goo blog サービス終了のお知らせ 

Aplomb

アプロン=体のまっすぐな軸。ヨガ&バレエを楽しむサイト♪

佐々木忠次氏

2008-02-02 13:47:28 | バレエコラム☆
ふと図書館で『闘うバレエ』と題する本を見つけました。

なんで今までこの本にめぐり合わなかったんだろう??

そこには東京バレエ団設立から今日までの道のりが創設者の
佐々木忠次氏によって記されているのでした。
もっと早くこの本を読むべきだった!

私は大人になってなんとなくはじめたスポーツクラブでバレエにめぐり合ったので、あまりバレエ界のことはよく知りません。

でも、なんとなく、日本のバレエ団は古典コンプレックスからか、バレエ
の地平線を開くより、ロシア人になろうと努力しているように見えていました。
そう、東京バレエ団以外は・・・。東京バレエ団は私の好きなコンテ作品が多いので、大阪へ来たときにはかならず見に行くことにしていました。

大阪には有名な国内バレエ団もあるのですが、そちらはなんとなく、
行きにくい感じで行っていないのです。

少し前、ふとクラシックが聞きたくなってフラッと劇場へ寄ったら、
室内アンサンブルなのに、たぶんどこかの音楽教室の発表会のようでほとんどが身内のコンサートで、身内でない観客はなんだか肩身が狭い感じでした。
外国ではそんなことあまりありません。

日本のバレエもよくそういうことがあります。大きくて団員を何人も抱えているような国内バレエ団もけっこうそういう雰囲気なので、ただバレエが好きでいる普通の私のような観客はなんとなく、見に行きづらいのです。

その点、外国のバレエ団の公演はそういう雰囲気がないし、東京バレエ団も
身内の雰囲気は少ないですよね。

もちろん、友達が出ている発表会は別です!そりゃ友達ががんばっている姿を
応援しに見に行きます。楽屋見舞いももちろん持って!

でもベジャールのバレエフォーライフを見たときのような、オペラ座で見たバレエのような感動を期待して行くわけではなく、”応援”です。

やっぱり芸術としてのバレエは外国のバレリーナに求めてしまいます。
でも、この本を読んで日本にもバレエの『感動』を目指している人がいたんだなぁってことがうれしくなりました。

ただ東京公演ばかりなので、なかなか見に行けないんですよね・・・福岡にも
きてほしいです。

ここからマラーホフの新年の挨拶が見れます!
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/2008/01/20080105.htmlhttp://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/2008/01/20080105.html

レッスンの質を上げるアミノ酸

2008-01-17 10:11:59 | バレエコラム☆
スポーツクラブと比べて、チャコットや巷のバレエ教室、
水を飲まないんですね~(笑)
水を飲んではいけない雰囲気がある・・・ 知らなかった・・・。

バレエってすごく疲れませんか?
水をガンガン飲んだほうが疲労がたまらないと思うのですが
どうでしょう?疲れが早くくるとレッスンでも集中力が持続せず
不利な気がします。バレエはなんと言っても色々なところに気を
配りますから集中力は大事ですよね。

私は以前はバレエをすると疲れて翌日の午前中の体調が
イマイチでした。連続でレッスンすると、気力が萎えて、レッスンも
だらけ気味だったのですが、ヴァームを飲むと疲れない!

スポーツクラブでは45分間程度のバレエレッスンもあったのですが
50代以上の年配の方には45分くらいが集中力の限界、という声も
あったくらいで、バレエレッスン中の体力維持、というのは結構
重要なポイントではないかと思います。

レッスンをいかに集中力を途切れさせず続けられるか?
大人はレッスン量を増やせないので、質を上げることが上達の近道です。

でもしばらくヴァームを飲んでいたら慣れてきてしまったので、
ダブルアミノバリューに変えました。これは通常のアミノバリューと比べ
BCAAが倍!4000mgも入っているんです。これを飲むと確実に
次の日の疲労が少なくなります。
BCAA2000mgのアミノバリューは150円なのに、ダブルアミノバリューは
200円。割安です。

