👆は、Ξ⁻ baryon のヒッグスエリアによる質量解析と崩壊を表している。
👆の崩壊は、二種類のストレンジネスを含んでおり、e/2 ⇒ -u 2d ⇒ -2e の、内在粒子転換が起こっている。
標準モデルに於いて、Ξ⁻ baryondss は、三つのクォーク (dss) による複合粒子と考えられている。Ξ⁻ baryondss は、マイナスの電荷を持つが、同じ質量でプラスの電荷を持つ 反Ξ baryondss (Ξ⁺ baryondss) は、存在しない。
バリオン8重項は、ストレンジネスを含むバリオンの対称性を示しており、陽子がプラス電荷を持つ事と、Ξ⁻ baryondss がマイナス電荷を持つ事に対する対称性が示されている。ただし、陽子はプラス電荷のみ存在する訳ではなく、反陽子が存在している。これをquarkモデルに置き換えれば、(uud)、(反u反u反d) は、共に存在しているが、(dss)、(反d反s反s) は、片方のみ存在しており、(反d反s反s) は、存在しない事を意味している。