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ミラレパ 茶房

★ミラレパとは、チベットの偉大なるヨガ行者の事である。
Milarepa a great saint of Tibet

VOL. 315 あと1ヶ月

2012-12-27 | Weblog
 
ここに越してから、もう12年も経っていた。

 なにかと便利な立地だったので、狭い意外は不自由なく過ごした。

 屋根裏部屋のような狭さだけど、ベランダが広かった。

 ベランダでは、植物やミニ野菜など育てたりと、かなり日当たりもいい。

 いい天気の休日にはベランダに出てゴザを敷いて珈琲やチャイなどを飲みながら

 本を読んだり、日光浴したり。

 
 大家さんとも最低でも月1.2回は顔を合わせてるから安心だった。

 私が長期旅に出てからも、少し心配かけたけど、快く旅話を聞いてくれた。

 
 そして、12年住んだ部屋を来月中に引越すことを告げた。

 なんだか今までの長い思いがこみ上げてしまう。

 大家さんはすごく前向きな考えで激励してくれた。
 
 いろんなアドバイスは身に沁みて、ほんとうにじんわり泣きそうになる。

 
 1年がほんとうに早いと嘆いていたけど、12年って・・・

 それもなんとなく、あっという間な気がするけど、思い出すにはまだ少し早く、

 これから引っ越すまでの間、じわじわと襲ってくるんだろうな。

 暮れの、どこか押し迫った時には振り返るのは今年中に。


来年は、いい年でありますように。

 そう願うばかりです。

 

VOL. 314 今年の一枚はコレ、か。

2012-12-22 | Weblog
(前置きが長いけど、所感。)

今、街はクリスマス色で賑わっているけど。

なぜか、この時期はお買い物する人が多い。

どこのお店に行ってもたくさんの人。

レジには長蛇の列。

出費がかさむ年末。

クリスマスというのが、意味もすり替えられたイベント事にされている世の中。

これは一種のお祭りです。西洋文化の影響です。

宗教色に関係なく、お祭りです。

だけど、25日を過ぎれば街は一気に年始へ向けての神道お飾り色に替わる。


不思議な国だ。


少しでも賑わいたいと願う人々の、お祭り。

騒いでも、凹んでも、願っても、行く年来る歳のニューイヤー。


地上に生きる人は、そうして証を残す。




それにしても、増して思うこの師走感。追われてます。


今年を振り返る時間もなさそうだけど、

たぶん、今年唯一の一枚、買った中古のCDがあった。



最近はあまり音楽も聞き流し程度ではまってなかったけど、

この「勝手に観光協会」は、無料配信映像で見ていた時にグッときて。

その日本各地を観光して、旅館録音(リョカロク)したご当地ソングがかなり心地いい。

哀愁漂う歌詞と曲が、ギターとオカリナでハモッてて、かなりライブ感出てて。

何曲かは耳に残ってしまい、よく移動中に聞いたもの。


『今年の一枚』 はコレだ。。。


きっと、ちゃんと遡ればいろいろあったんだろうけど、これがグッときたんだ。


来年は、何に出会えるかな。

いろいろ影響されると、ぶれまくって大変なので、ほどほどに出会いたい。

ぶれてるって、今一番イタイ言葉だ。


最後に、ふらっと入った展示もの「チャールズ・イームズ展」で。




なにか、これからインスパイアされるかどうかは?である。

ごちゃごちゃした中で、よく分からない年末だ。。。

おわり。





VOL. 313 あっという間に師走で。

2012-12-17 | Weblog
 
ついこないだ買って読んでいた雑誌は冬の特集だった。

 それがもう今、あっという間に巡って同じ季節に・・・。

 1年の経つことに早さを感じ、心も身体も巡ってはルーティン化している。

 
 変化がなかったのかというと、そうでもないが、大きな変化とは言えない。

 これからのことも、今のことも、もっと先のことも、思うだけで疲れてしまう。

 
 1週間をやっつけながら過ごした日々もあった。

 1日の終わりがとても充実して過ごせた日もあった。

 1ヶ月が終わりそうになると、なんだか少し焦る。

 1日が無駄になってしまうこともあった。

 1時間が早く過ぎてしまえと思ったことも。

 1分がひどく惜しまれたことも。。


 時間というやつに支配されて生きている以上、しかたない。

 ただ、自分にとっての重要な意味を、記憶も一緒にだんだんすり替えられて行くような

 そんな感じがする。

 
 少々、調子が悪かったとする。
 
 そんな時の考えは、良くないものだからって、抹消しようとする。

 だけど、一旦考えついたことは、脳の一部に残って出てくる。

 
 今度は、調子が良かったとする。

 そんな時の考えは、ぐんぐんと楽しいことへと上ってゆく。

 だけど、一旦気持ちが落ち着くと、調子が悪かった時より脳に残らない。

 
 ものの重さが違う。

 
 1年の経た思いと、これから1年を思うことは、比重すると。。

 思いの重さが、増しに増した年末に、よく病む。


 目をそらそうか、たのしい方向へ。

 とてもそういう気分じゃないとしても。。。

 
 この先にきっと沈む重さの予想があっても。

 
 残された時間は?

 分からない。


 それじゃあ、あと少しで、今年も終わるのですね。。