Aplomb

アプロン=体のまっすぐな軸。ヨガ&バレエを楽しむサイト♪

あなたはすでに美しい☆

2012-07-02 09:11:15 | Yoga
ヨガを教えています。すると、お客様の大半の動機が、

・痩せたい

になります。

Gooのブログの肩のところにいつも出てくるのですが、

「新仮想生活 ここではお嬢様や億万長者」 … うーん、ベタだ。

お嬢様と億万長者とは ものすごーく想像力が貧困なわけですね。

女性にとって痩せたい、ということの真の欲求は美しくなりたい、ということですし、
美しくなりたいということの真の欲求は愛されたい、ということで、愛されたいということの真の欲求は・・・

いやあまり突き詰めると逆噴射しかねません…(^^;) が、自己承認欲求です。

つまりお嬢様です。 

■ ヨガの痩せ方

最近読んだ漫画の本に 「君は体重計から解放されなくてはならない!」という台詞が
ありましたが、まさにそれなんです。

ヨガで痩せるとき、それは、痩せることにあまり執着しなくなったときです。

痩せることを考えると、体重計に乗ります。小さな体重の変化に一喜一憂します。

するとその一喜一憂がストレスになります。体重の減り具合が厳密な下降ラインを描いていないと
不安になります。し、あせり ます。

不安も、あせり も心の無駄です。

じゃなくて、ずばり、美しさそのものを目差そうではないですか! 

というとエステのススメ?! はなくて。

たった今、美しくなる!

アサナではきっちり美しいアサナを目差しましょう☆

美しいアサナがワカラナイ? とりあえず、近くにいる上級者を真似ましょう。

すると…何が起こるでしょう? 何が起こるって、自分の課題が見えてくるのです。

骨盤が傾いている、腹筋が弱い、背中が丸まっている、膝裏の筋肉が伸びない、息が止まっている、顔が怖い

そうリラックスしたカラダが作っているアサナはみな美しい☆

自分の課題が見えてきたら、もうアナタは美と痩せへの道を突き進んでいます。

なぜなら、仮にカラダが太っていたと仮定すると、それは普段のカラダの使い方のせいであるところが
大きいからです。そしてアサナに取り組んでいると、間食や食べるってことがそんなに重要でなくなります。
お腹が空のほうがアサナは取りやすいのです。 満腹になるまで食べたいっては思わなくなる。
なぜならアサナしづらいからです。

んな、こんなで体重計なんて見ていないのにあら不思議!

あなたはすでに美しい☆

ハズです(^^/) 
 

無理、怪我、挫折なし!の 毎日バレエ生活 

2011-12-22 09:39:25 | 大人のバレエのメリット
大人にバレエなんて教えても仕方ない・・・今そう思っているバレエの先生に習っているのですが(汗)・・・

ホントにそうでしょうかね? 私なんて大人からしていてよかったな~って思えることばかりなんですが(^^v)

そこで大人からバレエをやるメリットを数えてみることにしました☆

■ 大人のバレエのメリット

その① 好き!そのものを味わえる

子供でも大人でも、バレエが好きな人って、多分、バレエをしている時間がごく単純に好きなんだと思うんですよね。

そのバレエ時間・・・大人になってからならいくらでも味わえます(笑)。
ただレッスン数を増やせばいいだけ。勉強しなさい、とかうるさくいう人はいません(笑)

そうでなくても、子供のころは、バレエ時間が”何かほかの目的のため”にあります。 たとえば”プロになるため”。 

大人なら”何のためにバレエをするのか?” そんな陳腐な問いに答えなくていいのです(笑)

バレエが好きだからバレエやってんの! それが何か(笑)?

その② スピードより質

子供のバレエというのは体を痛めつける事とのセット販売です。 というのはコンクールで勝つ!が命題だからです。

しかし、大人はそんなこと関係アリマセン(笑) これはよいことです。心をこめてバレエができる。

何事も心がこもっていない、急いだ状態でやるのと、心を込めた状態、集中力を高く維持した状態でやるのでは結果が違います。 

急がない、ということは質が高い、ということです。

その③ 痛みなくして成果なし?はぁ?

