午年です。大きく飛躍の年、今の景気を吹き飛ばしましょう。

孫の純大も今年で2歳、とっても可愛いです。孫の話に季節の花、グルメなど今年もがんばります。

泣いた、笑った、秋華賞

2009-10-18 22:11:01 | Weblog
京都競馬場で行われた牝馬のクラシックレース、秋華賞競走を見に行ってきました。
絶好の競馬日和、GⅠレースとあって大勢の競馬ファンで身動きも取れないくらいです。
着くと同時に9レースと11レースの馬券を買って、ゆっくりと場内をぶらぶら、ベストフォトを撮るべく立ち位置を物色します。
きょうは家内のデジカメでテスト撮影、どんな写真が撮れるか楽しみです。
9レースは、⑯→⑦→⑫の順でゴール前まできましたが、ゴール前で⑦が⑫に交わされて3着、残念ながら外れてしまいました。
7440円、ほんとにもったいないことをしました。
着差はクビ、もうちょっと踏ん張ってくれればと悔やんでも仕方ありませんね。

確定を待たず、パドックへ足を運びました。
秋華賞までは1時間以上ありますが、今からベストポジションを確保しておかないと、とっても入り込める余地はありません。
案の定、10レースのパドックが終わっても、まったく人は動きませんでした。
それでもうまく柵のところにもぐりこんで、出走各馬の出てくるのを待ちます。
3時も5分を回ったころ、先頭の馬が姿を現しました。
一斉にカメラのシャッターを切る音が、聞こえ始めました。
目の前に来たところで、デジカメにスイッチを入れました。
ところがところが、出てくるはずのレンズがすぐに引っ込んでしまいます。
”あちゃ~、やってもうた!”
もう後の祭り、「電池を新しいものに換えてください」の表示・・・電池切れです。
そういえば家を出るとき家内が、”電池が少なくなってる”っていってたけど、まさかこんなに早くなくなってしまうとは思っても見ませんでした。

万事休す、しばらく各馬の気配を見てパドックを後にしました。
気配の良かったのは④⑤⑩⑫⑭⑯⑰の7頭、3冠を狙う③ブエナビスタは内々をやけに大人しくみえました。
内に秘めた闘志か、それとも2冠馬の貫禄か、ちょっと判別し難い状態でした。
発走まで20分あまり、急いで串カツでビールを流し込み3階スタンドへ陣取りました。
いままでは近くで写真を撮ろうとラチ沿いで観戦してましたが、久しぶりのスタンドも全体が見渡せてとってもいい眺めです。

定刻になり、スタンドから一斉に手拍子が鳴り始めました。
GⅠレース独特の雰囲気、いやがうえにも気分は高鳴ります。
レースは⑥⑰⑩が引っ張る流れ、断然の1番人気の③は中団を⑤レッドディザイアを見る形で、その後ろに⑫ブロードストリート、最後方を④ミクロコスモスが追走する形となりました。
4コーナーではちょっとごちゃつく場面も見られましたが、早めに抜け出した⑤とこれを追う③のデッドヒートがゴールまで続きました。
結果はハナ差、⑤レッドディザイアが先着、電光掲示板には⑤ー③ー⑫の数字が点滅しています。
ところがいつまで経っても、「確定」のランプがつきません。
掲示板には「審議」の文字、場内が一層ざわつきはじめました。
15分、長い長い審議の末、③ブエナビスタが⑫ブロードストリートの進路を妨害したということで3着に降着、⑤→⑫→③の順で確定しました。
スタンドは悲鳴と怒号が入り混じり、大変な騒ぎでした。
2440円が4640円に、どちらでもいいようなものですが、なんとも後味の悪い秋華賞でした。
騎乗していた安藤騎手は実行4日間の騎乗停止、来週の菊花賞も再来週の天皇賞も乗れないなんて、ほんとうに気の毒ですね