曼珠沙華物語-1

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　ここはみずほ台駅、西口広場

この物語は、ここから始まる。

2008、9/20、八階に住居を定める私は
ベランダからふと駅前広場を見た。
そして三角形をしたその場所の隅,
二箇所に咲く赤い花を目にした。

　あんな片隅に・・・・、
いったい何の花だろう。

私は、愛機ニコンを片手に花の近くまで行ってみる事にした。

曼珠沙華物語-2

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　真っ赤に燃えるその花は曼珠沙華（まんじゅしゃげ）だった。
近くで見ると以外にダイナミック！
事のほか感動してしまった私だった。

曼珠沙華物語-3

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　9/24,新聞記事を見た私は、
早速、日高の曼珠沙華の咲く
巾着田を訪ねてみた。

　関西ナンバーの観光バスも見受けられたこの地は
平日というのに人で溢れていた。

　充分それに値する豪華絢爛な花の中で
私は、右へ、左へとシャッターを切りまくった。

　帰り道、露店で手にした2000円分の球根を大事に抱え
岐路に着いた。

参考までに、球根は30個、2000円であった。

曼珠沙華物語-4

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　2008、9/30,
9階に住むTomita夫妻も誘い、30個ほどの
球根の植え付けを行う。

　勿論、最初に曼珠沙華を見た例の場所へである。

　移植ベラしかなく,雑草の根の張り巡らされた土は
思いのほか硬く手のひらは真っ赤に・・・・。
終わった後はしっかり皮がめくれて痛々しく
いかにも仕事をした
感じがした。

曼珠沙華物語-5

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　たまたま、この話を尺八の恩師Saito Yusui先生ににお話したところ
なんと球根を600個ほど分けてくださるとの事。

　いい事は続くもので、よさこい仲間のKaneko 氏からも大量の球根をいただける話が出て、これまたバンザイ！！

　しかし、1200個をか～るく越える球根を我々3人だけでは植えるのに
無理があると考えられたので

　　　　　　クラブ、曼珠沙華を設立、メンバーを募集する事に。

　　　　　(クラブ、曼珠沙華はあくまでも仮の名前である）

曼珠沙華物語-6

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　　　クラブ曼珠沙華、会員募集要項、

1、花、自然をこよなく愛する人

2、人間の好きな人

3、嘘をつかず真心のある人

4、約束の守れる人

5、1ヶ月に2時間ほどの労力提供のできる人

曼珠沙華物語-7

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　趣旨に賛同して集まってくれたメンバー


クラブ曼珠沙華会員

会長　 Tomita Minoru
Ｍ・C Tomita Tomeko

青年部　　Suzuki Wataro
青年部　　Ueno ryouhei
渉外　　　Sasaki syunji

スポンサー　　Saito Yusui
Kaneko Ichizoku
ANTHEM

　　　　　　　　敬称、略させていただいております。

曼珠沙華物語-8

球根は浅めに　芽を上のほうに、

日高の巾着田で教わって来た通りに、

メンバーは忠実に作業を行った。

曼珠沙華物語-9

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　　　　　『駅前広場を美しく』


　老若男女、一つの目標に向って自発的に作業する姿には

最近余り見ることのなかった何かを

見ることが出来たような気がし、嬉しかった！

曼珠沙華物語-10

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　朝霞市のKaneko家からは球根を頂いた上に

スコップまで借用。

写真で、黒く見える所が今回掘り起こし

球根を植えた所である。

　咲き終えた曼珠沙華の茎が、二箇所に見える。

2009年の今頃は果たしてどんなふうになっているであろうか。