無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

健康住宅とは?

2009-10-01 11:58:51 | 換気、住宅
やあ!!疲れました!!

やっと書いた原稿がトラブルでどっかに消えてしまった!!

気を取り直して、再度書きます。

健康住宅とは?家族が健康に住める(心身共に)家。住宅が長持ちする家。なにかこんなキャッチフレーズの工務店を日本中で探すと、あるわ、あるわ、何なんでしょうか?
皆さん、本当に健康に暮らしているんでしょうか。家族不和、引きこもり、病弱な家族などいなくて、明るい家族団欒が毎日続いているのでしょうか?

まず、家で不満を持つのは?造りが悪い、安っぽい、雨漏りがする、室内反響音がうるさい、光熱費が掛かる、などなど上げたらきりがありません。

ほとんどの場合新築であれば、何となくしょうがないと思いながら過ごしてゆくのでしょうか?なにも言わずに、問題が無ければそれはもう素晴らしい事だと思います。
しかし、基本的な性能が悪かったら、解体して作り直す事なんかできないので、その家に住む限り付き合っていかなければなりません。

そのようなリスクを回避するのには、そのような家を買わない事です。
そのためには、工務店、ハウスメーカーの言っている事が理解できる知識が必要になります。事前に自分が家に求めるものは何か、確認する事です。家の性能なのか?使う材料の種類なのか?間取りなのか?デザインなのか?環境なのか?後々転売目的なのか?
その重要性と、自分の財布、家族の意見を集約するのか、はたまた独断と偏見で決めるのか、それらによって求める家のレベルが変わってきます。
建材は、高いお金を掛けても、分かる人が少ないのと、経年変化に対する手入れほど価値が高くない。デザインも、よっぽどでない限り永年にわたって満足するのは稀であります。
間取りも、子供の成長、自立によって替えることが難しい。

結局の所、夏涼しく、冬暖かく、健康に生活できる器である、家の基本性能(気密、断熱、換気、冷暖房システム)が問題ないレベルにあることが、最低限家に必要と言う事です。

こんな話があります。最近の家は、結露しやすい、カビが生えやすい!それは、アルミサッシなどに変わり家が密閉されてきたからだと言う話です。
アルミサッシは熱伝導率が高い(金属だから当然!)から結露しやすい。窓にアルミサッシなんか使っているのは日本が圧倒的に多い!最近は中間にプラスチックを入れて熱移動を絶縁する、断熱サッシと言われるタイプに替え始めている。

でも、一番笑えるのはログハウスにアルミサッシが着いてるのを見たときは、本当に驚きました。木になぜアルミ窓?それとアルミ建具?なにそれ!何で建具をアルミで造るの?経年変化が無く、メンテナンスが簡単だからと言う事ですが?
こんな家に住んでて、愛着が持てる家になるのでしょうか?
無機質な材料が氾濫する室内で、暖かい家族関係と団欒が生まれて、物を大切にという教育ができるのでしょうか?

室内で石油ファンヒーターを使えば、燃焼時にCO2と水蒸気を出します。水蒸気はアルミサッシに触れる事で結露します。結露水は壁の中、外でカビを繁殖させます。そのカビを餌にダニが発生します。壁の中の断熱材(耳付きグラスウール)に滞留して木材を腐らせます。壁の外にできたカビを餌に繁殖したダニの死骸を吸うと小児ぜん息の元とアレルゲンの元にもなります。
この連鎖による、家庭内の健康被害は、とんでもないくらいに水面下で存在していると思われますが?
皆様、心当たりはありませんか?

その結果、絨毯がリビング、その他の場所から追放されてしまいました。
フローリングになると、ハウスダストは、今までよりも高く舞い、室内反響音は酷くなりました。

解決策は、換気システムを付け、暖房に石油ファンヒーターを使わないだけでも、かなり改善する事ができます。

基本的には、住宅の断熱、気密リホームが根本的な解決としては必要です。

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