映画って ひと言でいえば 『 夢物語 』
そんな お手本のような 映画でした
在りきたりの 奇想天外な 展開から
ホロリとさせる 結末があって
そしてところどころ 現実感も あって
怪優が演じると耐え難くさえある
単純なシナリオが 活きてきて
厚み 説得力を 感じさせてしまう
キャリアの成せる技
反して千日回峰行を成就した
阿闍梨が人生の極意を こう言った
“ 一生 小僧 の こころ で 生きる ” と
なにかを会得したら成長はとまる
とまるまで会得するのがまず一つ
そうしたら小僧のこころを取り戻す
それが 飽くなき高みを目指す 極意
ある種 ちがう道を 極める 達人を学ぶ
極意を感じる それを数多く 経験してゆく
自分の道に つながらなくても 全く いい
自分が 感じ入る事のできる 先人をみつけ
その人が 懸命に 自分を表現している もの
そのさま をみて感じ その人の人生を 知る
人生というものの年輪を体の中に 受け止め
られない限り あらたな成長は 望めないでしょう
-元気 と 幸福 は
心で つ く る もの-
今日はクラシックコンサートに出掛けました
銀座三越の隣り 王子ホール と云う
クラシック専用のホールで 初めてでした
フルートの旋律に チェロとピアノの合奏
曲目は Ch.ケックラン/14の小品
G.ユー/ファンタジー
J.-M.ダマーズ/演奏会用ソナタ
A.ルーセル/笛吹き達
G.フォーレ/ソナタ イ長調
春から初夏をおもわせる選曲が爽やかでした
アンコールは フォーレ の “夢のあとに”
ゆったりと 牧神たちと 遊べる時間でした
みることも
ふれることも叶わない
・・・
実体のないものたち
国も平和も希望も みんな
み~んな 形のないもの
人間がつけた ただの名前さ
愛も絆も想い出も
人間が懐いた ひとつの出来事
花を咲かせ 実を付けることが
できるかは 人と心に繋っている
その 心もまた実体が ない
おそれるものこそ この世に実体の
ないまま残るのです
だが それさえも ・ ・ ・ ・
事実は すべてが消 え 去 るのみ