ボランティアのことは、このブログには書かないでおこう。
って、決めていたのですが、
今日は書きます。
ここんとこ、ボランティアで出掛ける用事が多く、
パソコンに向かう時間もありませんでした。
昨日は、午前中、ガイドのボランティアの方で、
学芸員さんの研修があり、「戸定邸」の庭園の樹木のお話がありました。
とっても興味深く、あらためて樹木を目の前にしての研修は楽しかったです。
友人とランチをしながら、熱く語り合い（笑）
私は図書館へ絵本を探しに行きました。
ガイドのボランティアはこの秋で3年目に入りますが、
絵本はまだまだ始めたばかりです。
去年の秋に研修を受け、一人立ちはこの4月からですから、
まだ半年も経ってないね。
小さな子供たちへの読み聞かせは楽しいですが、
読む絵本は図書館で決められているので、自分で探す心配はないのです。
それはそれでいいのですが、
それでは、自分で探すということを覚えないのです。
「おはなしおもちゃ箱」というボランティアのグループからお誘いがあり
お世話になる事に決め、図書館と二つのお話ボランティアをすることになったのです。
今月の30日に、
「おもちゃ箱」の仕事で、ある老人施設に伺う事になりました。
子供達だけではなく、いつかは、お年寄りの施設にも行ってみたいなぁって思っていました。
先輩の本選びも参考にしながら、
私一人で絵本を選び持っていかなければなりません。
昨日は一人でゆっくりじっくり選びましたが、
思うように選べません。
とりあえず、
この6冊を借りてきました。
たぶん、読むのは「てんぐだいこ」にしようかな？と考えています。
さて、ここまでが今日のブログの前書きです。
長いです。今日は。
ガイドの資料を持ち、6冊の絵本を持ち、夕食のお買い物。
凄い荷物を自転車に積んで帰る途中のことでした。
「せんせい！！？？」（私）
「あらまぁ～！！」（せんせい）
何年ぶりだろぉ？
もうず～～～っとお会いしてなかった。。。
「せんせい」とは？
私の子供達が小学生だった時、
小学校で生け花を教えてくださっていました。
義母が亡くなって義父の家で暮らすことになって、
息子が小4の時、転校しました。
娘が入学の年でした。
義父が私にも友達が出来るようにと生け花教室への入部を勧めてくれたのです。
お花のある日は、娘は授業が終わると私の所に来て、
お花が終わるのを待って一緒に帰りました。
先生はとってもおしゃれで、先生の着てくる洋服がいつも楽しみでした。
私の好きなチェックのスーツは今でもはっきり覚えています。
卒業式や入学式の時、壇上に生ける時は決まって手伝いをさせられました。
お手伝いが嬉しくて喜んで手伝いました。
市内の文化祭などにも出品させてくださいました。
娘が小学校を卒業と同時に、私の生け花教室も卒業しました。
その後、スーパーなどで時々お会いする機会はあったのですが、
しばらくお会いしていなかったのです。
それが、昨日。。。お会いできて。。。
「お元気でしたかぁ？」って尋ねたら、
「圧迫骨折で５か月入院してたの。」って。
ちょっとお痩せになって。。。
「私、91歳になったのよ。」
驚きました！
いつの間に、先生、そんなお歳に！（笑）
「覚えていて貰えて嬉しかったぁ。せんせい。」って言ったら、
「あなたのこと、忘れるわけないじゃない！」って。
きっと、みんなにそんなふうに言ってると思うけど、
私、素直に嬉しかったんです。
「今日は、何して来たの？」って聞かれたので、
「先生、私、今、絵本の読み聞かせのボランティアをさせて頂いているんです。」と答えたら、
先生、目をまん丸にして、
「まぁ！！素晴らしい！！
あなた、イイことみつけたわねぇ。よかったわねぇ。」って、言ってくださったのです。
「戸定邸のガイドもさせていただいているんです。」って言ったら、
またまた目をまん丸にして、
「あなた、ホント、私も嬉しいわよ！
出来る限りおやりなさいね。」って、言ってくれたのです。
91歳の私の先生。
若かった頃とちっとも変わってない口調で、
ステキなペンダントをつけて、今もおしゃれな先生。
今の私のボランティア活動は、
ほんのささやかな活動ですが、
私も元気で少しでも長く続けていきたいなぁって思った出来事でした。
家の庭では、
母から貰った彼岸花が満開です。
明後日は彼岸の入り。
秋めいて来るかなぁ？
涼しい夜が更けていきます。
なが～いブログになりました。
お付き合いありがとうございました。
おやすみなさい。
