先日社内開催したダイバーシティセミナー。
アットテーブル全員で講師の方からその社会背景と必要性について学びました。
その講義の中で人口動態や女性の就業率・共働きの率・男性の育休取得率など数字のテストがでてきました。
職業柄、その類の数字は常に把握しているのですが
「男性の家事参加率」「出産時の女性の退職率」については間違えてしまいました。
みなさんどれくらいだと思いますか?是非、調べて見てください。
私は男性の家事参加5割、女性の退職率3割と回答しました。
私の周りの男性の多くは家事を分担しているし(自分と比べ本当感心します)
グループ含め周りの女性もほぼ出産後も仕事を継続しています。
私の周りの同質性も考慮し、割り引いて回答しましたが,それでも結果は違いました。
日頃から戒めているのですが、結局自分の周りを基準に考えてしまいました。
こういう無自覚な思い込みは多々あると思います。
トレンド情報なんかはまさにそうだと感じます。
自分の感覚や自分の周りの動向だけを基準に思い込み、世の中とズレてしまい使い物にならないケースが多々あります。
優れたマーケッターとは自らの感性・スピード感を世の中全体を俯瞰で捉えた上で使い分けができる人だと私は思います。
そうでないマーケッターは一方的に自分の基準・感性だけで語るので周りに響かないのでしょう。
自らも改めて戒め直す出来事でした。