あすかパパの色んな話

日々の暮らしの中で思ったことを書き込んでいきます。
今までのように写真、競馬の予想、スポーツネタも続けていきます。

この時期は・・・

2010年12月14日 20時28分51秒 | その他の話題
12月のこの時期は何かと飲み会が続きます。

先日は職場の忘年会が有り、一段落と思いきや今週土曜日も

学校関係の飲み会が入ってしまいました。

ん~断わりゃいいのになかなか断れないんですよねぇ~

次週25日は有馬記念前夜祭という事で、競馬仲間の大予想会。

昨年もその会のおかげで、美味しい馬券獲らせて頂きましたからね。

今年も参加の予定です。とにかく、仕事も忙しい時期だし体調だけは

気を付けないといけませんね。


欽ちゃん、引退するんですねぇ~

2010年12月13日 12時34分23秒 | 野球
タレントの萩本欽一氏が衰退しているアマチュア野球界を盛り上げようと

立ち上げた茨城ゴールデンゴールスの監督を勇退するようですね。

企業チームの相次ぐ廃部で、社会人野球の行く末を危惧した欽ちゃんが

これではいかん!!と自ら資金を出資、スポンサー探しもして立ち上げて

六年目での監督勇退。有る程度チームも軌道に乗ったという事なんでしょうかね。

でも、もうチョット、野球界を盛り上げて貰いたいと感じるのは私だけでは

ないはず。後任には、片岡安祐美内野手が兼任という形で引き継ぐみたいですね。

まぁ~彼女も女子の野球のレベルでは高いレベルで居るみたいですし、ま、チームの

顔としては適任なのかもしれませんね。後はチームとして都市対抗やクラブ選手権

での好成績を期待したいですね。茨城ゴールデンゴールスの今後に注目です。

サンスポより

欽ちゃん涙の勇退「120%楽しんで終えた」


選手から感謝の気持ちを込めて胴上げされた萩本欽一監督。ファンからは「今までありがとう」「やめないで~」などの声が飛び交った

チャリティーマッチ(12日、平塚)欽ちゃん、夢をありがとう-。社会人野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」で6年間監督を務めたタレント、萩本欽一(69)が12日、神奈川・平塚球場で行われた米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(30)率いるチーム「サムライ」とのチャリティー試合を最後に勇退した。大粒の涙を流した次期監督の片岡安祐美内野手(24)に、「きょうから55番つけてくれ」と自身の背番号55を託した。

「欽ちゃん、また戻ってきて~」。1万2000人のファンの温かい声に、萩本の目からホロリと涙がこぼれ落ちた。

 2005年のチーム創設以来楽しい野球を目指してきた。試合中はマイクパフォーマンスで盛り上げた。06年に所属選手の不祥事で解散危機もあったが、支えになったのはファンの声。「野球を120%楽しんで終えた。ありがとう」と感謝した。

 この日、球場には長年ラブコールを送り続けてきた女優、吉永小百合(65)から労いの手紙と花束が届けられた。

 欽ちゃんは「いろんな言葉を冗談のように言いました。小百合さんに来てほしいと言ったら、手紙が届きました。大リーガーと野球できたらと言ったら、大輔君が来てくれました。ユニホームを着たら、野球がとてもとても楽しいってことに気付きました」としみじみ。

 13日には、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~金曜前8・0)に3時間生出演し、熱い思いと試合の舞台裏を語る。


観客動員数伸び悩む J1定着へ前進(5・完)

2010年12月13日 12時13分52秒 | サッカー

伸び悩んだ観客動員。最終節鹿島戦も空席が目立った=天童市・NDソフトスタジアム山形

「コアな(熱心な)ファンは増えている。後は、新しい客層をどう増やしていくかになる」。さいたま市で行われた第28節浦和戦。台風14号の接近にもかかわらず、アウェーのスタンドに詰め掛けた山形サポーターは約2000人。1-0の勝利に沸く客席を見詰めながら、あるクラブ関係者がつぶやいた。

