのではないでしょうか?特にWestの雰囲気は気に入りました。Northにあるしるこ茶屋もスキー場のレストランとしてはぜひ利用してみたいところです。合掌作りの民家を移築したような建物でテーブルや椅子も大きな材木を切って製作したもの。雰囲気がとても良い。

ボーダーの若者が多いゲレンデなのにスキー場に流れている曲はビートルズを中心とする60-70年代に流行したもの。これはちょっと違和感ありました。寂れた物悲しい感じがして元気がなくなりそうです。若者の好きな騒々しい音楽の方が若者文化の只中にいるような気がして良いかな?と思いました。ボーダーのウェア、変わりましたね。派手派手の配色が一般的でしたし、お下げの付いた可愛い毛糸の帽子を男の子がかぶっていたのは少々驚き。股下の短い不恰好なパンツも見かけなくなりました。初心者のスキーの若者も集団でやってきてましたね。外国人は見かけませんでした。

上級者のこぶバーンはたった1箇所だけ。あとは殆ど初級者コースです。1泊2日の足慣らしに最適なゲレンデだと思いました。

今回は3月のニセコに備えてパートナーの足慣らしに付き合いました。いつものようにスキー場ではぐれました。先に行ったパートナーをすぐ追い越して滑りましたが、それと気づかないパートナーは上の方で私を待つこと10分。未だに自分の方が数段うまいと思っているらしい。年をとると新しい現実を認識するのには時間がかかるようです。

上級者の講習風景をリフトに乗ってる間、見学しました。中級者との違いはスピードですね。外向外傾姿勢はある程度ハイスピードでなくては取れない。上半身がぶれないでまっすぐフォールラインに向き、足だけが左右に振り出される美しいフォームにうっとり。しかし、ここも自己申告で上級者と認定しているようで、講師にぶつかる下手な生徒も・・・・
自分のフォームは見えないのでかっこよく滑っていると間違った認識を持っているんでしょうね。

正しく自己を認識するのはなかなか難しいものです。


斑尾高原スキー 1/24-27

2011-01-29 | スキー


1月下旬、3泊4日で斑尾高原スキーを楽しんだ。
今年で2回目だが、良質の雪が多く、深雪の練習にはもってこいだった。
S氏によると、60代の今、まだまだうまくなれるという。
まだ、下手なのでうまくなれる幅は残っていそうだ。

S氏はここ数年の精進でカービングターンを身につけ、若者風の溌剌としたフォームで鮮やかに急斜面を滑り降りる。
ベテランシニアが「カービングターンは競技用の技術でスピードが出すぎるから」と技術習得をしり込みする中、S氏はいち早くカービングターンのマスターに取り組み始めた。1級保持者であるS氏が新技術をマスターするのはなかなか大変だったようだ。でも、その苦労を乗り切れたのは「今までの旧技術では限界を感じていた。より楽により美しく、を目標に技術を向上させるにはどうしてもカービングスキーの特性を最大限に生かした新技術の習得が必須だった。」と言う。

何でも上達しているときは楽しい。ある段階までくると上達するのは困難を極める。一般的にはそこで諦めるか、人に教えたり、アフタースキーを楽しんだりと、楽しみ方が変わってくる。若いときから、研究熱心で技術の向上に余念がなかったS氏は70代を目前にしても自分の信念を貫いた。立派である。

私事では今年、外向外傾姿勢の感覚がつかめてきた。山側荷重を意識して曲がろうとすると、後傾では不可能で自然に外向外傾にならざるを得ない。この感覚を確かなものにして定着させたいものだ。

深雪については極度の後傾になって、今にも尻餅をつきそうな格好で滑っている。道は遠い・・・・・。


彩雲が美しかった。