期日前投票、前回の1．6倍

昨日、衆院選の期日前投票に行ってきました。

私たちのような人形業界の商売の人間は、日曜日に仕事があり、投票日に忙しい事が多いので、不在者投票やら、期日前投票に行くことが多くなりがちです。

これまでの期日前投票の折には、区役所の投票の受付所で一緒になる人が、一人か二人程しかいませんでした。

ところが今年はどうも様子が違います。

今日は夕方、女房も期日前投票に行きました。私も一緒に車で行ったのですが、昨日よりも多い人達が区役所にいました。



総務省が本日29日、衆院選の期日前投票の状況を発表しましたが、公示翌日の19日から投票日2日前の28日までに投票した人の数は、1094万4845人だったそうです。

前回の2005年の衆院選の時と比べると、62．8％の増加だそうです。有権者の1割以上の人が投票を済ませた事になるそうです。

という事は、もうすでに投票を済ませた人にも、「清き一票」をお願いしている事になります。


もはや期日前投票の期間は、もうすでに投票日であるといえるのでは？



投票日まで、各候補者の選挙活動やら、人柄、マニフェストを確認し、考えて、考えて、最もいい人を選ぶ、という投票行動はなくなるかも知れません。

選挙戦、最終日の今日、ここさいたま市の岩槻駅には、各候補者とその陣営が最後のお願いを繰り広げていました。

誰も彼もが、「今晩、8時までが勝負です」とか、「投票箱が閉まるまでが戦いです」と声をあげていましたが、期日前投票で投票する人が増えれば、いずれは期日前の出口調査だけで開票を待たずに当確が出てしまいそうです。

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