アプリコット プリンセス

チューリップ城には
とてもチャーミングなアプリコット姫がおりました

超弦理論  Σ⁻ baryon

2024-01-07 11:22:48 | 理論物理学 素粒子

 👆は、Σ⁻ baryon のヒッグスエリアによる質量解析になる。

 Σ⁻ baryon の崩壊は大きく偏っており、ほぼ全てが中性子とπ⁻に崩壊するが、ごく稀に、Λ⁰、e、vē に崩壊する。(陽子への崩壊は観測されていない)

 これは、👆 Σ⁻ baryon 内在粒子の、⑴はあるが、⑵は存在しないことを意味している。

 内在粒子⑵には、二つのeが含まれている。これは、Λ⁰にも現れていたが、 Σ⁻ baryon の場合にはマイナス1電荷を持つ点が違っている。

  Σ⁻ baryon が陽子に崩壊できないのは、二つのeが含まれている事と、 Σ⁻ baryon がマイナス1電荷を持つ事が原因ではないかと思う。

 標準モデルには説明できない対称性の破れがある。

 それは、陽子と反陽子のクォークモデルに表れており、陽子は(u、u、d)反陽子は(反u、反u、反d)で構成されているのだが、バリオンには(u、u、u)は存在しているが、(反u、反u、反u)は存在しない。

 これは、内在粒子⑵が存在しない事と関係しており、Λ⁰には許されていた2eの内在粒子は、 Σ⁻ baryon がマイナス1電荷を持つ事によって禁止されている事を意味している。