あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

ロミオ&ジュリエット ミュージカル 

2011-10-14 00:27:35 | 舞台・ミュージカル
あれから娘が病気になって学校を休んだりと色々あり、更新できずにいました(汗)
せっかく感想を書こうと思ってたのに、記憶が~(汗)
でも思い出せる範囲で書きますね♪

宝塚版と同じ演出家だと聞いていたので、そんなに違いは無いのかな?と思っていたんだけど全然違っていたわ~(汗)
まず物語の舞台がヴェローナなのは一緒なのですが、今回の東宝版では現代劇として描かれていました。
なので口調も持ち物も当世風~(汗)
最近の若者らしくみんな片手に携帯を持ってるの~(汗)

私が違和感を感じたのは、衣装と設定かな?
本家本元のフランス版にならい、赤(キャピュレット家)と青(モンタギュー家)に衣装を色分けしてるのかと思いきや、東宝版では赤(キャピュレット家)と白(モンタギュー家)に衣装を色分けしてました。
まあそれはいいとしても格式ある古い両家の争いがこの物語の中心だけど、キャピュレット家もモンタギュー家の若者たちも話し方がなんか街の不良というかチーマーのようで品の良さが全くないのよ(汗)
衣装も若者たちはチーマーっぽいんだけど、両家の主要人物のみ装飾的なドレスやスーツに身を包んでて格差が激しいのよ~。

ウエストサイドストーリーのように思い切って街を二分する不良集団同士の抗争として描くなら別にチーマーっぽい服装や話し方でいいんだけど、主要人物だけが上品な正装スタイルで周囲の一族の人間たちは街着というのがなんか変だな~と思ってしまったわ。
手紙のやりとりの代わりに携帯を多用するのも何だかな~って感じだし。
いっそのこと近未来とか古い時代のお話にしてしまってFTな世界を追及した方が面白かったかも?
時代が中途半端なんだよね~。

お話の流れは同じなんだけど、フランス版で2004年から変更された部分が付け加えられてたようです。
キャピュレット夫人と甥のティボルトとの関係は、宝塚版ではもしかしたらそうなのかな?って感じでぼやかされてたけど、東宝版でははっきり男女の関係ありって感じで描かれてました。
またジュリエットはキャピュレット夫人が浮気して産んだ子であるという設定になってて(汗)、そのことについて知ったジュリエットが葛藤するシーンも付け加えられてたよ。
キャピュレット卿が、生まれた子が自分の子でないと知り殺そうとしたけど殺せず、我が子じゃないと知りながら娘を愛して育ててきたことを歌い上げるシーンも挿入されてました。

まあこのように言いたいことも多々ありますが、全般的には良かったです♪
主演の二人も頑張って初々しいロミオとジュリエットを演じていたし、何より周囲の役者さんたちがみんなお上手で安心して観ることが出来ました。
このミュージカルは楽曲も凄く素敵なんだけど難曲揃いなのよね(汗)
でも全般的にすんなりと歌いこなせてたような気がするわ~。
(たまに外してる人いたけど~笑)

城田くんはいかにも王子然としたカッコいいロミオだったし、新人のモデル出身フランク莉奈ちゃんも10代らしく初々しい可愛いジュリエットでした。
印象深かったのは、キャピュレット夫人を演じた涼風真世さんとティボルトを演じた上原理生くんかな?
涼風さんのキャピュレット夫人は、甥のティボルトを愛し、娘のジュリエットへの嫉妬心も隠さない情熱的な女性でした。
また上原くんのティボルトも卓越した歌唱力で、従姉妹ジュリエットへの届かぬ愛に苦悩する青年をうまく表現していたと思います。
熱演しすぎて主役がかすむんじゃ~(笑)という恐れもあったけど~(汗)

こうなるとWキャストの山崎育三郎くんと昆夏美ちゃんバージョンも観たかったな~(泣)
歌唱力に定評がある二人だしまた違ったロミジュリが観られたのではと思うと残念。
この舞台のCDが出るらしいので聴いてみたいな~♪



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