ポアントクラスなど、集中力を切らすと、単に上手くできないだけでなく、
危険を伴うような大切なクラスでは特に欠かさないようにしています。

福岡チャコットの近くではちゃんとしたスポーツドリンクを置いている薬局がなく、
手に入れる場所が限られているのが残念です・・・


Billy Elliot

2008-01-09 09:00:43 | バレエコラム☆

これは映画『リトルダンサー』の原作。

ご存知、アダムクーパーがラストにスワン役でちょろっと跳躍で
出演するやつです。

映画で見ても、泣けたが、原作はもっと良かった。

バレエ抜きにしても、きちんと文学作品として成り立つ作品に
なってて。

大体、バレエの映画って、しょぼいのが多い。
この前見た『オーロラ』も、ストーリーは子供だましかいっ!っていう出来だった。

そりゃ観ますよ、だってバレエ映画自体が少ないし、オペラ座の若手
ダンサー起用と言われれば見ざるをえんでしょ・・・。

でもねぇ子供じゃないんだから、お姫様が踊りに魅せられて昇天するって
はぁっ???って感じなんですけど。

物語としての厚みがない・・・。踊りがキレイなら文句無いだろってこと?!

Billy Elliotには、バレエそのものは詳細は出ない。レッスン風景も出ないし。

でも、バレエがどんな風にイギリス社会に受け取られているのか、
そういうことが垣間見えます。 

ビリーの父親のセリフ・・・
「そんなのはただのミドル・クラスのお遊びだと思っていた。俺には無い金を
無駄遣いする方法でしかないと思っていた」、
バレエをしたいなんてこの子はオカマではないかと心配する大人たち・・・、
女性はミドルクラスミリーと言われちゃう。
でも、ちゃんとしたレッスン室はなくて、地域の体育館でのレッスン・・・。
(でもレッスンピアニストはちゃんいるのがスゴイ。)

イギリスほどの階級社会じゃない日本でだって、まぁバレエは実用的な
ものとはあんまり思われていませんけどね。

ま、私もやってみるまで、こんなに健康にいいものだとはおもいませんでしたけど(笑)

バレエは癖になりますね!!

2008-01-02 22:20:44 | バレエコラム☆
大人からのバレエ。初心者の大人のバレエの心のうちは、
なかなか葛藤が終わることがない・・・です。

だって、バレエって普通は、子供の情操教育だし。
だって、バレエってったって舞台に立つことが目標ではないし。

美容と健康を目的に・・・とは言うものの、日々アチコチ痛い~!と悲鳴を
あげ、一向に”ほっそりスレンダー”とは無縁な体を直視すると苦しい
言い訳にしか聞こえませんね・・・(笑)。

まぁ趣味ですからね、本人が楽しく充実していればいいのではないでしょうかっ?
ってまぁ開き直りとも思えるセリフを吐くしかない・・・、のでしょう・・・。

じゃあ、なぜバレエが楽しいのか?それは人それぞれだと思うんですけどね、
最近読んだ『リトル・ダンサー』の原作『ビリー・エリオット』にもありましたけど、
”バレエはくせになる”ですね。 同じ動作を繰り返し繰り返しすることで正しい
動きを体にしみこませる、これが癖になる(笑)。

あと、バレエの価値観が好き、手放せない、というのもあります。

バレエの価値観、というのは、バレエにおいて美しい、とされているものって
現実の世界で美しいとされているものとやや違ったりするんですよね。

手と足、日本ではもみじのように小さい手足が可愛くていいでしょう?

私、手も足もでっかくって、もみじどころか、やつでみたい。
脚も太くて、ちょっと筒の細いブーツは入んない(笑)

でもまぁバレエでは手足はデカイほうが何かと便利です。デカイということは
縦に使えば長いっていうことですから。

足の太さは煮ても焼いても喰えないのですが(笑)、バレエをしなければ、
それこそ全開で太っとくなるんですよね~。バレエをすると太ももの筋肉が
縦に着くので、直径は変わらないんですが、目の錯覚が利用できる、って訳です(笑)

あとは胸ですか?巨乳は減点~。バレリーナに胸はイラナイ。素晴らしい☆

以前日焼けしてしまったんですよ~海に行って。そしたら先生、
「締まって見えるよ」って(笑)。まぁ日焼けだけはバレエではご法度のような気もしますが
舞台に立つ訳でもないし、いっか~。ちょっと小顔効果あったりして?

