工務店現場日誌

株式会社朝田工務店 代表取締役朝田満のブログ
現場での出来事や日々の出来事を綴ります。

地震

2008-06-14 19:25:46 | Weblog
10時に自宅から直行でのアポイントのお客様がいるので、
朝のんびりとテレビをみていたら「緊急地震速報」のテロップがながれました。

最初はまた試験放送かなと思いましたが、よくみると間違いありません。
しばらくするとゆっくりとした揺れを感じ、外の電線も揺れ始めました。

テレビでは続々と各地の震度が報道され、時間とともに被害の状況が
だんだんと明らかになってきております。

岩手県、宮城県で震度6強、地震の規模はマグニチュード7.2と阪神大震災クラスで、
各地に事故や崖崩れがあり、一部では家屋の倒壊もあったようです。

現在、家屋の倒壊、火災よる死者がでていないのが、せめてもの救いであります。

亡くなれた方の冥福をお祈りいたします。

施主支給について

2008-06-13 21:29:32 | Weblog
施主支給とは、お客様が自ら材料や設備、器具などを用意し、工事のみを
我々業者に依頼する事をいいます。

施主支給のメリットは「少しでも安くあげる」事であります。
当社もリフォームの時は多少の問題点はありますが、施主支給を受け入れております。

逆にデメリットは自分で商品を選んで、工事のタイミングに合わせ手配したりするので面倒なのと、
工事と一体となった保証が受けられなくなる点であります。
保証の問題があるので、新築時は照明器具や一部設備のみを受け入れ、その他はお断りしております。
新品の照明器具等の場合、万が一問題が起こってもメーカーがすぐ対応してくれますし、
照明器具が一部使用できなくなったとしても、住むのに問題ないからであります。

ただしインターネットで見る限りでは当社の販売価格と5~10%ぐらいの違いのものがほとんどです。
あまりに安すぎる場合やB級品、中古品などは一般の人にはお勧めできません。
傷があったり、製品自体に問題があったケースがあります。正に安物買いの銭失いです。

実際に現場に取り付けできるか自分で判断できる人、ほんの僅かでも高いのは
我慢がならない人、多少のトラブルや傷は気にしない人であるならば全く問題ありません。

上記に該当しない人は、良心的な価格の所を探して、
材工一体で依頼された方が、無難であります。

ちなみにご自分で施工される人にとっては全く関係ありません。
もっとも効率よくコストダウンできる方法でありますし、
私は建物を愛し、ご自分で施工する人を尊敬します。



にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ いつも応援クリックありがとうございます。


今日の出来事

2008-06-12 23:22:01 | Weblog
朝から雨の中、彷徨いながら現場へ。(わかりにくい場所なのです。)
見積もり依頼の相談と不具合箇所の調整。

11:30、新横浜プリンスホテルへ移動。
KMEWクボタ松下電工外装のデザイン研修ビルダー会へ参加。

KMEWの新製品「ROOGA」の紹介と、花王の元代表取締役会長 常盤文勝氏の
講演「モノ・コト・ヒトづくり」がありました。
内容がとても良かったので、後日まとめてアップします。

4:30ビルダー会終了後、5:00に帰社。明日の打ち合わせ書類を作成し
5:45新宿ヒルトンホテルへ向け、車で事務所を出発。

6:30ヒルトンホテルB1Fリエコーヒーへ到着。
リエコーヒー異業種交流会へ参加。

元衆議院議員公設第一秘書、シスコシステムズ在職、早稲田大学非常勤講師
上村シーラ千賀子氏のセミナー(小泉改革の実務者レベルの裏話、当時の日米関係裏話)の他、さまざまな人々と名紙交換。
木原社長、丁寧な紹介ありがとうございました。

11:00帰宅。
さすがにちょっと疲れました。

それでは

にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ いつも応援クリックありがとうございます。

 

資金調達について

2008-06-11 21:28:22 | Weblog
本日は資金調達について参考になるブログのご紹介です。
個人で住宅を購入する人や、建替の人向けではなく、(普通に銀行で借り入れできますので)
事業をされている方や不動産投資家向きの内容であります。
筆者は資金調達コンサルタントで、バブル期に500億もの借り入れのあった
元不動産開発会社のオーナーだそうです。
政治に関する事や時事について書きすぎる面もありますが、資金調達については
興味深く面白い記事が多く、非常に参考になる事が書かれています。
驚く事に、2005年2月の記事で、2008年の不動産価格の下落を予測しています。(大当たり!!)

