ちょこっと昔の話ですが。
馬にハマって北海道に移住しちゃったaro。
きっかけは大学の馬術部の体験乗馬でした。
ちょっと乗ってみたいなぁ~と向かった先でドカーンとはまって入部。
そこには白いおじさん馬がいました。
むっちりしたお尻が魅力的で、障害を跳ぶ姿は本当に美しく、
人をバカにしているかのようないつもの態度。
大好きになってしまいました。
大学を卒業して、北海道に来て1年が過ぎたころ、
後輩からその白い馬が引退することになったと連絡がきました。
引退=処分
経済動物である馬にはよくあることです。
でも私はその馬を引き取ることにしました。
一緒に引退が決まった馬も合わせて2頭。
自分で飼うことはできないので、友人にもらってくれる人を探してもらいました。
そして北海道に引き取ったのですが、
私にとって特別だった白い馬は、そんなに経たないうちに事故で亡くなってしまいました。
「ウド」と呼ばれていたもう1頭の馬は、友人が探してくれたおじさんに引き取られました。
そこは自宅から1時間半ほどの所。
おじさんは馬を飼うことについて、正直あまり詳しくはないようでした。
でも何度か様子を見に行きましたが、
ウドのことを大切に飼ってくださっていました。
その後、なかなか行くことができず、
しゃんが生まれてから数回会いに行ったきりになってしまいました。
去年、おじさんちの近くのコンビニに張り紙を見つけました。
「体験乗馬500円」
よく見ると、ウドちゃんをもらってくれたおじさんかな?
でもウドはもしかしたら・・・という思いもあって、立ち寄ることはできませんでした。
先週、そのおじさんを紹介してくれた友人から連絡がありました。
「ウドの状態があまり良くない」とおじさんが連絡をくれたとのこと。
もういないかもしれないと思っていたウドが、まだ生きていたということがとても嬉しかった!
で、土曜日に会いに行ってきました。
確かに健康体に見えるような体ではありませんでしたが、
のほほんとした表情はそのまま、ウドちゃんでした。
北海道に来て約10年、かわいがってもらえてよかったね~。
こっそりウドちゃんに「おじさんに迷惑かけない程度にがんばって」と伝えてきました。