雛人形を作っている江戸木目込人形職人  ~伝統工芸士 新井久夫~

人形のまち岩槻で、おひなさまや、贈答用の木目込人形をつくっている職人のブログです。

重陽の節句。

2011-09-14 22:53:33 | 節句人形 雛人形
        さあ!人形をドンドン作って行きましょう。

        節句(雛まつり)までのカウントダウンは始まっています。


気がつけば、夜も10時をまわっています。

散らかった工房を眺め、ため息、一つ。仲秋の名月より3日たちましたが、今晩も月が綺麗です。


もう、9月も半ば。

「アリとキリギリス」の童話をときどき思い浮かべながら、今年こそ、毎年のようなテツを踏まないよう、早め早めに動きたいと思っています。



ところで、「重陽の節句(ちょうようのせっく)」をご存じでしょうか?

9月9日がこの日に当たります。(もっとも、もとは旧暦ですが)

菊の節句、菊まつりなどともいわれますが、一方、「後の雛(のちのひな)」とも言います。




後の雛。3月3日の桃の節句に飾る雛人形を、虫干しの意味も含め、秋の気候の良い時に飾る習慣が日本にはあります。

いかがでしょう、この時期、お雛様を出されて、飾られては?

伝統工芸士 新井久夫のホームページ

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