あしたの食卓を創るブログ

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10周年合宿

2014-10-04 10:02:48 | 日記・エッセイ・コラム

創業10周年を契機にあらたな10年、NEXT10を考えるために箱根合宿を行いました。

コンサルの鈴木先生に入ってもらい研修として

今までの10年を振り返ることと課題抽出、それらを踏まえた会社のこれからを考え

そのなかで自らのキャリアプランについても考えて、行動計画策定を行ってきました。

今回ある想いがあり、私自身は決して意見・反論しないと決めて行きました。

というのも創業以来、苦しくても辛くても何とかしなきゃと、

皆に厳しく接し、どんなに嫌われても、お手本にならなくてはと行動してきました。

そして正直、このブログに書いてきたように

なんで自分はこんなに努力して成果を残しているのに、周りは・・思うようにならないのか

とより一層腹立たしく、くやしい日々を悶々と過ごしてました。

ですが最近はその原因にうっすら気づいてました。

この10年のアットテーブルの事業は私が挑戦し成し遂げたかったことで

社内の皆がやりたいこととはズレが生じていると。皆は必ずしもベンチャーではないと。

またそのズレから皆が意見すると、「俺は正しい」と論破してしまっていました。

簡単に言えば「俺より努力しているのか。俺より仕事できるのか」と脅して仕事させていた。

先日の経営者セミナーで「社員はやらされる仕事と自分で決めた仕事の成果は6倍違う」

と言われました。その時私はハッとしました。まさに皆に「やらせていた」だけではないかと。

その時に「次の10年は皆が自分で決めて仕事をする会社」でないといけないと思いました。

社内の皆が「自らの行動を自ら決め自ら実行する」ことが重要だと感じていました。

そしてそのような風土を構築し、実践するために合宿を計画しました。

そして合宿でこの10年を振り替えってもらうと、想像以上の厳しい声が発せられました。

ここまで自分の理念や施策は伝わっていないのかと悲しいを通り過ぎ脱力しました。

不思議と怒りはありませんでした。

むしろ申し訳なく、全ては自分のこの10年の行動の結果であり、虚しさだけでした。

ただ、次の10年を考えてもらい発表してもらうと、皆の表情がかわり

積極的に自らやりたいことを発表していました。私は自分のやりたいことを押しつけて

いたのだなと改めて感じました。そしてこれからの行動計画を皆が自らたてました。

どれも積極的に改善に取り組む意思が感じられました。

やはり「自分で決める」ということがどれほど大事であるか実感しました。

今回の合宿の目的はおおよそ達成できたと感じました。

私自身は色々な思いがあります。でも一度全て飲みこみます。

これから行動に移さなくてはなりません。そのためには

①皆が自らたてた行動計画を尊重すること

②将来への取り組みは最大限支援すること

この実行から始めたいと思います。