めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

イブは静かに…

2018-12-24 15:35:00 | 日記
 今日はクリスマス・イブです

 チキンもケーキもまだ、用意してありません。

 娘の好物だったチキンだけは焼こうと思っていますが・・・

 今夜は静かに過ごそうと思っています。


 ふと、娘の最後のクリスマ・イブを思い出しました。

 彼女が、友だちと交わしていたmixiのつぶやき日記がパソコンに残っています。

 私が淋しくないようにとの配慮からか、お婿さんがまとめてデーターを送ってくれました。

 
 2012.12.24 「クリスマス・イブ」

 一泊外泊許可が出たので、先週からーの土曜日から今日の夕方まで帰宅し、一足早いクリスマス。

 ケーキは今年もエコールクリオロ。ホールは二人で食べきれる自信がなかったのであえてカットケーキ。

 セレブモンブランは中にメープルシロップのゼリーが入っていて下のナッツのさくさく感とのハーモニーが絶妙。

 レアチーズケーキは、なめらかでチーズの風味がしっかり。

 どちらもとても美味しゅうございました。

 
 食事の方は、ランチに買い物のついでに池袋西武のたいめいけんで期間限定のトリュフ風味のクリームソースのオムライス。大人の上品なオムライスでした。

 
 夜のメインは近所のスーパーの自家製ローストビーフ。

 試食したら凄く美味しくて衝動買い。

 久々に肉らしい肉を食べました

 
 今日は病院に戻る前にリトルマーメイドでシュートレインをゲット。

 夜勤の看護師さんが、出勤前にケーキを買おうとしたら買えなかったと残念そうだったので、一切れおすそ分けしました。

 買って置いて良かった
                          


 食いしん坊でグルメだった娘らしいエッセーです。   

 余命半年を告知された娘、前向きに抗がん剤治療に専念し、入退院の合間には友だちとコンサートに行ったり、買い物したり。

 2013年3月末の彼との沖縄旅行が最後になりました。

 半年と言われて1年近く頑張りました。

 芯の強い娘で愚痴もこぼさず、職場復帰の思いも最後まで捨てませんでした。

 今夜は、やはり、ローストビーフとケーキを用意しましょう

 もうすぐ、月命日でもある娘の誕生日ですし。



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
MerryX'mas (ひさへ)
2018-12-24 17:15:15
時間と共にasakawayukiさんの悲しみの形
は変わったかもしれませんが、
asakawayukiさんはずっと悲しみと共に生きているのですね。
心情お察し致します。

6年前に父を亡くしています。
私は亡くなるのを事前に知っていました。
なので、私は止める事が出来たと思うのに。
未だに悲しいです。

重い内容で失礼しました。
返信する
asakawayukiさんへ (のびた)
2018-12-24 20:37:55
生涯 消えることの無い親としての苦悩 お察しします
静かなクリスマスイブが 適しているように思えます
私の姉 50歳 弟33歳 亡くなっときの歳ですが母は十字架を背負って生きているようでした
それでも 時には笑顔を見せて凛として生きていました
どうぞ 一日一日をご主人と共に感謝してお過ごしください
返信する
想いは同じ (asakawayuki)
2018-12-24 20:45:58
ひさえさんへ

ひさえさんのお父様への想いは痛いほど分かります。
私も、77歳で逝った父のこと、ずっと心に抱えてまいりました。
お医者様から余命告知を受けていたのですが、父に知らせませんでした。
20年以上経った今でも、父を想うと切なくなります。
娘にも何もしてやれませんでした、後悔ばかりです。
人の命は尊くて重いですね。
黄泉の国へ旅立った大切な人、想ってあげることがご供養になると或る人から言われました。
私が父や娘の元に行くまで二人の笑顔を思い浮かべて生きていきます。時々、悲しみの水底に落ち込みますが、これも生きている故ですね。
ひさえさん、お父様との楽しい思い出と笑顔を思い浮かべて下さいな。
上手く言葉に出来なくて済みません。

ひさえさんの才能にいつも敬服し、ウフッと笑わせて頂いて癒やされています。
ありがとうございます。

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ひさへさん、ごめんなさい (asakawayuki)
2018-12-24 20:52:20
ひさへさんへ

失礼をお詫びいたします。
お名前を間違えて済みません。
私、生まれつきそそっかしいのです。
返信する
こんばんは (asakawayuki)
2018-12-24 21:03:36
のびたさんへ

静かなイブです。
ローストビーフとケーキを買ってきました。
ケーキ屋さんの前は長蛇の列でしたが娘のために並びました(*^O^*)

妹さんと弟さんはお若くして天国に旅立たれたのですね。
お母様のお気持ちを思うと・・・
言葉が見つかりません。
娘が逝って5年、いつも近くにいて私たちを見守ってくれているような気がいたします。
バカなことをしでかすと笑われているような。
娘に心配かけないように気を張って生きています。
励まして頂き、ありがとうございました。

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年月の違い (chidori)
2018-12-24 23:02:07
いつも思います。yukiさんの娘さんへの思いの深さ。
私はなんと薄情な母だろうかとも。

でも57年前逝ってしまった。8日だけの命は、はるか遠くのおとぎの国のものがたりです。

抱っこも授乳も許されなかった、その時はとても辛くて悲しくて泣いて過ごしましたが、今は医師の配慮夫の配慮を
ありがたく受け止められます。

まだ5年しかたってないのですね。私ももしかしたら、数年間は自分を責めていたかもしれませんが、そのことすら忘れています。「子どものことを話題にしない」これも夫が決めたことでした。
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静かなイブです (asakawayuki)
2018-12-25 00:14:39
chidoriさんへ

静かなクリスマスイブです。
お互いに天国の子供のことを思ってい過ごしているのですね。
57年前、chidoriさんの深い悲しみは想像も出来ないほどのものだったことでしょう。
決して薄情ではございません。
「子供のことを話題にしない」とは、
ご主人様のご配慮だったのでしょうね。

亡くなった子の歳を数えるとはよく言われますね。
私には、47歳の年よりも若く見える娘のままです。
自分たちだけが老いて行きますが、娘に生かされているように思われます。

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