あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

観たよ

2020-08-23 16:03:19 | 音楽
サザンオールスターズ - 希望の轍 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」


サザンの6月に行われた有料配信無観客ライブ観ました。
懐かしい楽曲から最新の曲まで素敵なライブだったけど、やはりライブって観客が一体化することで生まれる熱みたいなものが無いと寂しいものだなあと改めて感じました。
今は大変な時なのでいつも通りにライブや公演を行うことはできないとわかってはいますが、今の現状は本当に本当に悲しいです。
その中でも出来ることをと様々な取り組みが為されてますよね。
やっぱり自宅で過ごすとき気分が降下してるとき元気をもらえるのは、エンタメの力かなあと感じてます。

最近色々観た中で、印象深かった韓流ドラマは「オレンジママレード」
前半が朝鮮王朝時代の前世での悲恋、後半が転生した後の現代学園ラブストーリーという異色の韓流ドラマです。
生まれ変わりの出てくるドラマは珍しくないけど、完全に過去編、現代編に分かれた二部構成のドラマって珍しいよね。
回想シーンで出てくるならよくあるけど。

前半は、両班(ヤンバン~朝鮮時代の貴族階級)の少年と白丁(パクチョン~朝鮮時代の階級)の少女の身分差の悲恋を描いているのですが、それだけでなく少女は吸血族という種族の違いもあるという驚き設定。
吸血鬼も、人の血を吸い千年生きる邪悪な吸血鬼と動物の血を飲み人と共生する善の吸血族に分かれており善悪の種族による闘いが繰り広げられています。
設定てんこ盛り過ぎて破綻するんじゃない?って危惧しましたが、何となくきちんと物語にはまっていました。
韓流ドラマって宇宙人だったり天使だったり人魚だったり、不思議なものが見えたり聞こえたり超能力が使えたり時間を行き来出来たり本当に何でもあり(汗)なんだけど、観てるうちに何となくその不思議設定に納得しちゃうような不思議な説得力があるよね。

後半は、法律に基づき人間と吸血鬼が共生する現代社会を舞台にお話が展開していきます。
法律により吸血鬼の人権も認められていますが、人間に吸血鬼であることがばれると厳しい差別を受けるため発覚すると名前や住所を変えて密かに生きることを余儀なくされています。
主人公の少女は、現代でも吸血鬼に生まればれないように目立たず空気のように生きることを選んだ女子高生です。
同じ高校に通う人気者の少年と知り合いますが、吸血鬼であることがばれるのが怖くて周囲と関りを断ち孤独に生きようとしています。

人と共生するために動物の血を飲み、静かに生きる吸血鬼を「おぞましい生き物」「怖い」と恐れ排除しようとする人間たちの姿を見ていると、マイノリティを排除しようとする現代社会への痛烈な皮肉、風刺を感じました。
今はネット社会で、自分の思いや感じたことを発信し自由に表現することが出来ますが、反面自分とは違う意見や気に入らないことがあると容易に匿名で人を攻撃できる恐ろしさがあります。
その怖さについても触れる場面があり、一見普通の転生物ラブストーリーであるように見えて実は深いメッセージ性を持った物語だなと思いました。

吸血鬼とばれ周囲から避けられ酷い目に遭う場面は、本当に観ているのがきつくなるほど悲しくなりますが、最後まで観ると未来への展望を感じさせる終わり方でほっとすると思います。
もしお時間あって興味がある方は、是非ご覧ください。




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