「 京大芸人 」 菅 広文

　　　　　　　　　　「　京大芸人　」　菅　広文

　　　　　　　　　　　　　　　　

美容室の先生に「　最近読んだんですが、面白かったですよ！　」と、勧められ図書館に申し込んでいました。
作者は吉本の「　ロザン　」の菅さん。　相方の宇治原さんとコンビで活躍しています。
お二人のことは、詳しくは知りませんでしたが、菅さんは、見た目の可愛い子で、宇治原さんはクイズ番組を見て、頭のいい人、と言う印象で見ていました。

お昼から読みだして数時間で読めました。
中学時代から高校で宇治原さんに出会うまでと、芸人になると決め、そのための進路と、お互いの受験勉強の方法や、生活。
宇治原さんは一発京大合格で、菅さんは一浪の末、大阪府立大学に合格するまで。
二人で吉本のオーディションを受け続け、やっと合格してコンビでデビューするまでを書いています。
お互いが全く違う性格と、勉強方法でツッコミ満載。　読みやすい文章で面白く読みました。
　
さらりと書いていますが、2人とも、ものすごい勉強家で努力家で、感心させられました。受験生は大変だな。　勉強が好きでないので尊敬します。
生まれながらの頭の良さと、それができる環境もあると思います。

京大に合格して、将来有望の宇治原さんが、芸人になるとわかった時、お父様やお母様が戸惑われたのも分かる気がします。
菅さんのお母様が、「　どんなところに就職しても、先のことはわからないので、ええやん！」と、言われたのにも一理あり。

東大を出て、クイズのタレントされている伊沢拓司さんも、勿体ないなと思いますが、それも人生。彼なら、なんとか世間を渡っていけるでしょう。
私は、東大王を卒業して、医師になった水上颯さんのファンでしたが。

続編の「　京大少年　」も出版されているので、また、申し込んできます。

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