とあるダイバー関連の勉強会。
いままで男性脳と女性脳・・的な話を多く聞いてきたが
確かに・・と感じたのが、世代脳?の違い。
ドラマで話題の昭和と令和の違い。
その裏で注目なのが生まれ育った時代環境で脳の構造が違うということ。
いわゆる「デジタルネイティブとの違い」を「脳の構造の違い」に置きかえている。
例えば新規得意先の開拓。
昭和ビジネスで言えば 何度も電話してアポイントとる。回数で勝負する営業たち。根性論。価格勝負。
できる営業は手紙を書き、その会社を自分なりに分析をして訪問時にそれが刺されば仕事となった。
令和ビジネスで言えば問い合わせ先にメールするだけ。返信来たら訪問する。確率論。
それなり営業はその会社のIR関連を調べ、自社サービス・製品との相乗効果を提案する。質勝負。
できる営業は「自らの成功事例とその効果分析」を明確に提案している。独自化。
昭和は情報もツールも少なく自ら考えて動きながら答えを「探す」時代。
令和は情報もツールも豊富でその中から効率的に答えを「出す」時代。
この違いが
昭和から見た令和時代の部下は「言われたことしかやれない。少しは自分で考えて欲しい」
令和から見た昭和時代の上司は「最初に(方法など)答えから言ってよ。無駄なことさせないで」
となる。
今の時代に求められるのは令和のビジネスだ。昭和世代はそこを理解する必要がある。
今は昭和世代が会社の中枢に(のさばって)いるから令和が「???」だけど、10年もすれば完全に令和ビジネスに移行する。
昭和と令和のGAPが顕在化してきているのはその転換期のはじまりなんだと思う。
是非、時代を担う令和時代を生き抜く皆さんに新たな時代を切り拓いていってほしいと思う。老兵は去るのみ??
ただ1点心配なのはAIをはじめとする技術進化の中でもとめられるのは「ヒトしかできないスキル」。
それは奇しくも昭和時代のビジネスで必要だった「スキル」のような気がしてならない。
あの時代に盲目に奮闘したあの経験はきっと貴重であると思う。(私は信じたい・・・)
だからこそこれからの時代は両者が互いに違いを理解し合い、互いの強みを見いだし協働で何かを創出していく時代ではないでしょうか?
日本が再び世界で輝くことができるのか。そこにかかっているではないかと私は感じている。