こんな綺麗な言葉がなくなるのだそうです
金星を西の空に輝く『宵の明星』と言います
午後六時から九時ぐらいを指していますが
最近はもっと遅い時間を思って混乱する人が
多く紛らわしいとの判断から今年の秋からは
気象庁の表現言語として使用しないのだそうです
“そんな馬鹿なことがあるかいっ!”って
思う私は古い人間?なんですかね
夜の戸張 風を頬にうけ眼を閉じる
気配を知って巡り降りる一羽の使い
あたりは宵の闇 窓辺で放つウィンク
魔法の効き目 烏の精を仕留めたら
いつまでも 眠り続ける季節の間に
どうか私の 愛の花を枯らさないでね
季節が過ぎたその時は 愛しい花を
遙か彼方の 愛しい人に届けておくれ
そして忘れずに 新たな季節の種を
帰る道すがら探しもとめてほしい
いつまでも眠り続ける私の枕元を
ふたたび芳しい花の香りが満つよう
だから私の 愛の花を枯らさないでね
季節がめぐり優しい風が この窓辺に
静かにそよぐ頃 あなたが咲かせた
愛の花々は 満ちてわたしの瞼は
涙で隠れるほどに濡れているでしょう
昨夜そぼ降る雨のなか猿楽町の
Caffe Michelangeloでリゾットを
食した イタリアの古い家屋を
改造したような造りのお店
人が感じる幸せは人それぞれ
高級でなくてもわざわざ遠出をしなくても
顔を寄せ合って食事をする
“おいしいのかな…? おいしい?”
な~んて会話をしながら過ごす
とても幸福な時間だと思います
誰しも人生には色々な時代があるけれど
支え認め許しあう愛のある人生
時には幸運ばかり訪れない
だから
なにげない悦びに心を馳せる
無 事 に 終 わ っ た 日
無 駄 な 日 に 感 じ て
心 が 落 ち 着 か な い
誰 ひ と り 傷 つ け ず
変 わ ら ぬ 昨 日 か ら
変 わ ら ぬ 明 日 へ と
今 日 も 歩 み 続 け る
無 事 に 終 わ っ た 日
無 駄 な 日 に 感 じ て
心 が 落 ち 着 か な い
笑 顔 が 私 を つ つ み
い つ し か 街 に 雪 が
霙 に ま じ っ た 残 照
無 駄 な 日 は 暮 れ て
か き 消 さ れ る 夕 闇
ど こ ま で が 希 望 で
ど こ か ら が 絶 望 ??