 昨季に続き関東近辺の試合では、山形サポーターが大挙して押し寄せた今シーズン。胸を張れるような動員力を示した一方で、物足りなかったのがホームゲームだった。全17試合で平均入場者数は1万1710人。J1初年度だった昨季(1万2056人)を下回る結果に終わった。

 今季、前売り時点で完売したのは第3節浦和戦、第13節仙台戦の2試合。昨季は1万5000人以上を記録した鹿島戦や新潟戦では、天候や開催曜日が足かせになり、思うような動員を図ることができなかった。対戦相手の人気に左右される傾向は変わらず、第5節広島戦や第24節湘南戦では7000人台にとどまった。前年以上の白星と順位を勝ち取り、スローガン通り「前へ」進んだチームとは対照的に、観客動員では後退した格好だ。

チームを運営する県スポーツ振興21世紀協会(川越進理事長)は、いくつかの誘客策を打ち出した。夏休み期間中のホームゲーム全3試合を観戦できる「オリジナルペナント付きセット券」の販売をはじめ、第32節京都戦では「山形県民応援デー」として大幅に値段を下げて前売り券を販売した。だが終わってみれば伸び悩み、開幕前に掲げた平均1万5000人には遠く及ばなかった。

そんな中、熱心に応援する人の輪は確実に広がっている。山形サポーター側のゴール裏は、常にチームカラーの青一色に染まるように変化。川越理事長は「(熱心なファンは)着実に増えたと思う。中にはシニア世代の夫婦も多い」と話す。年間を通して全試合観戦可能なシーズンシートは売り上げを伸ばし、昨季の2123枚に対し、今季は3553枚に増えた。

川越理事長は「いろんな仕掛けをして、観客を増やす努力をしなければならない」。小中高生の無料招待、対象者が割安でチケットを購入できる「市町村応援デー」の周知徹底を強化し、新規ファンの獲得につなげたい意向だ。

 天童市の県総合運動公園内にある練習場は、今季も大勢の見学客で埋め尽くされた。小林伸二監督は「随分変わった。見られると(選手は)集中するからね」。ここ数年のチームのレベルアップは、日ごろのファンの存在が無関係ではないと強調する。「スタジアムではテレビでは見えない部分をのぞける。試合前のサポーターの応援だったり、チームの大きな旗が掲げられたり…」と小林監督。スタジアムに凝縮された魅力を幅広く伝え、観客動員の向上につなげていくこと。それは来季、J1・3年目を戦うチームに大きなエネルギーをもたらすはずだ。


香川は何処に・・・

2010年12月13日 06時31分54秒 | サッカー
いや~香川伸二選手の勢いが止まりませんねぇ~

11日のブレーメン戦で今季8得点目をマーク。

何か、マンチェスターユナイテッドが移籍に向けて調査しているとか

そんな噂が出てるみたいですが、ホントなんですかねぇ~

移籍が実現すれば凄い事なんですが、試合に出れるのか?チョットねぇ~

もう、一シーズンドイツで頑張るのも良いのでは?

サンスポから

香川、今季リーグ8点目!チーム得点王だ


勝利を決定付けるゴールに、香川はMFベンダー(手前)と抱き合って顔をクシャクシャにした

ブンデスリーガ(11日、ドルトムントほか)ドルトムントの日本代表MF香川真司(21)がブレーメン戦(ホーム)にフル出場し、後半25分にリーグ8得点目を決めた。欧州リーグを含めて公式戦11ゴールで、移籍1年目としては中田英寿氏がペルージャ時代の98~99年に記録した10得点を抜いて、日本人最多となった。チームは2-0で勝った。

手がつけられない。止められない。決めたのはまたも香川だ。

 1-0で迎えた後半25分。MFブラシュチコフスキが右サイドを突破すると、相手DFをかわし右足シュート。GKが弾いたところに飛び込んだ。目の覚めるような左足ボレー。FWレバンドフスキの頭をかすめゴールに突き刺さった電光石火弾に、ホームスタジアムは歓喜の渦だ。