子供が怪我をするのは・・・つまり、プロになるためには急いで特訓しないといけないからですが(15歳でローザンヌが頂点)特訓になると、血まみれの足になってもやる!爪をはがしても同情してくれる人なし!死ぬほど痩せこけても当然扱いです(汗)。

実は…こうしてメリットを挙げている私も小指の爪・・・今 黒くなったところがはがれかけてます・・・ほんっとポアントなんて2回しか出てないんですよ? それで爪、黒化。 小指って実は重要な指ではがれたら痛くてまっすぐ立てないので、必死ではがれないようくっつけてます(--;)下から爪が生えてくるまではがれてほしくないなー。

ポアントは非常に難しいテクニックなので、早く履けることより正しく履けることが重要です。

でも大人だから爪が再生するまで待つ余裕があるわけです。子供なら15歳でコンクールに出るためには爪が生えてくるまで待っている余裕はありません(笑)

バレエだけでなく、おおよそすべての活動に言えることですが、無理=無駄。

体を痛めつけて達成する運動は、最後に必ずしっぺ返しがきますよね。 

たとえば、ロイヤルで活躍した吉田都さんも腰痛持ち。プロになることの代償に健康な体を差し出す・・・(汗)
それがバレエの世界です。世界的なプリマである吉田さんに限らず、ふつーに教えている先生たちもほとんどが腰だったり股関節だったり悪くしています。

つまり、痛みとバレエの喜びを天秤にかけて、痛みより、バレエが勝るから、”我慢する”わけですね。

これはマズい・・・ この状況は Aを得るためにはBを差し出す という構図です。

これが長く続くと、メンタル面で、「何かを得るためには何か別のものを犠牲に差し出さねばならない」 という思想が生まれます。

バレエの場合は、痛みと成果が交換条件に。 

そこまではいいのですが、そこから先は条件と成果が反対になってしまう思想が
発展してしまいます。

たとえば、”犠牲は幸せの交換条件ではない”のは誰もが知ることのように、バレエにおいても痛みという犠牲を払ったからといって、成果がついて回るわけではアリマセンよね?

しかしなぜか勘違いしてしまうのが人間。「もっと、もっと」と無理を重ね、体を壊し「なぜ上手に踊れないんだろう?」ってことに・・・。

いつのまにか犠牲を払ったら成果がついてくると勘違いしちゃうんですよね。

これではいつまでたっても上達しません。差し出した犠牲の量で成果を測れるということのほうが間違っています。何しろ、99%がプロにはなれない、という世界なのですから・・・。

これに気がつかず、人生まで同じ仕組みで判断してしまうと、「私はこんなに犠牲を払っているのに全然幸せになれない、なぜなの?ひどいっ!」というメンタリティを生むことになります。

でも大人からやれば別にそんな無理・・・どころか、犠牲という名の無茶をする必要はありません♪

その④ 楽しい!!

どんな活動にしても、楽しくやれば上達します♪ 

特訓は、運動嫌いの人にはできません。でも楽しくやっていることであれば・・・運動が嫌いな人でさえもそれが運動だった、ってことは忘れてしまいます。

つまり、クラシック音楽にあわせて体を動かすバレエは、芸術家肌な運動嫌いな人にこそピッタリ! 運動だと思わずに、芸術活動だと思ってやればいいんです(笑)!!

バレエは美しさを追及するものなので、美しさを求める大人の女性には超おススメです!運動だと思わずに、美しさを追求する、と思ってやればいいんです(笑)!!

その⑤ コンプレックス無用

子供からやっていると・・・年頃になると体型でより分けられます。 きびしー!

大人になってからなら、太っていようが、チビだろうが、体型は関係なし。

それにやっていれば勝手に痩せて、勝手にプロポーションがよくなってきます。

楽しいからやる → だから幸せ → だから痩せて美しくなる という
好循環が大人のバレエです。


■ ”毎日バレエ生活”

そもそも、プロになりたい!って子供の「何でプロになりたいのか?」ってのを聞いていると「毎日バレエができるから」 だったりします。

毎日バレエができる が目的?! 

あれ?プロじゃないけど、毎日バレエやってるよ(笑)? 

そう大人になれば、「毎日バレエ生活」が自分の意思だけで行えます。
プロになる必要なし!

そりゃお稽古代を稼がないといけないなど、いろいろな別の努力は要りますが、そんなのプロになったって同じ。

プロとアマの違いは、プレッシャーと責任のあるなしです。 責任もプレッシャーもないのがアマ。

つまりほぼ代償なしに毎日バレエ生活が実現するわけ。 これがHappyでなくて何がHappyなのか?

