商工ローン大手のS○○Gによる貸し剥しが話題となっています。
約定通り返済しているにもかかわらず、突如一括返済をせまったり
連帯保証人に請求したりと、かなりきわどい事をしているとの報道であります。
正直、ここまでするとは驚きです。
これはサブプライムローン問題(リーマンブラザーズの破綻)による資金調達の困難や
不動産価格の下落、貸金業法の改正(上限金利の引き下げ)が原因としてあげらていますが、
この会社を追い詰めている最大の原因は貸金業法の改正ではないでしょうか。
これは話題の会社のみならず、高金利の消費者金融業界全体を含めた
大きな動きなのですが、多重債務者問題への対策の為に29.2%までだった金利を
15~20%へ引き下げるといった改正内容でした。
じつは1999年頃にも同じような改正があり40.004~29.2%へ引き下げられたのですが、
法改正された結果、引き下げらた利率を補う為に一人当りの貸し出し額が増やされ
多重債務者の借金が増えました。
今回は同じ事にならないように一人当たりの貸し出し限度額を規制する様ですが、
厳密に審査がなされて貸し出しが行われるのか、甚だ疑問であります。
業界が同じ規模を維持しようとした場合、今度は貸し出す人数を増やす戦略にでる事はいうまでもありません。
これは債務者の裾野を広げる事でありますので、その中でやはり多重債務者へ陥る人も多くでてくるのではないでしょうか。
今回のS○○Gの暴挙ともいえる行動は法改正の揺り返しの一つであると思います。
多重債務者の問題は根が深いのです。法改正では解決が困難なのではないでしょうか。
根本的な原因は債務者本人が作っています。他人の小細工では解決ができません。
本人が気付いて解決するしか道はないのです。
追記ですが、何故、突然にこんな記事を書いたか記します。
これだけ大きく報道されS○○Gがまた社会問題化すると、今度こそ破綻を免れないのではと思います。
S○○Gは賃貸保証のM○Gねっとの親会社ですので、破綻が連鎖する恐れがあります。
まだS○○Gが破綻した訳ではありませんし、M○Gの財務状況もわかりません。
ただ、破綻した場合少なからぬ影響がでるのは間違いありません。
先日のリプラスもそうですが、賃貸保証業界はまだまだ波乱を含んでいる状況のようです。
ビジネスモデル事態は間違ってないと思うのですが・・・
約定通り返済しているにもかかわらず、突如一括返済をせまったり
連帯保証人に請求したりと、かなりきわどい事をしているとの報道であります。
正直、ここまでするとは驚きです。
これはサブプライムローン問題(リーマンブラザーズの破綻)による資金調達の困難や
不動産価格の下落、貸金業法の改正(上限金利の引き下げ)が原因としてあげらていますが、
この会社を追い詰めている最大の原因は貸金業法の改正ではないでしょうか。
これは話題の会社のみならず、高金利の消費者金融業界全体を含めた
大きな動きなのですが、多重債務者問題への対策の為に29.2%までだった金利を
15~20%へ引き下げるといった改正内容でした。
じつは1999年頃にも同じような改正があり40.004~29.2%へ引き下げられたのですが、
法改正された結果、引き下げらた利率を補う為に一人当りの貸し出し額が増やされ
多重債務者の借金が増えました。
今回は同じ事にならないように一人当たりの貸し出し限度額を規制する様ですが、
厳密に審査がなされて貸し出しが行われるのか、甚だ疑問であります。
業界が同じ規模を維持しようとした場合、今度は貸し出す人数を増やす戦略にでる事はいうまでもありません。
これは債務者の裾野を広げる事でありますので、その中でやはり多重債務者へ陥る人も多くでてくるのではないでしょうか。
今回のS○○Gの暴挙ともいえる行動は法改正の揺り返しの一つであると思います。
多重債務者の問題は根が深いのです。法改正では解決が困難なのではないでしょうか。
根本的な原因は債務者本人が作っています。他人の小細工では解決ができません。
本人が気付いて解決するしか道はないのです。
追記ですが、何故、突然にこんな記事を書いたか記します。
これだけ大きく報道されS○○Gがまた社会問題化すると、今度こそ破綻を免れないのではと思います。
S○○Gは賃貸保証のM○Gねっとの親会社ですので、破綻が連鎖する恐れがあります。
まだS○○Gが破綻した訳ではありませんし、M○Gの財務状況もわかりません。
ただ、破綻した場合少なからぬ影響がでるのは間違いありません。
先日のリプラスもそうですが、賃貸保証業界はまだまだ波乱を含んでいる状況のようです。
ビジネスモデル事態は間違ってないと思うのですが・・・
同じようにしているのに、利益半額確定ですから。
彼の本を読んでから擁護派になってしまいました。
保証会社は新規を増やさないと続けられないビジネスモデルだと・・・
大きなところでもこの問題があるらしいですから、怖いですね。
統合や再編を繰り返し、売り上げを伸ばしてきた業界です。
既存の会社が無くなっても、借り入れする人がいなくならないかぎり
新たな会社が伸びていくのです。
次は銀行の子会社が伸びるのではないかと思います。
そうせざるを得ない状況に陥っているせいなのでしょうが、
行動が行き過ぎています。
業界全体でも言えますが、社会の役に立っている点もあるのです。
高利貸しは経営者自身の心理も含めて、舵取りの難しい業界なのではないでしょうか。
獲物が多いときは良いのでしょう。
少なくなった時が問題です。