 「枠に飛ばすのは難しいけれど、集中して打てた。オレのゴールにならないだろうな、と思ったけど、(アナウンスで)自分の名前が呼ばれたときは鳥肌が立ちました」

 「アシスト」ではなく「ゴール」と判定されたのもその勢いゆえ? これで出場16試合で8得点。チーム最多得点に並んだ。

 ヒデを超えた。欧州リーグの3得点を合わせ、公式戦11点。欧州主要リーグの移籍1年目としては、中田英寿氏がペルージャ時代にマークした10点を抜いて最多記録だ。

 観客席には仲のいい日本代表DF槙野智章(広島)が応援に駆けつけていた。2歳年上、1学年上にあたる“兄貴分”。ブルーの日本代表ユニホームに身を包んで応援した槙野の期待に応えた。

 前後半を通じ、豊富な運動量で有効なスペースを作った香川の躍動をエンジンに、これでチームは7連勝。勝ち点を43まで積み上げ、独走態勢に入った。

 ウインターブレークまで、残すは欧州リーグ1次リーグ最終節・セビリア戦(スペイン)とリーグ戦1試合。ドイツでもうひと暴れし、来年1月のアジア杯(カタール)に向け、ザックジャパンのエースとして堂々凱旋(がいせん)する。


大物の予感

2010年12月12日 17時19分14秒 | 競馬の話題
阪神ジュベナイルフィリーズ、人気通りレーヴディソールが勝ちましたね。

レース見ていましたが、スタートは良くなかったのですが、福永裕一騎手も

慌てる事もなく道中も自分のペースで走ってましたね。あれだけのスローペース

でも掛る事もないですからね。馬も頭が良いのかとにかく大物感を感じる

レース振りでした。ブエナビスタと同じ厩舎ですからね。後釜が出来た感じ

じゃないですかね。来年の牝馬クラシックはこの馬中心に動いて行くんでしょうね。

期待のもう一頭、ダンスファンタジアは掛り過ぎましたね。初の遠征も影響

したのか?馬がまだ幼い感じですね。ただ、血統も良いですしこのまま終わる

ような馬ではないと思うんですがね。藤沢厩舎の巻き返しに注目して行きたいですし

今後もこの馬を見て行きたいですね。

サンスポより

【阪神JF】ディソール無敗の2歳女王!


阪神ジュベナイルフィリーズで優勝したレーヴディソール=阪神競馬場

第62回阪神ジュベナイルフィリーズ(12日、阪神11R、GI、2歳牝馬国際、芝1600メートル、18頭)福永祐一騎乗のレーヴディソール(栗東・松田博資厩舎)が断然の1番人気に応えて快勝した。タイムは1分35秒7(良)。2着は4番人気ホエールキャプチャ(美浦・田中清隆厩舎)、3着には8番人気ライステラス(美浦・和田正道厩舎)が入った。

 スタートはわずかに出遅れたレーヴディソールだったが、道中じわじわとポジションを上げると、直線に向いてから豪脚を発揮。あっという間に先頭に立つと、2着に1/2馬身差をつけて快勝した。

 07年トールポピーとの姉妹制覇を狙ったアヴェンチュラ(栗東・角居勝彦厩舎)は4着。2番人気でダンスインザムードの初仔ダンスファンタジア(美浦・藤沢和雄厩舎)は9着に終わった。ディープインパクト産駒初のGI挑戦となったリトルダーリンとオースミマイカの2頭は11着、14着に終わった。

 レーヴディソールは父アグネスタキオン、母レーヴドスカー、母の父Highest Honorという血統。兄弟に09年青葉賞を勝ったアプレザンレーヴや、阪神JF2着のレーヴダムールがいる。通算成績は3戦3勝で重賞はデイリー杯2歳Sに続いて2勝目。福永騎手は02年ピースオブワールド以来の2勝目、松田博師は08年ブエナビスタ以来の2勝目となった。



