あしたの食卓を創るブログ

おいしい笑顔を未来へ紡ぐため頑張っています!

アットテーブルとは

2008-12-02 13:04:31 | 日記・エッセイ・コラム

先日とある記者さんの取材を受けました。

その中で「様々なデータを駆使する」的なところに関心を持っていただいたのですが

申し上げたのは「データだけでは何も見えない」ということです。

確かに我々は各種データに基づき企画立案を行いますが、データに基づき

この時期食卓にラーメンが年間1位で登場するし、POSも好調だからラーメンを・・・だけでは

何の企画提案ではありません。

世の中の空気とデータの「ギャップ&チャンス」を見出す能力が必要だと考えています。

例えば

・内食志向で家庭の食卓にはマンネリ感が蓄積されています。

・男性が料理に興味を持つ傾向が顕著になってきています。

・子供はお父さんの作る料理が好きで、かっこよいと感じています。

こんな空気を感じて、前述のラーメンを提案するのであれば

「休日開店!お父さんのラーメン屋さん」というような休日の新たな食シーンを提案する

手作りラーメン企画を立案する。そのような知恵の部分こそが重要なのです。

データだけでは意味がありません。過去の結果があるだけです。翻訳者が必要です。

時代混沌、先行き不透明な今こそ「食」の提案を通じ社会に貢献すること。

それこそが我々の使命だと強く感じています。