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Ramble On...

豪州日記&よしなしごと Since 2005/6/16

銀行事情

2005-07-25 22:39:18 | 豪州関係
こんなこと書いても誰の参考にもならないんだが、脊髄直撃で今日も書きます、豪州事情。

銀行は、Commonwealth銀行、ANZ銀行、National銀行、St.George銀行という大手4つくらいしか存在しない。
これは、メルボルンだけじゃなくて、豪州全体ね。
地銀とかいうコンセプトは当然無い

ATMは一応24時間で他行のカードも使える(くどいようだが、他行といっても3つくらいしか無い…汗)。

あまりに筐体やインターフェースがしょぼいので(鉄の塊という感じ。海外旅行する人ならお馴染みのアレです)、

オンラインじゃなくて、夜間バッチなんじゃねーの??

という疑惑があったんだが、こっちのユーザーに聞いてみると、一応引き落としとかがリアルタイムで反映されるらしいので、オンラインっぽい。
ユーザーによると、ATMが故障してたり、落ちてることはしばしば。サービス・レベルは日本よりは当然低い。

あと、こっちの銀行システムで特記すべきは、EFTPOS(えふとぽす)という、いわゆるデビット端末の普及率かな。日本でも一時期あったけど、はやらなかった奴です。

スーパーに行って、キャッシュカードをちらつかせると端末を出してくれて、ATMと同じ暗証番号を入れると、それで支払い完了。
そして、手元に現金が欲しいな、と思ったら、「100ドル分のキャッシュアウトお願い!」と言うと、支払い金額+100ドルを口座から引き落として、100ドルを現金でその場でもらえるという、
レジのお姉さんをATM代わりに使ってしまう(可用性低め)
システムなのである。

これ結構便利ね。

というわけで、日本の超高級ATMシステムに慣れきった我々でも、あまり不便を感じず日々お金の管理できます。



オーストラリアの日本人(その1)

2005-07-16 18:14:05 | 豪州関係
最近、おーじーと「オーストラリアの(メルボルンの)アジア人について」興味深い会話をしたので、書きます。
本人のプライバシー保護のために、北海道弁にしてあります。

俺:「街にアジア人があふれてることについてどう思う?」
お:「んだなー、最初は結構いやだったかな。なんかほっといたら街中がアジア人になっちゃう気がしだな。」
お:「あと、彼らは自分たちとは違うんだっつう固定概念があったかな。」
俺:「んで?」
お:「大学に行ったらアジア系の人が半分近くいっから、知り合いがどうしてもできるんだな」
お:「そうしたら、"なんだ自分らと一緒だな"ということに気づいた」
俺:「で、今はどう思うわけ?」
お:「んだなー、全然気にならないかな。唯一気に入らないのは、ベトナム人街があって、そこの移民はベトナム戦争中に来た人たちなんだけっども、彼らは溶け込もうという努力を一切しないのさ。」
俺:「というと?」
お:「英語を喋ろうとしないし、自分たちの街を作って英語を喋らなくてもいい環境を作ってるから、交流する機会がまったく無い。というか作ろうとしない。ありゃーいただけねぇね。」
俺:「じゃあ君は大学でアジア人と交流する機会があったからいいけど、そういうチャンスが無い、たとえば田舎の人たちなんかは、君が最初抱いてたようなあまり良くない印象を持ってる人たちがいるってことね」
お:「そうそう。そのとーり。」

とどのつまりは、程度はひどくないにせよ、やはり人種差別的な感情は一部残ってるみたい。

メルボルンは自称「多文化シティー」なので、市長は中国人だったりするのだが(英語ほとんどしゃべれないらしい)、これも一部の人は冷ややかな目で見てるのが実情っぽい。

ただ、日本人に対しては割と良い印象を持ってる人が多い。
ハードワーキングで、まじめでおとなしく、頭が良くてカメラを首からぶら下げてる(古っ)というのが一般おーじーの印象みたい。

まぁ、今のところ嫌な目にあったことが無い俺の印象としては、人種差別はあって当然。
あとはどこまで許容できるかっつー点だね。

実際にそういう目に合ったことのある友達(インドネシア人)とかも、「まー、しゃーないっしょ。」的なコメントだった。
こっちに居て得られるメリットとデメリットを推し量った結果、それでもメリットが多いから居るんだろうな。

この話の続きは、また今度機会があったら書きやーす。

いじょ。

ビリヤード事情

2005-07-14 14:13:21 | 豪州関係
いろいろビリヤード場を見て回ったんだけど、スヌーカー・テーブル(馬鹿でかいやつ)と、ミニ・スヌーカー・テーブルしかみつからない。

ミニ・スヌーカー・テーブルは、Daikeienでお馴染みのプールテーブルと大きさはほぼ一緒なんだが、ポケットが小さく、なおかつポケット周りのクッションの角度が急なので、難しい。

しかも、ボールのサイズが、いつも使っていたものよりも一回り小さいので、同じ9Ballや8Ballをやろうとしても、はっきり言って難易度がめっちゃ高いです

スヌーカー・テーブルには、ポケットに落ちた玉がレールを伝わって1箇所に集まるという仕組みがなく、各ポケットにネットがついているのみなので「これ面倒くせー」とかぶつぶつ言っていたんですが、難易度が高くてなかなかゲームが終了しないので問題ないです