第62回阪神ジュベナイルフィリーズ予想

2010年12月12日 14時28分54秒 | 競馬予想
今年もGⅠレースも残り3レースになりました。

今週、来週は苦手の二歳GⅠ戦。ホント苦手というか、競馬始めて

とにかく当てた記憶が無いですね~

それでは予想です。

◎ レーヴディソール

○ ダンスファンタジア

▲ ホエールキャプチャ

△ マイネイサベル

△ ライステラス

△ アヴェンチェラ

注 リトルダーリン

メンバー的に見ても比較的堅いレースなのかな?と。

まぁ~実際、そう考えていても意外と伏兵が現れるのがこのレースの

特徴ですが、今回はどうなんでしょう?上位三頭が中心だとは考えています。

環境整備徐々に改善 J1定着へ前進(4)

2010年12月10日 06時36分43秒 | サッカー
やまがたニュースオンラインより


県総合運動公園第3運動広場の新グラウンド。徐々にだがハード面の改善は進んでいる=6月

全国的に記録的猛暑に見舞われた今夏。多くのクラブでスタジアムの芝生の悪化が問題になる中、山形も例外ではなかった。長雨が重なって芝生の根が焼けて枯れ死し、一時は土のグラウンドのような状態に。自然の猛威にさらされた格好だが、練習場などの環境整備、維持の重要性を再認識するシーズンになった。

 戦いの舞台をJ1に移した2009年以降、チームを取り巻くハード面の改善は徐々に進んでいる。その1つが練習場(天童市の県総合運動公園)。県のチーム支援の一環として、運動公園第3運動広場の拡幅工事が行われている。これまでは天然芝グラウンド1面の施設で、これをもう1面増設する計画(来年春完成予定)。6月に部分完成し、その際に“初蹴り”した選手からは「足首への負担が少ない感じがする」などと好評で、小林伸二監督も「パススピードを意識したボールがけれて、キックがうまくなる」とうなずいた。

 また昨年4月にはチーム専用の筋力トレーニングルームも設置された。県総合運動公園の指定管理者「やまがたスポーツパーク」がバックアップ。公園内にある屋内多目的コートの倉庫を整理して“スペース”を提供、チーム側が器材を搬入して筋トレ施設に仕上げた。これまでは運動公園にある一般客と同じ施設を利用していたが、より練習に集中して取り組めるようになった。

 J1の他クラブのレベルには及ばないにしても、一歩ずつ改善が進んでいる状況。今後の課題は質の向上か。例えば今春、運動公園内にある「サッカー場」の芝生の全面張り替えを行ったが、猛暑と長雨の影響で完全に“ダウン”した。想定外の天候に悩まされたのは事実だが、やまがたスポーツパークの担当者は「排水設備を増強し、水はけを良くしなければならない」と原因を分析する。

 このため、シーズン当初、練習場としてサッカー場と第3運動広場の併用を想定していたが不可能に。第3運動広場の旧グラウンドを集中的に使用せざるを得ず、芝生を養生できずにコンディションが悪化した。昨季までの懸念材料だった、けがを誘発する危険性は最後までなくならなかった。ある主力選手は痛めた足首が癒えた後も練習中に足元に神経を使わなければならず、コンディション維持に苦慮しているのが現状だ。

 やまがたスポーツパークは、来年以降も猛暑が続くことを想定し、スタジアムと練習グラウンドの維持管理を従来以上に徹底していく方針。2年連続でJ1残留を果たすなど、チームは確実なレベルアップを遂げている。その成長に後れを取らず、促進させるような周囲のサポートが「J1定着」には不可欠だ。

斎藤祐、いよいよ

2010年12月10日 06時33分33秒 | 野球
日本ハムからドラフト一位指名を受けていた早稲田大学の

斉藤佑樹選手が度派手な入団会見をしたみたいですね。

ニュースで見たのですが、記者会見でのトークを見ていたのですが

意外とお笑いのセンスもあるんですね

背番号も18番とエースナンバー。球団の期待もそうですが、ファンの

期待もかなり高いでしょうね。今は人気先行みたいですが、野球でも

実力を発揮して活躍して欲しいですね。

サンスポより

佑ちゃん、投げたプロ1球!見せた「18」!


