きょうで11月もおしまい、毎日が早いです。
月末は支払い日、もう?というくらい支払日が早いです。
このごろは、零細企業?にはお金も回ってきません。
「金は天下の回りもの」って真っ赤な嘘っぱち、お金が手前でユーターンしてるようです。
息子のスタジオも今年で6年目、もうそろそろ日の目を見てもいいはずなのに、商売の神さんあっち向いてます。
といっても遊んでいるわけではありません。
この時期は宝塚の女優さんにバンド関係から美容室の関係まで、毎日なにがしか予約が入ってるようです。
だけど家賃と電気代と駐車場の賃貸料払ったら、なんにも残らないんです。
今朝も金策に汲々、銀行口座の残高の確認をして歩きます。
”足らんかったらすけてな”、家内へのお願いです。
売り掛けは嫌というほどあるんです。
指定日にきっちり入金があれば回転するんです。
息子も、やっとこのごろその意味が分かったみたいで、先月あたりから未納のお知らせ出すようになったんです。
入金してくれるのをじっと待つだけ、「私撮る人」では商売にはなりませんものね。
根っからの技術屋さん、会計は親任せでは先が思いやられます。
自分の小遣いも稼げないようでは、先々どうして飯食っていくんでしょうね。
”お父さん、3件入ってたよ”、息子の弾んだ声です。
先週あたりから未収のお客さんへ電話して、月末には入れてもらうようにお願いしてるようなんです。
”きのうの撮影分も入金しておいたし・・・”、滅茶苦茶な進歩です。
任せっぱなしの月末の支払い、ちょっとだけ責任の一端が見えてきたようです。
それでも足りませんが、幸いネイルの原料の代金、社長さんのご好意でさっそく入れていただいて、なんとか支払いも間に合いました。
やれやれです。
人を育てること、わが子となるとなおさら難しいです。
だけど難しいだけでは、なんにも始まりません。
有言実行、ひとつひとつ着実に成果を上げていって欲しいです。
幸いなことに、いままで見向きもしなかったアイデアも提案してくるようになりました。
不幸中の幸い、今まで少なかった対話も積極的にしてくるようになりました。
少しずつ、責任も感じ始めてるようです。
①撮影→修正→納品→代金の回収、②企画・開発→提案→需要の掘り起こし、やることいっぱいです。
人を雇ってまでは難しい現状、すべては自分自身が動かなければいけません。
せっかく志を持ってはじめた事業、親としてなんとしても成功させてやりたいです。
経営と育成、時間をかけて教えていますが、思った以上に金と根気がいりますね。
あんまり思いつめたら、病気になってしまいます。
ここは気分を変えて、花でも眺めましょう。
秋のバラはあまり好きではありませんが、労災病院のバラはほんとに綺麗です。
毎日、おばさんたちが手入れ、やっぱり手塩にかけて育てると、花もそれに応えてくれるようです。