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夏場の換気とは「続」

2011-07-11 11:56:02 | 換気、住宅
夏場の換気と言いながら、電力の話に向かってしまった。

夏場の換気の重要性は?

室内の熱と湿気を、逃がすのが重要だ。

今年は冷房の掛け過ぎは無いかと思うが?

節電の行き過ぎで、熱中症が心配というマスコミの情報が先行したため、扇風機が馬鹿売れだそな。

夏場のエアコンの設定温度を27度だ28度だと言ってるが、なんかオカシイ!

冷房の温度なんて、27、28度と決めるのではなく、室外温度と室内温度を3度差をつけるだけでいい。

これに慣れると、冷やしすぎにならない。

どうも、設定温度の呪縛があるのは良くない!

湿度も40%以下は良くないとか言うが、室内の相対湿度が高い方が、ダニ、カビの繁殖のお手伝いをしてるのに、その辺が一般の方は湿度が高い方が良いと思ってる。

扇風機のファンよりも、サーキュレーターの方が目的の場所に冷気を送れる可能性がある。

絶対ではないが、扇風機よりも効率が良い。

そうしたら、サーキュレーターが飛ぶように売れてるそうで、無印品なんかは品切れだそうな。

知ってる奴は知ってるなと思わせる。

扇風機のプロペラファンの形状よりターボファンの形状をしてるサーキュレーターの方が冷気を飛ばす方向性が決められる。

ただし万能ではない。

空気は物体に沿って流れるとスピードが加速できる、この原理で飛行機は空を飛ぶことがでる。

コアンダ効果と言われ、物体にたいして粘性が生じながら流れるようになること。

部屋の中央で廻っている扇風機を壁に沿わせて廻せば隣の部屋に無駄なく空気を送れる。

もしくは、ダクトのような筒を通すと、遠くに送れる。

冷房の冷気は重たいので、どうしても噴出し口から壁を沿って下に流れる。

だから、吹き出し口よりも、下のフロアが冷たくなる。

扇風機を床に沿わして廻した方が、冷気を伝搬できる。

畳や絨毯よりフローリングの方が効率は良い。

少ないエアコンで効率よく部屋を冷やすには、ファンの種類と物体を通じて空気を流す事を考えれば、俄然効率は良くなる。

こんな単純なことさえ知らない人が多すぎる。

難しいことを知ってる人が多い中、マスコミもこんな単純な話もしない。

生活の知恵と言うが、こんなこと考えれば分かるよな!

頭の良い人が、ひねりすぎて全熱交換に走るのが良く分かる。

頭の悪い我々は、単純で空気が汚くなったら捨てる。

空気の再利用は、カビ、ダニ、ウイルス菌を効率よく殺せる方法が見つかるまで、要らないな。

要するに、部屋の中で単に扇風機を廻しても、空気を攪拌するだけで、効率よく冷気を伝搬できない。

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