アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

〈重要〉油絵最終テストその14

2022-06-13 03:00:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 先週は水曜に制作できず、昨日の日曜の制作となりました。

 中発のF6号4枚の制作ですが、ここへきて、この手法が失敗だと気づきました。4枚とも画面全体が中間の調子で塗られているんですが、どうもこれが都合が悪い。

 ここからいくらでも修正は可能なんですが、それじゃあ新しい描き方の確立にならない。そこで仕切り直しします。

 せっかくなので4枚のうち、ドラクロワの「おうむと女」だけは模写を継続。他3枚は、軽く白で画面全体を塗り潰し、まだ下の絵が透けている状態ですが、この上から新しい絵を描きます(画題未定)。

 後発のF6号のカンバス張りは明後日の水曜に行い、これが最終テスト本命になります(画題は再度「おうむと女」の予定)。

 問題の解決方法はわかっていて、調合溶き油は3種類を用意し、制作最初期のテレピンと合わせて、4種類を使う。つまり制作が大きく分けて4段階になります。そして白の使い方は確定的にしないこと。

 厚み、厚みと、白による画面の厚み出しに気を取られすぎてしまいました、反省。


 付)これじゃあ、今年は公募展への一般出品は中止でしょう(それどころじゃないよ)。

 注)塗り潰したF6号3枚ですが、この上に描くのはいいんですが、厳密な最終テストになりません。この3枚は準最終テスト扱いです。

 蛇足)「油彩人物連続模写(小品カンバス19)その13」(2020-04-22 の記事) で始めた模写2枚は中止になってます。

 それがこちら(右の模写は実際は黄土色がかった画面です)。


 ついでなんで、模写再開するかもしれません(単なる気まぐれです)。

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