バレエをやるなら子供じゃなくて大人からがいいですよ。 子供のバレエは99%がプロになれない世界。

”ならない”ではなく”なれない” 世界です。挫折をわざわざ子供に教えるようなもの。

それより好きなことをやって人生の貴重な時間を楽しんでくれるほうが何倍もよい。

大人からはじめるバレエには 一切プレッシャーも無理もそして怪我挫折も不要です♪

無理、怪我、挫折、一切なしの毎日バレエ生活。 これがバラ色でなくて何色なんでしょう??


ジェリーとヨガ

2011-12-14 22:22:21 | Yoga
スタジオで、ジュエリーを置くことにしたので、そのディスプレイでジェリーデザイナーさんとお約束していました。 

色々もって行ったのですが、ほとんど必要なく、ステキなディスプレイに出来上がりました☆

こんな感じ。 ジェリーデザイナーさんがほとんどやってくれたのですが、やっぱりデザインをやる人はセンスがいい!

あっという間にステキな空間に。 

出来上がったら、覗き込んでいらっしゃるお客様がほとんど・・・やっぱり!!

とてもステキなんですよ~ 世界にただひとつしかないジュエリー☆

今日はオーダーしておいた友達へのジュエリーも届けてくださいましたが、人柄をお伝えしただけなのにその子の雰囲気にピッタリなジュエリーに仕上がっていて感動!!!

やっぱり、天然石に囲まれて生活すると直観力が高まっているのでしょうか?

最近、ハーバード白熱教室を夫と見ていたのですが、理性で判断する、とバイヤスが掛かっていて判断を誤る、というテーマの話でした。

直観力というと、つかみ所のないテーマですが、ハーバード流の直観力の磨き方は、
感情日記をつけること・・・でした。

ヨガはさしずめ、直観力を研ぎ澄ます時間です。

yogaで目覚め3:47(汗)

2011-12-14 22:20:55 | Yoga
今日はとても変わった、でも充実した幸せな一日でした。

朝はなんと4時起き・・・(^^;) それもヨガのポーズを頭の中で研究していて目が覚めてしまったのです(汗)

昨日は夜ヨガの日で、アロマでリラックスしながらヨガを教えたのですが、お客様のお体を見せていただいてこういうポーズをして、ああして、こうして・・・と思考がぐるぐると・・・それで目が覚めてしまったのです。
おきたら、まだ3:47・・・アレ?

ヨガがわたしを呼んでる・・・。

ベッドを抜け出し、ダウンを着込み、ホットカーペットとエアコンをつけて、ヨガブロック&ヨガベルト。
自分のカラダではないお客様の体を思い浮かべながら、アサナを探ります。

これでよし・・・と思ったところで時計を見ると5時でした。 カラダがすっかりほぐれたので、また眠くなり・・・熟睡。 おきたら8時でした(汗) 

ああ~もっと早起きするはずだったのに。

その後は、朝の散歩でステキなシークレットガーデンを見つけるわ、知人から大根の漬物をもらっただけでなく、おいしいマフィンまでもらうわ、バレエの先生には優しい言葉をかけてもらうわ…、そして、ステキなプレゼントまでいただいて、
一体どうしちゃったの?ってくらい幸せな一日でした。

これもヨガ効果なのでしょうか?

私のヨガジェネ記事

2011-12-09 22:27:58 | Yoga
ヨガジェネに記事を書きました。

http://www.yoga-gene.com/contents/karada/post-82.html#content

バレエもヨガも、両方やりたいですよね!

ちびちゃんのレッスン ねらい目バレエ教室

2011-12-08 22:24:16 | バレエ日記

実は私の行っているバレエレッスン・・・今ちびちゃんクラス、小学生クラス、たった
一人しかいない・・・超ねらい目クラスです。マンツーマン・・・個人レッスン・・・
 おお!伸びてる膝! エライっ!

ああ大変!!昨日なんてちびっ子泣いてた(><) 

ウチのセンセ、あきらめない熱いハートの持ち主…バレエという山は、エベレスト級なので子供の時から目一杯頑張っておかないと登れない。ものすごいハイマウンテンなのです。 最初っから時速200kmでガンガン飛ばしてレッスンします(笑)

普通の人は高い(高すぎる山)を見ると最初からあきらめて努力を放棄します。
でも先生はあきらめない。 どの生徒にも才能があると信じて才能を発掘です!

才能の世界は厳しいですからね。99%の努力!1%の才能!泣いても頑張る!

