さいたま市岩槻区、わが人形のまちにて「人形の里アートフェスティバル」が開催。
様々なイベントが行われました。
本日、台風が近づく中ではありましたが、「岩槻の魅力を語る」というテーマでシンポジウムがありました。
人形研究家、大妻女子大学の是澤博昭先生をはじめとするパネラーによる意見交換会でした。
岩槻の小学校では「人形」という文化に触れたり、あるいは実際に木目込み人形の製作体験をするなど、岩槻ならではのものがあるとのお話がありました。
日本の人形とは「観賞するもの」であり「愛玩」するものであり、また「お守り=宗教」の要素も有る、特別なものです。
人形...。我々人形職人にとっての人形は生きて行くための手段、経済活動としての「生業」でありながら、一方、世の中に人形文化を伝える「担い手の一人」としての大切な役割りのある事をしっかり自覚しなければと思います。
現在外は台風の影響で風が強いです。
時折雲の流れをぬって、中秋の名月が見えます。
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