川べのお茶

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御殿場散歩その2

2018-10-16 | 取材
前回の続きです。


旧岸邸から車で2~3分ほど、
「秩父宮記念公園」に到着です。

秩父宮記念公園
昭和16年8月から約10年間、
秩父宮(昭和天皇弟宮)両殿下が実際にお住まいになられていたご別邸を、
秩父宮妃勢津子殿下が平成7年8月にお亡くなりになられた際のご遺言により
御殿場市に御遺贈された約1万8千坪の敷地面積の公園です。


ヒノキ林のエントランスから


水引草の咲く石畳の小道を抜けると


見事な枝垂桜のもと、


堂々たる茅葺の建物が建っています。




 下の広場から

見事な茅葺のこの建物は、
享保8年(1723年)に御殿場市内に建てられた民家を移築し、
内部を改装して
居間・応接室・書斎として
実際に宮様ご夫妻が別邸としてお住まいになっていたものです。


前庭の正面には富士山。
(残念、ちょっと隠れてしまった)



内部は
土間を改装したクラシカルな応接間、


昔の面影を残す囲炉裏の間。


何とも趣のあるステンドグラス。



300年近く前の建物が、
メンテナンスされ美しく保たれていました。
もちろん内部は改装を重ねた事と思いますが、
構造体はおそらくはあまり変わらないかと思います。
本当に「木の生命(いのち)」って、手入れ次第だなあ!


この公園は「花の公園」としても有名で、
訪れた際は秋の花々が咲き乱れていました。

さざんか

水引草

なんでしょう、鮮やかな紫の実と可憐な花


シュウメイギク



併設する新館は今は記念館となっており、
秩父宮両陛下のあゆみなどがパネル展示されているのですが、
その一角に


妃殿下専用の浴室が!

春には中庭の桜を眺めてのご入浴だったそうですよ。
優雅だわあ。
(専用の浴室、憧れです)
(自分で掃除しなくていいなら。爆)


自宅のある埼玉西部からは
車で約1時間半、
お天気にも恵まれたショートトリップでした。




秩父宮記念公園HP → 
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