年末いろんな書類を整理するための「書棚」をニトリに買いにいった。
それまでいろんなホームセンターで探していたのだけどなかなかちょうどいいサイズ
のものがみつからなかった。
そして暮れもおしせまる12/30、、、ニトリでやっとぴったりサイズのものが見つかったのだ。
でも残念ながら在庫がないということで早くても年始の1/9納品になるという。
新年が開けるまでにきれいに整理しておきたかったのだけどそれは仕方のないこと・・。
納戸に整理したい書類や書籍を山積みにしたまま新年迎えたのだった~。
そして1/9・・・待っていた書棚が届いた。
かなりの大きなサイズなので組み立て時間もかかりそう
パーツや部品がたくさんあったので、まずはすべてのものが揃っているかチェックして
から丁寧に作業にとりかかろ~っと組み立て前準備。
パーツにはそれぞれ番号がつけてあった。
そして部品にはすべてアルファベットがついていた。
大きな梱包をすべて開封する作業だけでも一苦労・・。
そしてすべてのものをチッェクし終わった際、
「あれれ???一枚足りない!!うそ~~!!」
何度も何度もチェックしたのだけどどうしても足りないのだ。
「へ~~?そんなことってあるの?しかも年末から待ってやっときたのに~~!!」
「これじゃ組み立てられないじゃな~い」 (←ここでかなりマイナスモード)
お部屋いっぱいに広げたパーツや部品をみて更に肩を落とすてんてん。
はーーーーっ
でもしょうがないよね・・。天下のニトリさんだって間違うことだってあるしね。
こういうときてんてんは必ず振り返るのだった。自分が痛い目をするときは必ずなにか
そこから気付かなければいけないことがあるからだ。
パーツがひとつ足りない・・・。それでわたしは困っている・・・。
なにかきっと大切なことを見落としているんだわ~~。
でもその時点ではわからなかった。
とりあえずニトリさんに電話しなくっちゃ~~。
てんてん:「あの~~今日届いた書棚の板1枚が足りないんですけど?何回も確認したんですけど、一枚送っていただけますでしょうか?」
もちろん優しく優しくお伝えする・・・だって誰だって失敗することはあるからね。
お店の方:「大変ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。すぐに在庫を確認しまして
もし在庫があれば明日の朝一番でお届けできるようにいたします。」
てんてん:「明日朝一番に送ってくださるのですね。それはとても助かります。どうぞ宜しくお願い致します。」
ニトリの方はとても丁寧な対応をしてくださって本当に気持ちが良かった。
そして約束どおり次の日の朝一番に届いたのだった。
早速組み立てにとりかかるてんてん。
やはり1日ではとても難しかった。(結構大きな書棚なのでね・・)
そして次の日やっと完成~~~!!
やった~わ~いわ~い
あれ・・?これはいったいなに?
完成したはずの書棚。
なのに・・一枚パーツの板があまってる。
「これはどこにつける板?????」
てんてん・・・いやぁ~~な予感。
もしかして・・これはあの足りないと思っていたパーツ?
おそるおそる確認してみた。
そしてその足りないパーツの番号は「15」だった。
でもその確認したあまっているパーツには赤い字で「1」と書いてあった。
「やっぱりこのあまっている板は1番の板・・・」 「じゃぁなぜ完成しているの?」
そしてそのあまっている板を反対にまわしてみるとなんと青字で「15」と書いてあるではないか~
ひえ~~~~!!ど・どうしよう。
てんてんが確認したその赤い字で書かれた「1」とは数字の「1」ではなく、
なにかよくわからないけれどなんらかのマークのようなものだったのだ。
そういえば、すべて他のパーツは青字で番号がふってあるのになぜこの赤字を「1」と間違って
しまったのだろう。しかも正規の「1」の板はちゃんと別にあったのだ。
全くてんてんの思い込みだった。
どっひゃぁ~ん。 これはニトリさんに謝罪しないと・・・。
間違っていたのはニトリさんではなくこのてんてんだったのだ。
しかも担当の方はあんなに丁寧に迅速に対応してくださったのに・・・本当に申し訳ないなぁ~と思った。
そしてニトリさんに電話をしてすべてをお伝えし謝罪させていただいた。
てんてん:「私の勘違いでご迷惑おかけして本当に申し訳ありませんでした。あんなに丁寧に
迅速に対応してくださったのに・・・すぐに返送させていただきましょうか?
それともお店に持っていきましょうか? 本当にごめんなさい。」
そしたらニトリさんは
店員さん:「いえいえ・・こちらこそそのような温かなお言葉をかけていただき本当にありがとうございます。お気になさらないでくださいね。お客様には大変お手数おかけしますがあまっておりますその板はお客様のほうで処分していただけますでしょうか?」
てんてん:「処分してよろしいのですか?」
店員さん:「はい、大丈夫でございます。また今後ともどうぞ宜しくお願い致します。」
てんてん
な・なんて素敵な店員さんなの・・・。
さすがだわ・・ニトリさん・・・。素晴らしいわ・・・。
そして昨夜そんなやりとりがあったことを夫に話したのだった。
夫:「うんうん、自分の会社でも同じような対応するよ。」
(夫は通販会社に勤めている。)
でも、てんてんは思ったのだ。
もしかしたらマニュアルで「こういう時の対応はこういうふうにする」というのがあるのかもしれない。
でもニトリさんのその店員さんの言葉にはしっかりとその方の嘘のない本当の想いがのっかっていたのだった。
てんてんはそれを感じてとても感動したのだった。
同じ言葉でもその言葉にこめられた「想い」によって相手への伝わり方は本当にかわってくると思う。
本当は怒っているけれどとりあえずマニュアルどおりに言わなければいけないので言っている場合。
本当は怒っているけれど、とりあえず会社で丁寧な対応を・・と言われているのでなんとか演技で
がんばって丁寧に言ってくださっている場合。
でもてんてんは今回、ニトリさんの店員さんが言ってくださったその言葉から言葉と想いが
ちゃ~~んと一致しているのがすごく伝わってきた。
だって、あまりにも素晴らしい対応だったので電話をきるとき涙が出そうだったんだもの。
とっても温かい気持ちになれた1日だった・・・。
てんてんも逆の立場だったとき、ニトリの店員さんのような思いやりのある対応ができるように
なりたいなぁ・・。