ビリヤード場の兄ちゃんに聞いたところ、
「ははーん、それはアメリカ式プールのことだな?残念ながらそいつはこっちじゃポピュラーじゃねーんだな」
とのこと。

今のところ、1箇所だけプールテーブルがある場所を見つけたけど、1台のみ。
残りの10数台はやっぱりミニ・スヌーカー・テーブルですた。

うーむ。仕方ないからスヌーカー・テーブルで修行するか。

ちなみに、プレイ人口は日本と同じくらいかな。
そこまでポピュラーな遊びじゃないです。アジア人とおーじー半々くらい。

自分のキュー(ビリヤード師匠からの頂きもの)を持ってきたよ、と大学の友達に言ったら「アホじゃねーの?」「プロ?」「マスターと呼ばせてくれ」等言われました。
マイ・キュー持つのって、アメリカと日本くらいなのかなぁ。

ラウンドアバウト

2005-07-11 22:13:03 | 豪州関係
また車ネタですいません。

日本にはあまり無いけど、ラウンドアバウトという仕組みがあります。

交差点で、信号は必要ない程度の交通量しかない場合、ラウンドアバウトという日本で言う小さいロータリーのような円状の道が敷設されます。

んで、時計回りの一方向で、自分の行きたい方向へ抜けていくというわけ。
これは、信号敷設するよりも安上がりだし、なおかつ結構安全なので、結構いい仕組みだと思う。

唯一知らなかったのが、右に曲がりたい場合(図中で①のポジションから②のポジションへ抜けたい場合)、①のポジションに居るときから右ウインカーを出しながら、矢印に沿って②に抜けていかなければならない、ということ。



日本だったら、①のポイントで左にまず曲がるのだから、まず左ウインカーを出して、そして②の道に入るときに再び左ウインカーを出すのだが、それはご法度らしい。
理由は「他の車を混乱させるから」だそうで。

右ウインカー出しながら左ハンドル切る方が混乱を招くと思うんだが…。

自動車事情。

2005-07-06 22:01:08 | 豪州関係
とりあえず高いです。何がって、車体本体が。
感覚としては、新車で1.5~2倍、中古車で2~3倍な感じ。

たとえば俺が乗ってたインテグラ丸目4灯の90年代前半モデル(つまり10年落ち)で、いまだに150万とか眠いこと言ってます(日本では5万円から~(涙))。

っつーわけで、わたくしの予算(30万以内)に収まる車といえば、ホンダなら80年代の車(車の歴史本で見れます)、トヨタならかろうじて90年代初頭のカローラなんかが買える程度…。

つーわけで、車をゲットすることはしばらくなさそう。

ただし、車をゲットしてからは安い。
税金は無いようなもんだし、車検も必須じゃないし、家の駐車場はほとんどタダ。
街の駐車場は有料だけど、スーパーとか映画館に行く分にはタダという感じ。

ガソリンは、日本とほとんど変わらない。リッター5~10円安いかな。

本当は俺の車持込みたかったんだけど、次の理由で却下…。

・法律的に個人輸入はムリ(これが一番でかい…)
・輸入車や改造車は、保険屋がいやがる(俺のは両方に該当するので、まずムリ。)
・速度を落とすためのでこぼこが街のいたるところにある(俺の車の車高じゃあ1日と持ちますまい)

というわけで、しばらくは電車通学…(ToT)。

最近覚えた豪英語

2005-07-04 22:26:12 | 豪州関係
(括弧内は米英語)

車のトランク :boot (trunk)
投げる/捨てる :chuck (throw / toss)
ゴミ箱 :bin (trash can)
電気のコンセント :power point (electricity outlet)

例:
それ、トランクに突っ込んどいてくれる?
 (米)Can you toss it in the trunk?
 (豪) Can you chuck it in the boot?
わからんて…。

ネットワーク事情・・・。

2005-07-03 23:20:43 | 豪州関係
思ってたよりも、ネットワーク事情きびしいねー。

今日やっとこさスーパーマーケットに行って、20ドルで20時間のダイヤルアップ・アクセスを購入したわけだが、それですら探すのに苦労したよ。

購入したキットには変なCD-ROM、そしてパスワード付きのパンフレットが同梱されておる。
CD-ROMを挿入すると、あやしいオリジナル・ブラウザが起動して勝手にどこかにダイアルアップで接続し、名前などの個人情報を入れろと聞いてくる。
どうせHTTPSじゃないんだろーなーと思いながら情報を入力し、最後にパンフレットに書いてあるパスワードを入力すると、Windowsの「ネットワーク接続」のところにモデム接続のアイコンが1個できてる。ふ~む。

ここまでたどり着くのに15分。
こっちが知りたいのはアクセスする電話番号とID、パスワードだけなんですが…。

で、やっとこさ無事接続。


聞いたことには、たまに家にセールスマンが来て「今ADSLに入ると安いですよ」という話が回ってくるらしい。
そのタイミングでADSLに加入すると割と安くブロードバンドが享受できるらしい。

オーストラリアでは、ADSLは百科事典の訪問販売並みにマイナーってことですな。凹。

いずれ落ち着いたら加入を検討しやす。

タバコ事情・・・。

2005-07-03 23:18:55 | 豪州関係
オーストラリアはタバコにめっぽう厳しい国だ。
前々から知っていたけど、やっぱり厳しい。

喫煙場所でタバコ吸うとき、一緒に吸ってる豪州人に聞いてみることには、
Anti-social(非社会的)な行為
として煙たがられるのだそうだ。

マルボロが1箱8ドル(約700円)なので、金持ちの娯楽か、金が無いのに捻出してタバコ買うくらいイっちゃってる奴しか吸わないというわけ。
で、どちらにしても印象悪いってわけですな。なるほど納得。