良く聞く言葉。
「楽しんで仕事できればいい」
猛烈な違和感を覚えます。
できればいい・・・自分はそこまで真剣に仕事しなくて良い、と私には聞こえます。
その一方会社は継続的に利益を残さねばならないし
周りを見渡せばその利益のために猛烈に頑張っている人もいるはず。
所詮、その人たちの頑張りの上で甘えさせてもらっているのです。
勿論、頑張るのは時間ではありません。中身です。
会社の利益を残すために「本当の仕事」をしているのかということです。
本当の仕事とは「楽しんで」できるものではないと思います。
創造の苦しみ、競争の苦しみ、失注の恐怖などを常に伴うものです。
真剣な努力の積み重ねが達成された時、唯一楽しいと感じるのでは。
仕事は苦しみ9割、楽しさ(達成感)1割だと私は思います。
本当に、その言葉を聞くたびに失望します。
人それぞれの人生ですから私は口を出しませんが
自分が会社に誰よりも貢献している確信がない限り、口に出すべきではないと感じます。
むしろその恵まれた環境を支えてくれている「誰か」に感謝するべきでしょう。
*ちなみに弊社では殆ど耳にしたことはありませんので、誤解なきよう・・・