斎藤がすがすがしい表情で“プロ第1球”を投じた

佑ちゃんが、北の大地に上陸だ!! 日本ハムのドラフト1位、斎藤佑樹投手(22)=早大=が9日、空路・札幌入り。同市内のホテルで契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で正式契約を結んだ。札幌ドームで行われた入団発表の会見では、8000人の観衆の前で18番のユニホーム姿を初披露。さらにセレモニーではマウンドから記念すべき“プロ第1球”も投げ込み、北海道のファンに猛アピールした。

真新しい背番号18のユニホームに袖を通した。その瞬間、斎藤に向かってスタンドからシャッター音が響いた。会見後のセレモニーでは、斎藤がマウンドに立ち、梨田監督が構えるミットめがけて直球を投げ込んだ。「5分の力で投げた」という110キロ前後の高めをついた“プロ第1球”に、札幌ドームのボルテージが最高潮に達した。

 「札幌ドームでの第1球なので緊張しました。マウンドの印象? 投げやすそうですね」。その目は輝いていた。

 午前中に空路・札幌入りし、市内のホテルで正式契約を結んだ。そして本拠地で単独入団会見に臨みファンと対面。会見では斎藤が、自ら切り出した。

 「まず始めに言わせてください。4年前の2006年、夏の甲子園で駒大苫小牧との試合がありまして、北海道民の方は嫌な気持ちで(自分を)迎えたんじゃないかと思っています。マイナスからのスタートですが、頑張りますので応援よろしくお願いします」

 東京・早実3年の2006年、夏の甲子園大会決勝で破ったのが北海道・駒大苫小牧。「敵とみられていたと思いますが、味方と思われるようにしたい」と話すと、8000人の観衆から温かい拍手が送られた。

 さらに驚異的な集客力も証明した。2003年12月、メジャーから日本球界に復帰した新庄剛志氏(38)の会見(札幌ドーム)に訪れたファンは約2000人。今回はその4倍を記録した。

 会見に同席した梨田監督は「先発でやってほしい。(来季開幕ローテで)決めているのはダルビッシュ、武田勝、ケッペル」と明言。残り3枠を八木、オビスポらと争う斎藤は「そこに入れるようにしたい。優勝メンバーになれるよう頑張ります」と開幕ローテ入りを目標に掲げた。

 ついに甲子園で激闘を演じた楽天・田中と同じ舞台に立つ。「(田中は)プロで活躍している大先輩。同世代の活躍はずっと見てきたし、早く追いつけるように頑張りたい。他球団の18番にひけをとらない投手になりたい」と未来予想図を描いた。

 最低気温は氷点下3度。入団発表の模様は、北海道内ではNHKを含む全6局が生中継した。5時間にわたり、放送する局もあるなど雪が舞う札幌を熱くしたニュープリンス。斎藤がもっともっと北海道を熱くさせる。

あと一歩は決定力 J1定着へ前進(3)

2010年12月09日 12時01分27秒 | サッカー
やまがたニュースオンラインより


チームトップの10ゴールをマークしたFW田代有三。山形の攻撃を支えた=第32節京都戦、天童市・NDソフトスタジアム山形

今季、山形がリーグ戦34試合で奪ったゴール数は「29」。昨季の「32」を下回り、全18チームで最も少ない数字だった。試合内容には一定の手応えをつかみながら、最終的には“決定打”を欠いて苦しんだ。

 今季、J1初年度以上にボールをつないで攻撃を組み立てるプレーを徹底した。DFからボランチを経由してサイドに展開するなどパスワークで局面を打開。昨年よりもワンランク上の攻撃を目指し、守備一辺倒に陥る場面はなかった。「今季、上位に勝つことができたのは、積極的に前に行けたから」と小林伸二監督。逆転勝ちした第25節G大阪戦(2-1)に代表されるように、徐々にではあるが、攻撃には展開力が備わった。

 一方、「あとはゴールだけ。そこからは精度の問題になる」-白星を逃した試合後の記者会見でほぼ毎回、小林監督が口にした。クロスをゴール前に供給しながらパスの出し手と受け手の呼吸がなかなか合わず、シュートミスもあって逸機を重ねた。第24節湘南戦(1-1)、第31節磐田戦(0-0)など、押し気味に戦いながらも勝ち点3に手が届かない試合は多かった。