ご存知の方もいるかもしれませんが、まだ知らない人の為に紹介いたします。

思うように資金調達ができない方へ


現在10位です。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ いつも応援クリックありがとうございます。







当たり前にある事のありがたみ

2008-06-10 20:33:16 | Weblog


縁石を乗り越える時、タイヤのサイドウォールを引っ掛けてしまい
パンクしました。忙しいのに...完全に私の油断が原因です。




このままではマズイのでスペアタイヤに交換し修理工場へ。
数時間、私の乗る車が無い状態になってしまいました。

こんな時に限って出動要請があります。
普段、あって当然である車のありがたみを痛感しました。

車、パソコン、携帯...なにげなく毎日、使用している物が突然
使用できなくなるとやはり非常に困ります。

無くしてみて初めてわかるありがたみ。
皆様もそんな事を感じた事ありませんでしょうか。

物ならまだ良いですが、人間関係だと取り返しがつきません。
いろいろな面において、もっと気づかいの細やかな人間になりたいものであります。


↓応援クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ







住宅瑕疵担保責任保険

2008-06-09 19:59:49 | 法改正
5月13日の「住宅瑕疵担保履行法」の続報です。

本日、財団法人住宅保証機構より、書類が送られてまいりました。
「新しい保険のご案内」とあります。

読んでみると先日、私が疑問を感じた部分も一部記載されておりました。

・保険料は建設費1600万円の戸建てで8万円程度

概ねその通り。
保険料は契約戸数及び損害率に応じて変わるそうです。
マンションについては記載がありませんでした。問い合わせくださいと
ありますので、後日問い合わせてみます。


・保険による保証額は補修費の全額ではなく、最高2000万円までとなる

特別契約により支払い限度額を3000万円、4000万円、5000万円にできるようです。
料金も異なるそうです。


内容については私の知らなかった大きなポイントが書かれておりました。

それは以前からある住宅性能保証制度の住宅登録(いわゆる10年保証)は6月末で終了し
その後、住宅瑕疵担保責任保険の制度に移行するとの事です。

どういう事か簡単に書きますと

以前の住宅登録(任意)→住宅瑕疵担保責任保険(強制)

と上記のように変わるだけで、当社のように住宅登録をすでに
行っていた業者にとってはあまり大きな変化にはならないようです。
(内容の変化に伴い金額は少し上がったが)

むしろ、住宅登録を行わない属性の良くない業者も強制的に加入させられる為、
多少良い方向へ向ったのかもしれません。

内容を詳しくみていくと、これはちょっと違うのではと思う点もありましたが、
運用の仕方と今後の改善により、良い制度になりえるかもしれません。


今後も同制度には注目していきます。
制度についての講習も受講予定ですので、後日ご報告いたします。

↓応援クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ



美味しい物 オムレツライス

2008-06-08 19:28:58 | 美味しい物


今日もまた半日仕事でした。

日曜日の美味しい物シリーズ。

恵比寿のI様の記事を読んで、無性にオムライスが食べたくなって午後に行ってまいりました。
日本橋は時間がかかるので、自宅近く新横浜駅ビルのキュービックプラザ3階
横濱たちばな亭の「オムレツライス」880円。
ふわふわのタマゴがたまりません。

自宅で作ろうとすると、何故か普通の卵焼きに・・・

カフェスタイルのお店なので気軽によれます。
新横浜駅利用時にお勧めです。他にみなとみらいの赤レンガ倉庫にもお店があるそうです。

↓応援クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ



我が娘

2008-06-07 21:23:02 | Weblog


何か狙っている眼差しです・・・



カニを咥えながら、何を狙っているのでしょうか。



一歳児の目つきではありません。可愛いけれど、ちょっと怖いです。






こちらでした。
祝っていただいた皆様。ありがとうございました。


協力業者との会話

2008-06-06 22:14:56 | Weblog
業者との打ち合わせ中。

工「最近、現場の具合どう?」

業「ぼちぼちだねぇ」

工「確認申請の厳格化の影響は落ち着いた?」

業「まぁまぁ落ち着いてきたねぇ。申請も降りてくるみたいだし。」

確かにそのとうり。ただし時間は3倍かかるが。

工「じゃあ儲かってんじゃん。今回予算ないから協力してね。」

業「勘弁してよ。先週なんて20棟現場が地盤改良したまま
止めるとか言われちゃってさぁ。止めてどうすんの。確認は降りてんだよ。
こっちの職人が余るっつうの!」

それはデベの販売不振と資金繰りの悪化だろ・・・

業「材料もだいぶ騰がっちゃってさぁ。同じ単価じゃ厳しいのだけど。」

工「無理。こっちで手を貸すから、この予算でお願い。

こんな会話が繰り広げられてます。
デベロッパーの皆さん!!あまり無茶しないでください。!!

