山形県鶴岡市あさひむら観光協会ブログ♪

名峰月山と朝日連峰に囲まれた大自然が残る旧朝日村。六十里越街道、伝説の魚が棲む大鳥池などの魅力をたっぷり紹介します!

黄金色にかがやく「砂川の乳銀杏(ちちいちょう)」

2020-11-23 20:44:29 | あさひむらは今

令和2年11月23日(月・祝)勤労感謝の日。肌寒い1日になりました。とちのみ特派員です。

鶴岡市朝日地域の里山でも、いよいよ晩秋の風景が広がっています。
今の時期に見ごろを迎える「砂川の乳銀杏」の色づきはどげだあんべだが(どんな感じなのか)…急に方言がでたところで…さっそく取材です
 
☆砂川の乳銀杏(ちちいちょう)
「砂川の乳銀杏」には、昔、八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)が、前九年の役の時、安部貞任(あべのさだとう)を追ってこの地に来て陣を張り、銀杏の実を植え八幡様を祀ったという…それが成長したものがこの乳銀杏である、という伝説があります。
 
この大銀杏は、高さ約27メートル、幹周り約8.7メートル、樹齢500年以上といわれる山形県下最大の銀杏の木です。
根に近い幹から垂れ下がった木根(きこん)があることから「乳銀杏」といわれています。
 
さて、モノトーンの風景にひときわ目立つ黄金色・・・
砂川の乳銀杏(ちちいちょう)は、ちょうど見ごろでした
 
 
ほんの1週間前は、辺りの山々の色と変わらない色づきでしたが、アッという間に色づいていました。
 
色づき始めると、遠くからでも「はっきり」と見ることができます。
 
 
 
砂川の乳銀杏は巨木なので、一般的な銀杏の木より色づく時期が遅くなるようです。
☆過去ブログで取材していますのでごらんください。→乳銀杏(ちちいちょう)見頃です!(2011年11月25日)
 
 

建物の屋根も地面も、銀杏の黄色いじゅうたんで埋めつくされています。

ちょうど見ごろを迎えた、黄金色に輝く「砂川の乳銀杏」の様子をお届けしました。

とちのみ特派員が小さい頃、この「砂川の乳銀杏」の葉が黄色く色づき、やがて落ち葉となるころには、本格的な冬が来る(根雪になる)、と祖母から教えられたものです。

暖冬の時は、12月に入ってもイチョウの葉が青々としていたことがありました。

●場所:山形県鶴岡市砂川

●交通

 車:山形自動車道 庄内あさひICより 県道349号線利用約10分 鶴岡市街より約30分(中砂川バス停留所より徒歩3分)

◎乳銀杏は砂川(すながわ)という地区にあります。庄内あさひICより県道349方面へで約5分程走ると前方に姿を現します。周りには住宅がありますので、住民の方にご迷惑にならないように眺めてください。車の往来がありますので車にも十分気をつけてくださいの~

☆新緑・紅葉ポイント(あさひむら観光協会ホームページ)

この「砂川の乳銀杏」は、旧朝日村で作られた「郷土かるたあさひ」でも取り札として描かれています。

過去ブログで「郷土かるたあさひ」について書いています冬晴れに雪化粧した「月山」を眺めて・・・

「年輪が歴史をきざむ乳いちょう」

旧朝日村で育った子供たちには、おなじみの言葉ですの。

郷土かるたで好きな取り札は、今でもしっかりと記憶に残っているはずです

さて、来週末の天気予報にマークがつき始めました。

冬に向けて、一段と気を引き締めて過ごしていきたいと思います。とちのみ特派員がお届けしました。せば、まだの~


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