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ミラレパ 茶房

★ミラレパとは、チベットの偉大なるヨガ行者の事である。
Milarepa a great saint of Tibet

VOL.127 キナウルへ 

2008-07-30 | travelling
スピティをあとにし、そのまま南下し、キナウルへと抜ける。
 ここはもう中国の国境間近で、パーミットを取得しての通可となる。
 タボからローカルバスでレコンピオという町まで向かう長い道。
 これがすんごい崖っぷちロードで、落ちたら絶対終わる・・・
 バスの中にはドナドナが、売られてゆく~の~(画:左上)
 
 そんな崖っぷちロードで、崖崩れ発生・・・バスが手前で止まり、降りて歩いて、1キロほど、ほんと崩れてて、その砕けた石の上を越えて更に歩く・・・
 ちょうどバスをチェンジするはずだったところで、レコンピオ行バスが待機していた。乗り込んでむかうはキナウル地方。ここら辺の特徴はグリーンハット。
 ちらほらそんな民族達が乗ってくる。ストレジ川に沿ってちらほらと高台に民家が見えてくる・・・ クレイジードライバーはぶっとばす。怖かった。。

 して、レコンピオには夜の8時に着き、適当な宿に宿泊し、次の日はもっと田舎の村に入ってみようと思った。
 翌朝、バスでも一緒だった台湾の友達に再会。一緒にここより上にある、カルパへ行こう!となった。ここはキナウルカイラスがとてもきれい。と聞いていたので、多少、モンスーンで曇ってたけど、ほんといい眺めだった。(画:右上)

 翌日、台湾の友人と別れ、あたしはチトクル村へ向かった。レコンピオからバスで5時間、川沿いの山奥、ここもチベットとの国境にほど近い村。
 ちょうど着いた日に、村の結婚式が中心の広場で行われていて、あたしはラッキーな事に、そのお祝いの飯にありつけた。。(画:左右下)
 大きな釜にライスやタリーがたくさん。それをバケツにもって、さらにみんなの皿に配る。 あたしはベジを希望。グリーンピースとチーズのタリー。
 これを、今回のインドで初の手で食う。 これが下手くそでみんなに笑われる。
 チトクル村は裏山から見下ろすと、とても小さな村で、その中心を小川が流れていてとってものどかな村。なんかほっとします。。
 この川の水がまた、天然でうまい!! だからお米もおいしかったのだ。

 チトクル村も雨が多くて、そして日増しに流れ込むイズラエリーが多勢。。。
 よって、オアシスを出ることにした。。

VOL.126 タボ・ダンカルゴンパへの道

2008-07-30 | travelling
 スピティの拠点地、カザより南へローカルバスで2時間半のタボという村に移った。 ここはタボゴンパが有名。1000年以上の歴史を持つ古いゴンパが村の中心に位置する。(画:左右下)
 タボゴンパはすごかった。 はじめ、何にも知らなくって、ゴンパはロックされてるから、入れないものと思ってたら、後で友達になった台湾人に、中に入れることと、その様子を聞いたので、翌朝一にラマに鍵を開けてもらい、持参していた電灯でじっくりめでる。 すこぶる鳥肌の立つような壁画、中部に浮いて鎮座する仏像群・・・これはすんばらしい!! ラダックのアルチゴンパを思い出す。。
 中の写真はNGなので、ポストカードを購入。いつかUPさせます。。

 道シリーズ第3、ダンカルゴンパへ!! このゴンパも不便なところにあるので、ほとんどの観光はタクシーをチャーターなのだけど、たまたまタボ行バスでとなりになったローカルホテルマンと話してて、バスの途中下車で、歩きで行けるらしい。。
 半分、ダンカルゴンパを諦めていたけど、そう聞いたら、行こうか!!って気になる。
 ということで、タボから30分ほどカザ方面に戻ったシチリンという村近くでバスを下車し、急斜面の山を獣道を伝って登ること約1時間、険しい崖の間を抜けると、ダーン!!!と出てきたぜダンカルゴンパ!!(画:左上)まだ登るんだな・・・
 ひとしきり小さなドゥカン(本堂)で参拝し、喉カラカラ。。新しいゴンパの在る対面にてしばし休憩。 その後、ここからさらに1時間ほど登ったところにあるダンカルLAKEへ・・・この時期、乾燥して、小さく惨めな湖畔だった。(画:右上)
 だけども、この山の向こうはチベットだと聞き、なんかロマンを感じた。。。

 スピティの有名ゴンパをこの足で回ることができ、我は満足だ。コルラでした。

VOL. 125 キ・ゴンパへの道

2008-07-28 | travelling
 道シリーズ・・・ 第2話は あたしの今回のスピティへの目玉。
 キ・ゴンパなのです。 まず、知らないうちに巡礼しているわけだが、歩く。
 とにかくアホみたいに、キガクルッタヨウニ歩く。。。
 
