無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

夏場の換気(続)

2011-07-13 15:31:12 | 換気、住宅
扇風機とエアーサーキュレーターの使い分けが大事だと、昨日言ったが。

皆さんは、特に何も感じないと思うが?

室内の空気を攪拌すると、当然ホコリ、ダニの死骸、カビ菌が室内を飛び交う。

その中に、アスペルギルス ニガー(クロ麹カビ)が多く飛び交っている可能性がある。

麹と言えば、酒、味噌、その他日本文化の食べ物に多く使われている、常在菌だ。

ただし全てのクロ麹カビが良いわけではない。

一部は人に対する病原性を持つ。肺、鼻腔など体の内部に感染する。ただし健常者は発病する事はない。(ウィキペディア)

特に熱交換用に用いられてる、内面不繊維ダクトはカビが培養されるのには好都合。

高温多湿でカビ菌が活動するにはもってこいだ。

それを餌にダニが繁殖してくる。

ハウスダストとダニ、カビ菌が扇風機で室内に攪拌されて、食べ物、衣服、体に付着する。

人の目には見えないから、皆さん能天気。

放射能汚染も知らずに忍び寄ってくる。

家の中の換気が上手く働かない住宅(日本の90%以上だが)に住んでいる訳だから、ほとんどの日本人はこのような状況に家族の健康をゆだねてる。

換気に気を使わず、放射能汚染とAKBか、韓流か、肉のセシウム汚染か、よりも日々日常が危険にさらされてるのに。

まあ、見えないことは恐ろしさも半減以下だから、ほとんどの人は健常者だから構わない。

こういう問題は、常に弱者に降りかかる。

子供、老人、妊婦、病気を持っている人。

健常者の視点で、関心も興味を持たないのは勝手だが、弱者は常に危険にさらされている事を忘れずに!!

今年の秋は、小児ぜん息、アトピー、皮膚病が流行らない事を祈るのみ。

クラーの掛けすぎで風邪をひく方がまだましかも。

問題は、室内の相対湿度だ、高気密、高断熱住宅以外で室内の湿度を限りなく50%以下にすることは不可能だ。

こういう時に、住宅の性能が発揮されてくる。

一般の低気密、低断熱住宅に住んでいる人は、冷房を掛けても止めたらすぐ暑くなるので、最初から掛けない方が良いかも。

電気代も節約できるし、扇風機だと室内のハウスダスト、カビ、ダニを撒き散らしながら生活してる図式だ。

それであれば、窓を開けながら扇風機を廻すのが良いかも?

防犯上の問題を抜きにして。

性能の低い住宅に住んでいると、換気は上手く働かない、冷房効果も少ない、暖房効果も少ない。

そんな住宅を何で選んだの。

勉強不足の付けが、後からやってくる。