👆は、Ξ⁰ baryon のヒッグスエリアによる質量解析。
標準モデルに於ける Ξ⁰ baryon は、(u,s,s) 三つのクォークで構成された複合粒子であると考えられている。ヒッグスエリアによる解釈では、ストレンジネスを二つ含んだ状態と、二つの香り成分が変換する反応は区別できない。
Ξ⁰ baryon の崩壊も偏りがあり、多くが Λ⁰とπ⁰ に崩壊する。
Ξ⁰ baryon 崩壊に於ける内在粒子の変換を示すと
e/2 ⇒ -u
d ⇒-d
(uud)+e-0.06MeV ⇒ -2e-0.03MeV
(👆Ξ⁰ baryon の内在粒子を参照)
上変換に表れた(uud)は、超弦電子に相当するものであり、(uud)は、香り成分の異なる電子であると解釈される。
(π⁰は電磁相互作用で崩壊するので、付随するエネルギーの-0.01MeVは結合エネルギーとして省略している)