北海道新聞2008.10.22.朝刊のコラム記事にオーストラリアのゴミ問題が掲載されました。書き手は水越有史郎さん、もしかして生活情報誌DOMOの水越さんかも。
どさん子 世界から
ごみ最多汚名返上を
オーストラリア 水越有史郎
今夏、シドニー日本クラブが歌手の加藤登紀子さんを招いてコンサートを開きました。加藤さんは国連環境計画(UNEP)親善大使を務め、環境保全地域の視察に訪れました。シドニーでのコンサートは十七年ぶり二度目で、今回は環境保護団体への募金を募りました。
コンサートで加藤さんは「オーストラリアは環境保護に熱心で、意識の高さを感じた」と話してくれました。しかし、オーストラリアは「人口比で一人当たりのごみの量が世界で最も多い」といわれ、広い国土のためか、ごみは埋め立てで、分別収集も徹底されていません。
一方、毎年三月の第一日曜日を「クリーン・アップ・デー」として、全国で環境美化運動が展開されています。道路端や公園、海辺のごみを拾ってきれいにする日で、毎年約八百万人がボランティア活動に参加します。
最近ではショッピングにエコバッグを持参する買い物客も増えてきました。汚名返上となるのでしょうか。
◇みずこし・ゆうしろう紋別出身、札幌育ち。
1982年からシドニー在住。日本語情報誌の出版杜役員。ビザ・コンサルタント。54歳。
どさん子 世界から
ごみ最多汚名返上を
オーストラリア 水越有史郎
今夏、シドニー日本クラブが歌手の加藤登紀子さんを招いてコンサートを開きました。加藤さんは国連環境計画(UNEP)親善大使を務め、環境保全地域の視察に訪れました。シドニーでのコンサートは十七年ぶり二度目で、今回は環境保護団体への募金を募りました。
コンサートで加藤さんは「オーストラリアは環境保護に熱心で、意識の高さを感じた」と話してくれました。しかし、オーストラリアは「人口比で一人当たりのごみの量が世界で最も多い」といわれ、広い国土のためか、ごみは埋め立てで、分別収集も徹底されていません。
一方、毎年三月の第一日曜日を「クリーン・アップ・デー」として、全国で環境美化運動が展開されています。道路端や公園、海辺のごみを拾ってきれいにする日で、毎年約八百万人がボランティア活動に参加します。
最近ではショッピングにエコバッグを持参する買い物客も増えてきました。汚名返上となるのでしょうか。
◇みずこし・ゆうしろう紋別出身、札幌育ち。
1982年からシドニー在住。日本語情報誌の出版杜役員。ビザ・コンサルタント。54歳。