戯言を言ってる場合ではなくなっているかもしませんが

↓応援クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ


外壁改修工事について

2008-06-05 20:17:21 | 現場実例
本日も雨です。
昨日のプールの現場の雨漏りはめでたく止まったようです。
しばらく経過を見守ります。

では木造住宅の外壁改修工事について。

下地の状態や材質にもよりますが、基本は塗装工事にです。
塗装工事にも種類があり、吹きつけ、ローラー、刷毛塗りと色々方法があります。
お勧めは現場状況、材質により変わります。
日本ペイント戸建リフォーム辞典にわかり易くまとめてありますので、
工事を依頼する前に参考にすると良いでしょう。

塗り替えのスパンですが、10年毎が理想です。しかし個人所有の場合、
なかなかそうも言っていられないのが現実です。
20年以内には必須と考えてもらいたいですが、15年を目安として
お財布と相談しながら、行う様にしてください。

次に外壁貼替工事ですが、金属板、サイディング、金属サイディング、木、タイル等
材質に様々な選択肢があり、それぞれの工法もまた様々です。
材質の好みや予算によってお勧めは変わります。

しかし、既存のモルタル外壁や金属板外壁に貼り重ねる工法はあまりお勧めできません。(木板仕上外壁は除く)
外壁材の定着も悪くなり、取り合いの納まりが複雑化し雨漏りの原因となります。
雨漏りを防ぐ為の外壁工事であるのに、雨漏りを誘発してしまっては元も子もありません。屋根も同じ事が言えます。
既存の外壁や屋根は外す事をお勧めします。

以上です。それではまた明日。
↓応援クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ








雨漏り 続き

2008-06-04 19:28:41 | 現場実例
一昨日の続きです。

晴れたので、一昨日に行った水抜きの現場に行ってきたのですが、
梯子を掛けて屋上に上がってみたらびっくりしてしまいました。

排水ドレンに草が生え、排水が詰ってしまい、屋上がプール状になってます。
アメンボがスイスイと優雅に水面を漂っていました。

これでは雨漏りがする筈です。

草を撤去し、ドレンを清掃してプールの水を抜き、ひとまず作業は終了。

シート防水後、十数年が経過している事情もあり、シート防水のジョイント部が全体的に
かなり傷んできているので、コーキング処理では難しそうであります。
しかし、水が溜まるのですから、ある程度の防水性がまだある証拠でもあります。

「しばらく様子をみて、まだ雨漏りが止まらないようでしたら、
全体の防水工事をしたらどうでしょう」と提案して、現場を後にしました。

屋上に何かの骨を発見!
おまわりサーン、事件です。!!

どう見ても「トン骨」です。前にラーメン屋さんあるし。
犯人はカラスでしょうか。

↓応援クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ


屋根改修工事について

2008-06-03 20:05:53 | 現場実例
昨日、知らない間に梅雨入りしていた様ですね。

今日は屋根の改修工事についてです。

まず瓦屋根。和瓦を使用した場合。
瓦自体は非常に耐久性が良いです。
漆喰詰め直しをしていれば、50年はもちます。
ただし、重いので耐震性に難があります。

次に金属屋根。
10年毎に塗り替えると良いでしょう。
錆が酷い様なら貼替えましょう。

次にコロニアル屋根。
築15年程度なら、塗装で良いでしょう。
築20年以上経ったものは貼替えましょう。
表面は良くても下葺きが駄目になっています。

住宅は生きています。全く手をかけずに住み続ける事は難しいです。
共同住宅は管理組合が行ってくれますが、個人所有の場合はご自身の
判断で行わなくてはなりません。

修繕計画を作成し、しっかりとした建物管理をすると永く住めますよ。

↓応援クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

雨漏り

2008-06-02 21:18:42 | 現場実例
入梅前なのに、梅雨みたいな天気が続きます。
本日は雨漏りのご相談が2件ありました。
(2件共に当社の施工の建物ではない)



一軒目は不動産屋さんからの依頼。
管理しているワンルームの屋上から3階の居室への雨漏り。
天井のクロスとボードの間に、3㎝ぐらい水が溜まっている所を
カッターで切り裂き、水を抜いています。

水を抜いていたら、また雨がぽつぽつ降ってきてしまいました。
雨で濡れてしまうと、プライマーが着かないので補修工事ができません。

土曜日の雨が溜まって、日曜にポタポタ落ちてきた様なので、
浸水のペースはさほどでもないのかもしれません。
たまった水が抜けきると、滴りはなくなったので、今日の雨ぐらいでは
なんとかなりそうです。

「晴れたらまた来ますね。」

2件目は鉄骨造外壁タイル貼りの物件。
3階壁から2階天井への雨漏り。
良く見ると3階のALC板間の目地部分が、2.5m程縦方向へ綺麗に
真っ二つに割れてます。しかもタイルごと。

これでは浸水してしまいます。現場に到着したのは夕方だったので、

「現場の予定を確認して、施工日を確定してからまた、こちらから連絡いたします。」

帰社後、現場もてんてこ舞いなのを確認。
さて、どうしよう...自分でやるか。

請求書の作成と、見積書の作成と、図面作成が溜まっているですけど。


ブログ書く前にそっちが先だろと思う人は
応援クリック↓宜しくお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