VOL. １４３ 茶豆、きのこ と カビ展

それは、どんよりとした天気と、寒い休日だった。
　１０年近くも住んでいる、とある近所のひっそりしたカレー屋へデビューした。

　「茶豆」　いい名前。　カレーとコーヒーのセットが売り。
　冬のロッジを思わせる茶色な雰囲気の、昭和が漂う店内。
　
　そんな、ノスタルジックなネンキ入った店は、狭いが大繁盛している。
　切り盛りするご夫婦もネンキ入ってます。

　もちろん、カレーは極旨だった。（チキンカレー中辛）
　コーヒーも極旨かった。中南米の味
　
　その後、上野博物館へ「菌類のふしぎ」展を見に行った。

　こども受けするキャラクターのわりには、マニアックな内容で、私にも難しい。
　カビと菌。きのこ。なんだか、自由研究の発表のようだった。

　全体をとおして、「そんなに、おもろない・・・。」

　ま、こんな日もあるか。。アメ横焼き食べて帰ろう～　
　

VOL. １４２ 赤く蒼い 秋

　ぎりぎりの、どんずまり、鼻つまり。きみまろ。
　
　今年の秋ほど、長い日々はかつてなく、赤いもみじも、色づく流れを
　見送るまでに・・・。

　そして、今年は　よく　高尾山へハイクした。

　今では　もう　トレーニング　と　そこまで。。

　赤く　エナジーみなぎっている時も、　蒼く　沈んだ気持ちの時も、

　高尾山には、世話になった。　

　散り行くもみじを　眺めて思ふ。
　
　秋を終わり、厳しい冬も　トレーニングしよう。

　それは　避けられない　事実。
・・・しつこく　行く事、なんだな。


　　
　画）：もみじ台の甘酒は、大変飲みやすい旨さ。　眺めもよし。
　　　　となりは、なめこ汁。　暖まるひととき。
　
　　敬愛なる高尾の頂より。。　

VOL. １４１ 今年もインディア＆ジャーマン、＠六本木

　うつむき調子で　人ごみの中へ、あーこわい。

　美術館へ行って来た。ちょうど、昨年もこの季節に訪れておった。

　「チャロー！インディア」というインド前衛アートのギャラリー。

　チャロチャロー！　なんて、インドではよく使われていた。

　「さ、行くぞ！」みたいな意味。英語で言うところのレッツゴー！。

　館内はリアルインディアでこそないが、かなりインドなテーマ。

　とてもたのしいペイント作品やら、映像、工作、写真と、豊富。

　デリーのガンディミュージアムもかなりアーティスティックで楽しかったのを

　思い出し、メッセージ性もあって、どこか酷似した空間だった。

　芸術の秋も終盤の中。。最近は想像することも、制作することも遠ざかって、

　本と現実の世界しか見てなかったから、脳にいい刺激になった。

　そこは六本木ヒルズの５３階にあり、展望スペースもある。

　東京タワーより高い？ようだ。人間はすごいな。こんな高い建物を・・・。

　３階では、昨年もやっていたジャーマン屋台。ドイツビール、うめえ！

　立飲みスタイルでごっち。久々に効いた、酔った。。


　今宵、外の空気が澄んで、また、けや木坂の光が目に眩しく痛い。