 キ・ゴンパへのアクセスは、バスが夕方1本しかない。乗ったら次の日までバスなし。  なので、カザから歩くことにした。

 日帰りの予定なので、宿坊に宿泊可能だけど、荷物を持って歩くのがしんどいので、日帰りに・・・ キ・ゴンパへの距離はカザから14KM、歩いて2H~3Hってとこ。片道ね。 それをあたしの足でちょうど4時間。朝9時出発で14時着。
 途中、持参したパンとサモサでブレイクして。

 すんげえ世界の中をてくてくと、高度も上がる中、やっぱ苦しいながらに、地味に歩いていくと感動も増す・・・(画:左上) ほとんど疲労しきってたけど・・・
 ラマの読経を聞き、はて、もう戻らねば。。。

 ほどほど足が疲れてたのか、体調も悪い・・。そんな中、1時間ほど歩いていると、タクシーチャーターしているフレンチ姉さん2人に拾われ、ラッキー。
 このクールな2人は、スピティ行きのバスで顔を合わせてたので、お互い挨拶はしてたので、よかった。本当に。一人だとタクシーは高いし、なんか苦手なんだ、タクシーって。。。

 キ・ゴンパ、その全景は、角度によってすばらしきなり・・・(画:右下)
 思ってたより感動は薄かったな。。。なんでやろ???

VOL.. 124 スピティへの道

2008-07-22 | travelling
マナリから北へ、ローカルバスで5時間のキーロンという町へむかった。スピティへは、手前の分岐で分かれるが、早朝5時のバス1本というのに負けて、9時半発のキーロンバスに乗った。(画:左上)
 途中4000M以上の高地、ロンタン峠を越えると、だんだん景色も家の造り、人々はラダック色に近くなってきた。ここまできたら、ラダックも行けるんだけど、今回は初スピティが目的。
 キーロンから朝6時のバスでマナリ方向へ、分岐のグランプーという所で降りて、マナリ発のスピティ行きバスを30ほど待つ。。きたバスは満員。補助席で進行逆方向に何時間もの悪路に揺られてのドライブ。 だんだんスピティバレイに入っていきます。。高度もあがり、マックスは5000Mいってるのかな?だいぶ意識がぶっとんでます。 (画:右上)
 こうして、何もない高地の峠を越え、スピティのはじめのLOSAL村に着いて、休憩。4000Mくらいの村。(画:左下)
 そこから2時間くらい進むと、出てきました。キゴンパ。川の対岸に位置して遠くに見えました。 そしてスピティの一番の街カザに到着。ここを拠点に動く感じだけど、特に何があるっていう町ではなく、バスの発着場所。小さな町。
 まずわここでいろいろ歩き回る。谷間で見つけた奇妙な石。(画:右下)
模様と、まん丸さにずっと手にしていたけど、重いから谷間に祀ってきた。
 こんな感じで、これからゴンパへの道がはじまったのです。。。広涼地最高!

VOL.123 マナリは山中より

2008-07-08 | travelling
 あまりいい天気には恵まれず。
 インドも雨季で、時々雨が降り続きます。 冷えて寒いです。。
 この寒暖の差で、風邪ひきそうですが、何とか気合で!!
 先ごろまでの体調不良も、だいぶ回復し、だからといって調子こかないで過ごしております。
 のんびり、療養中・・・といいたいけど、寒いからそうでもない。
 寒いと食いに走ってしまう。 
 まずはなじみの飯屋を探し、チャイをすする。
 テイラー屋で適当な布を購入し、裁縫してます。バックを作成した。(画:右下)
 読書も、やっと日本から持ってきた1冊を完読したほどです。
 
 ここは少し高地で、全身がまたむくんでおります。
 これより先に向かう地も、もっと高地で、ここでしばしの順応といいましょか。

 山の中で、しんみりと、地味に、ゆっくり、生きておりますゆえ。。

VOL. 122 インドがはじまった

2008-07-02 | travelling
 インドのデリーです。とっても蒸し暑いです。
 空港から、このパハールガンジまできた時、一気にインドがよみがえって
 面白かった。 やっぱ旅しやすいなあインドって。。
 
 今日で3日のデリー。帰国便も押さえ、あとは北の避暑地へ向かいます。
 マナリへ、そして昨年断念した、スピティへ行こうと思ってる。

 お目当てのゴンパを拝みに。。高地へ入ります。
 情報が少ないので、ここらは現地収集になります。

 ここデリーでもインド歴の長いクリシュナさんリコメンドもあり、少しは
 バケーションできそう。楽しみ。ほんと、インドは面白い人多い。

 昨年の初インドから、お気に入りのキッチンカフェでブラックを飲む。
 ここのスタッフは、昨年あたしがよく来てたのを覚えてるって、うれしい。
 結構な階段をリトルトレックするのできついけど、登り終えるとタシデレ!
 って挨拶してくる。スタッフがいいやつらで和める。食事も美味い。

 本日、夕方から約15時間のバス移動・・・がんばるぞ!!ヒマーチャルへ!