「故郷を遠きにありて思い」たかったり
「夜行の帰省バスで郷愁にふけ」ったり
してみたい パーフェクトジモティの私。
2年前にどっぷりお仕事させていただいた「愛南町」には
ちょっとばかし思い入れがあります。
ここ1年は東方面にかかりっきりで、
足が向いていなかったので久しぶりにいってみた。
かつては「南レクレジャー開発」でにぎわった町が
近ごろは「日帰りカツオ」や「御荘ガキ」などで全国的に羽ばたこうとしています。
高速を降りてからまだまだ距離があるけれど、
そのディスタンスも魅力のうち。
マリンスポーツのメッカでもあり、
グラスボートに展望タワー、紫電改など見どころ満載。
内海と外海を持つ地形は、豊富な海の幸を楽しませてくれます。
中でも好きなところ。
「外泊地区」は石垣で作られた集落。
漁師の二男、三男が、本家を出て自分たちの住まいを作るために
山を開拓して出た石を積んで作り上げたそうです。
平地が少なく、雨量も乏しいこの地では
米等の作物もできにくいけれど、
細い道、桶で水を運んで芋などを作ったそう。
なんと気骨のあることよ。
お勝手の窓は海向き。
台所仕事をしながら、お父ちゃんの船が帰るのを待つ
そんな姿が思い浮かびます。
お昼時、数少ない飲食店はどこも満員で
観自在寺近くの小さな「大樹」って店に行ってみた。
「チーズハンバーグ定食」800円
どっかで「ハンバーグ」と「煮込みハンバーグ」を混同しちゃった感はあるものの、
デミソースにおぼれそうなハンバーグ、うまし!
ツレのエビフライ定食1000円は、
15センチオーバー、プリップリのエビ3本で
「これが普通なら『ジャンボエビフライ定食』はどんなんやろ」
と思わずにいられない逸品でした。
日帰りの「帰省ごっこ」でございます。
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