春~よ 来いっ!!
どんな鳥も想像力より高く飛べる鳥はいない
「よきひとの よしとよくみて よしといいし よしのよくみよ よきひとよくみ 」
紀曰 八年己卯五月庚辰朔甲申幸于吉野宮 紀に曰く、(天武)八年己卯の五月、庚辰朔甲申(5日)吉野宮に幸す。 |
「よし」を繰り返しながら王朝の未来を呪祝しようとして詠まれたとみられる短歌と、わかったようなわかりにくい解釈を見かけます。これは天武天皇の帝王哲学であり政治と部下の管理手法をまとめたものだと思います。賢人がよいというものをよく見て共感することだ。吉野の地をよく見なさい、良き人と言われるその場、その人をよく見なさい。よいものをより多く見て自分のものとし、現実の物事をよく見聞きして比較しよい判断をしなさい。この歌の本意は皇后の持統天皇にも受け継がれました。実は挽歌に天武天皇の日常の思い出として歌にしているからです。
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