私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

冬枯れの故郷へ

2011年02月08日 | お出掛け

冬枯れのプラタナスの姿です。

私の実家から、遥か遠くに見える風景です。

 

今日、2月8日は、父の命日。

6日の日曜日に家族3人でお参りに行ってきました。

 

平成6年 2月8日。

あれから満17年が過ぎました。

 

小さくなった母が待っていてくれました。

 

実家に帰ると、あちこち歩きたくなります。。。

 

小さい頃、

夏休みになると、近所の友達と遊んだ川。。。

おおきなシジミが取れたんです。。。

今は川幅がグンと狭くなっていました。

 

川に架かった橋。

この橋を渡ると母の実家があるんです。。。

この奥に母の実家が。。。

 

赤い自転車に乗って、夏休みには良く出掛けていきました。

母は10人兄弟。(何番目なんだろう?)

今では3人兄弟になってしまいました。

末っ子のおじさんが後を継いでいます。

お茶屋さんをしています。

 

母が一番おばあちゃんに似ています。。。

 

優しくって、大好きでした。

思い出すだけで涙が流れます。

 

おじいちゃんは厳しくて、怖くて、

でも、本当は誰よりも優しくて、

人間味溢れる人でした。

 

父が病に倒れ、

息子と娘を連れて実家に帰っていた時、

90歳を超えたおじいちゃんが

バイクに乗って、会いに来てくれたのです。

「代われる物なら代わってやりたいよ。」って、

言っていたこと、

忘れられません。

 

おじいちゃんは享年98歳、

おばあちゃんは96歳でした。

 

子供の頃には凄く遠く感じ、

帰り道、自転車を漕ぐのが辛かったような記憶があります。

この橋も、木で出来ていて、木と木の間から川が見えて、

渡るたびにガタガタしたのです。

渡り終わるまで怖かったのです。

 

幼い頃の記憶って消えないね。。。

 

学校の帰り道、

ジャンケンをしながら、

負けたら、これをセーターにくっつけたりして遊んだね。。。

 

田んぼのあぜ道に咲いていた、

「オオイヌノフグリ」

 

春は近付いているんだね。。。

 

来月84歳になる母。

「元気でありがたい。」と言います。

離れて暮らす私も「ありがたい」。

 

お茶を飲みながら、父の話をし、

ここに父がいたら。。。

 

きっと、私達のおしゃべりを

にこやかに聞いていてくれたと思う。

 

陽のあたる縁側に母の育てているカランコエが

いっぱい蕾を付けていました。

 

「また来てね!ちーちゃん!」と娘に、

ニッコリほほ笑んで、

手を振る母の姿。。。

 

まだまだ元気でいてね!!

コメント (2)
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