ゲルマニウムは、原子番号32の元素。元素記号は Ge。
66Ge 32 34 65.93384(3) 2.26(5) h 0+
67Ge 32 35 66.932734(5) 18.9(3) min 1/2-
67m1Ge 18.20(5) keV 13.7(9) µs 5/2-
67m2Ge 751.70(6) keV 110.9(14) ns 9/2+
68Ge 32 36 67.928094(7) 270.95(16) d 0+
69Ge 32 37 68.9279645(14) 39.05(10) h 5/2-
69m1Ge 86.765(14) keV 5.1(2) µs 1/2-
69m2Ge 397.944(18) keV 2.81(5) µs 9/2+
70Ge 32 38 69.9242474(11) STABLE 0+ 0.2038(18)
71Ge 32 39 70.9249510(11) 11.43(3) d 1/2-
71mGe 198.367(10) keV 20.40(17) ms 9/2+
72Ge 32 40 71.9220758(18) STABLE 0+ 0.2731(26)
72mGe 691.43(4) keV 444.2(8) ns 0+
73Ge 32 41 72.9234589(18) STABLE 9/2+ 0.0776(8)
73m1Ge 13.2845(15) keV 2.92(3) µs 5/2+
73m2Ge 66.726(9) keV 499(11) ms 1/2-
74Ge 32 42 73.9211778(18) STABLE 0+ 0.3672(15)
75Ge 32 43 74.9228589(18) 82.78(4) min 1/2-
75m1Ge 139.69(3) keV 47.7(5) s 7/2+
75m2Ge 192.18(7) keV 216(5) ns 5/2+
76Ge 32 44 75.9214026(18) 1.78(8)E+21 a 0+ 0.0783(7)
77Ge 32 45 76.9235486(18) 11.30(1) h 7/2+
77mGe 159.70(10) keV 52.9(6) s 1/2-
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
⁷⁰Ge ------------
⁵²Cr+¹⁶О+2中性子 安定
⁷¹Ge ------------
⁵³Cr+¹⁶О+2中性子 不安定
⁷²Ge ------------
⁵⁴Cr+¹⁶О+2中性子 安定
⁷³Ge ------------
⁵⁴Cr+¹⁶О+2中性子 安定
⁷⁴Ge ------------
⁵⁴Cr+¹⁶О+2中性子 安定
⁷⁵Ge ------------
⁵⁴Cr+¹⁶О+3中性子 不安定
⁷⁶Ge ------------
⁵⁴Cr+¹⁶О+4中性子 準安定
上記
⁷¹Geは、
⁵³Cr+¹⁶О+2中性子形態にはなれない。それは、スピンによる制約であり、
⁵³Crが(3/2-)、
¹⁶Оが(0+)であるから、
⁷¹Geのスピン(1/2-)(9/2+)にはなれない事が理由となる。
⁷³Geの場合は、(5/2+)に対して
⁷¹Geのスピンは(1/2-)(5/2+)(9/2+)があるので、一旦、73m1Ge 13.2845(15) keV 2.92(3) µs(5/2+)になることが可能になる。
⁷⁰Geの超弦原子核形態は
⁵²Cr+¹⁶О+2中性子以外にも考えられるが、
¹⁶Оが基準になっている方が実験結果を良く説明できる。
では、更に、¹⁶Оをベースにした新しい複合形態を考える事はできないだろうか?
¹⁶О形態をもう一度見直してみれば、外形が波打った6角形の超4面体を形成していた訳だが、この超4面体は2つを綺麗に重ね合わせる事が可能なのだ。
そして、その重ね合わせを全て太い支柱(5本の束)にして、4つの超4面体を強力に結び付ければ
⁷⁰Geの形態を作る事が可能である。
軽元素原子核の超弦構造が重ね合わせの無い細い支柱で構成された正4面体が基準になっていたことを思い出せば、今度の新しい組み合わせ構造が、その類似構造であることが分かる。
⁷⁰Geは6共有完全形態が4つ強固に結び付けられた組み合わせ構造である。
⁷⁰Geは、その接合部の6つの支柱が全て太い支柱(5本の束)で強固に結びついており、余分の細い支柱の追加がない組み合わせ構造の完全形をしている。