めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

母の日に思う

2021-05-09 21:07:55 | 日記

毎日、同じ内容のブログ。

ただ、休まずに更新しているだけのマンネリブログ。

自分でも、ちょっと嫌気がさしてきて休もうかなって思ってしまいます。

でも、日記代わりのブログだから、別に新鮮なネタがなくても良いかと居直る私もいます…

という訳で、本日も独りよがりブログを更新します。

 

今日は母の日。

娘が逝ってから、母の日が寂しくなりました。

子供たちから母の日をお祝いしてもらったことは私の大切な宝物です。

 

私は10歳で生母と別れていますから、母の愛をよく知りません。

色々とありました…

語ればドラマの脚本が書けるほどです。

母は享年64歳で逝きましたが、周りの方のお話によるといつも置いてきた私のことをよく話していたそうです。

お嬢さん育ちの母は、母性に欠けるところがある人でしたが、母なりに私を慈しんでくれたのでしょう。

戦後の物のない時代、母手作りの刺繍入りのワンピースや手編みのセーターを着ていると周りの人によく褒められたものです。

それなのに、私は、捨てられたという思いで、長い間、母を心の中で頑なに拒否していたのです。

いまにして思うと、もっと優しく母に接してあげればよかったと思うことです。

まさに、後悔先に立たずです。

母に心から感謝していることは、終戦を中国の新京で迎え、女手一つで四歳の私と一歳半の弟を連れて

命からがら日本に引き揚げてきたことです。

商社マンだった父は現地召集、終戦と同時に家族の許に戻ってきましたが、ソ連兵に捕まり、シベリアに抑留されたのです。

厳しい抑留生活を送り、ボロボロになって復員しました…

その後も色々ありました…

 

 

今日はお隣さんから頂いたカーネーションを部屋に飾って母の日をしみじみと過ごしました。

 

ブルーと黄色の花に元気をもらう

 

コメント (7)
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