 得点力不足と言えばそれまでだが、冷静にチームの“立ち位置”を考えると、別の見方もできる。多くのクラブでゴールを奪う作業を担うのが強力な外国人選手。同じような補強や、選手の確保はJ1最低ランクの経営規模(今季は約13億円)の山形には難しい。今シーズンの「29得点」は、特定の誰かに依存することなく、全員が力を合わせて地道に積み上げたもの。今季の11勝中、1-0で競り勝ったのが7試合。粘り強く最少得点で勝利を収め、ある意味で“らしさ”を披露したといえる。

 発展途上のチームをけん引したのが、J1鹿島から期限付き移籍で加入したFW田代有三。山形の総得点の3分の1に当たる10ゴールをたたき出した。開幕当初はフィットせずに苦しんでいたが、徐々に周囲との連係は改善。シーズン終盤には、「鹿島にいたころは誰かが点を取って勝っていたが、山形では僕が(好機を)外すと負けることが多い。中心(選手)としてやる責任を感じている」と自信を口にした。

 ゴール数を増やすことは来季の明確な課題。一般的な“特効薬”は補強になるが、山形の場合、今季の戦い方を熟成させていくことが現実的な解決策になりそうだ。小林監督は「もう少し個のレベルを上げ、J1に慣れていく。まだ(J1)2年目の選手がたくさんいるので、慣れてさらに上達してくれればいい」と見据える。

システム転換、奏功 J1定着へ前進(2)

2010年12月08日 21時53分34秒 | サッカー
やまがたオンラインニュースから


新システム4―3―3で攻撃の軸となったMF増田誓志=第13節仙台戦、天童市・NDソフトスタジアム山形

今季のチームにとって転機が訪れたのは、5月の第12節新潟戦だった。先制しながら後手に回って失点を重ね、終わってみれば1-3の完敗。この試合を境にシステムは慣れ親しんだ4-4-2から、新たな4-3-3へ切り替わることになる。「なぜ変えるか。前からプレスを掛けるにはどうしたらいいか、ということ」(小林伸二監督)。

 山形の4-3-3システムの場合、中盤の2人が高い位置にポジションを取る。FW3人と合わせ、計5人が前線から分厚いプレス網を構築していく。積極的にボールを奪い、そして攻撃へとつなげていく戦い方。さらには中盤の3人が流動的にポジションを取り、基本的にはMF佐藤健太郎のワンボランチだが、時にはMF秋葉勝、MF増田誓志の2人が下がり「トリプルボランチにもなる」(小林監督)。手堅い守備ブロックの形成も可能になった。

 新たな試みはチームに刺激をもたらし、導入して間もないころ、佐藤健は「新しいことにチャレンジしているので、自分の幅も広がると思う。楽しいというか、自分のためになる」。新潟戦後、南アフリカワールドカップ開催により、リーグ戦は約2カ月間中断された。その間のヤマザキナビスコ・カップ、酒田キャンプで浸透を図り、リーグ再開初戦となった第13節仙台戦で3-1で快勝。ライバルに打ち勝って自信を深めると、以降、この4-3-3がベースになった。

 この中で輝きを放った一人が増田だった。「いかに誓志を前で使うかを考えた方が面白い」(小林監督)。4-3-3の導入は、攻撃センスに優れた増田を高い位置で起用し、得点力を高める狙いもあった。仙台戦でリーグ戦初先発した増田は、以降、けがや出場停止を除いたすべての試合で先発に名を連ねた。開幕当初はベンチを温める機会が多かったが、一気にチームの中心選手へ。第19節横浜M戦でチームを3連勝へと導く決勝点をアシストするなど、要所で存在感を示した。

 小林監督が指揮を執り始めた2008年以前から、チームの基本システムは4-4-2。これまでの蓄積を生かし、第27節清水戦や湘南との天皇杯3回戦では4-4-2の布陣を敷くなど、対戦相手やチーム状況に応じて柔軟に戦った。J1・2年目のチームが増やした選択肢は、来季を戦う上で貴重な財産になりそうだ。