とまぁ、自分に都合のいいところだけバレエの価値観を拝借してしまうわけです(笑)

本当は、足の甲が出ていないとか、肩が上がってるとか、鼻ぺちゃとか、口が出てるとか
バレエの価値観的にそーとーNGな部分が一杯あるんですけどね。音痴も入るか。

ま、そういうところは、目をつむって、キレイなクラシック音楽に合わせ足を動かし、ポールドブラしていたら、
なんだか、瞑想にも近い勢いで日常のストレスが洗い流されていくわけです。
バレエって、バレエをやっているときはバレエのことしか考えられないほど集中力要りますから。

だからバレエは癖になります。


『くるみ割り人形』の原典

2007-12-23 12:49:55 | バレエコラム☆

バレエでクリスマスと言えば、『くるみ』ですよね~。

大阪では毎年、クリスマスのチャリティー公演に行っていました。
今年は行けない・・・。 

福岡では25日にシルヴィ・ギエムの公演があります。
でも、演目はあまりクリスマスとは関係ない『白鳥』他・・・。
ギエムは古典じゃないよなぁ。あまり白鳥とか好きそうでないし、
見逃したら次はないよなぁ。

クリスマスは私の大好きな海外の児童文学では一年で一番
心が弾む季節です。 でも、あまり『くるみ割り人形』の話は
出てきません。なんとなく、クリスマスにまつわるお話を読んでいたら
『くるみ』の原典が紹介されていました。

『くるみわりとネズミの王さま』 ホフマン作です。

ドイツのお話なんですね。クララでなくマリーが主人公。
でもチャイコフスキーはデュマの『はしばみ物語』を元に作曲したらしいのですが。

この『くるみわりとネズミの王さま』 簡単にいうと
醜い外見に惑わされない女性が幸せになる教訓話”らしいのですが、
バレエではそんな”教訓”はどこにも見当たりませんね(笑)



ピグリンって誰?

2007-05-13 12:48:53 | バレエコラム☆
ダカラのCMの豚くん、ピグリン。かっわいいー!

とってもバレエがお上手ですよね~♪

ピグリンのぬいぐるみに入ってバレエ踊るなんて大変じゃないかしら~

ピグリンの中身の人ってすごい~って思っていたら
新国立のソリスト本島美和さんだそうです。

ダカラのサイトから見れますよ~

本島さんのインタビュー

新国立ってフェリとかとじかに会えたりするんですね~いいなぁ


フロアバーって知ってる?

2007-05-11 09:30:38 | バレエコラム☆
フロアバー(Floor Bar)について、はたと気がついたのは、NYCBのワークアウトビデオで、ワークアウトしている途中です。フロアバーという項目があるのです。

ワガノワのストレッチを見ていても、バーレッスンを寝転んで床でやってるだけじゃないの?と思える場面が一杯です。

そうです。フロア(floor)でバーレッスン(barre)を行う、からフロアバーなのですね!早く気づけって(笑)?

フロアバーの良さは、上体の引き上げが床に寝ていることで誰でも行え、背骨がまっすぐに保たれていて、正確なバーレッスンが行えるという点につきます。

自分ではまっすぐなつもりでも、肩や胸をまっすぐに保ってバットマンするのはとても難しい、そういうとき、フロアで背中をまっすぐに保ってやってみて、その感覚を覚えるという訳です。

どこかを痛めてしまって、普段のレッスンに出れないときこそ、感覚に集中して正しいフォームを身に着けるチャンスです。

昔、テニスをやっていた私としては、なんとなく”素振り”の練習に近い気分です。素振りって何百回もやるじゃないですか? 素振りでちゃんとフォームが身についていないうちにコートに出ても球に追いついてる間にフォームが崩れて、ラケットの変なところに球が当たってしまい、全然打ち返せないんですよね。

それでも、”これ”っていうあたりの時は、10回に1回くらいなんですよね。

フロアバーは欧米のほうが、広まっているようです。こちらのサイトはフロアバーをやっている様子が視聴できます。

フロアバーだけで教室が開けるほどですから、詳細に突き詰めると奥深い!

日本の大人の初心者は、タンジュやグランバットマンを仰向けでやってみると良いと思います。