かわいいパッセのあんよ☆大人でもココまで立っている足の膝が外に向いて維持できる人はめったにいません。

ベルクではじめてのヨガイベント

2011-11-23 19:28:26 | 食べ物
今日は ヨガのイベントをフレンチレストランベルクさんでさせていただきました。

双葉のICの近くにあるのですが、ひとつの敷地内に、フレンチレストランの
ベルク、ドイツレストランのルーヴェ、そして天然酵母パンのプラテーロさんの
3つの店舗が入っていてとても気持ちのいいケヤキの木のお庭があります。


お客様は5名の予定が3名☆ 今日は私の知っているかぎり最低3つは同時にイベントが山梨内のアチコチで行われており、このヨガに来ていただいたことに感謝感謝です。

ヨガはフレンチレストランベルクの2Fで行います。 しっかりとしたウールの絨毯の上。窓からは美しいお庭が見えます。



■ ヨガレッスン

今日は代表的なヨガポーズをメインにやっていただきました。 

テーマは 「ヨガ 起きてから寝るまで」(笑)

私のヨガはいつも3部作になります。ウォーミングアップ、本番、クールダウン。
序論、本文、結論? 朝、昼、夜? 陽、陰陽、陰? 日が昇り、そして輝き、
日は沈む…(笑)? 

まずは、座ってこころを落ち着けたらウォーミングアップ編・・・朝起き抜けのアサナをやってその後体を軽く解します。

《ウォーミングアップ》
①伸び
②伸びながら側屈
③ガス抜き
④腰周りほぐし

その後、起き上がって・・・

⑤座った形で上体をほぐします・・・呼吸と連動させて 

ここまででウォーミングアップ。その後の太陽礼拝をやりたいので、ダウンドッグやコブラを練習することもあります。このあたりは一日に例えると午前中です。

⑥太陽礼拝A 5回 スーリヤナナマスカーラとも言います。これで朝のヨガおしまい。

その後立位のポーズをいくつか・・・まずは前屈・・・ちょっと寒かったので体を上下反転させると血の巡りが良くなって体はポカポカと温かくなります。 バレエでも冬の寒い日は立位の前屈ではじめるといいのです。

《立位》
⑦前屈
⑧ウォーリヤー2番
⑨直角のポーズ
⑩ランジ
⑪股関節開き
⑫前屈&肩甲骨ほぐし

立位のポーズは結構しんどいものです。でも・・・みんなが望む細いウエストは、立位のポーズが作るもの・・・そして立位のポーズのコツは・・・足の裏をしっかり使って立ち、上体は軽く力を抜いて・・・しっかりと大地に根を張りつつも軽やかな生き方を表現してみましょう☆

立位が終われば、座位へ進みます。

《座位》
⑬ダンダサナ
⑭ジャーヌシルシャーサナ
⑮ねじり
⑯合せき
⑰ゴムカーサナ

まぁ股関節周りを重点的にほぐします。ほっとくと硬くなる一方の股関節・・・そして脊椎周りは
お約束。

そして・・・後は寝てやるポーズをやったら、シャバーサナで究極のリラックスを味わいます。

《寝位のポーズ》
⑱フィッシュ
⑲セツバンガーサナ(ブリッジ)
⑳肩立ち
21ハラーサナ
22シャバーサナ

合計22ポーズもやってしまいましたか・・・ちょっと多かったですかね・・・


■ お食事

その後、ルーヴェへ移動して、お食事をします。

今日はステキなメンバーでビックリでした。 

おいしいアーユルヴェーダのカレー・・・ ドイツレストランなのに唯一
アーユルヴェーダのお食事。

ヨガは基本的に老廃物を排出するように促すものです。 ヨガをした後の体は
栄養を吸収する力が高まっています。そんなとき、何を食べるか?

もちろん、しっかり汗をかいた後は焼肉&ビール(笑)? っていうのが
体の声だった場合は仕方ありませんが・・・

体に溜まった良くないものを出したい人は、たくさん白湯を飲んでください☆

後は体に良いものを…消化吸収が良いものが一番です。消化器官に負担を
かけると未消化物が溜まります。これはタマスと呼ばれていて、毒になって
体をめぐり、カパを増大させお体は重くだるくなります。

目指したいのは軽いカラダ。 不純物がない健康的なお食事がオススメです。 

食後は我が家の畑で取れたミントでミントティーをいただきました。
ミントは特にデトックス効果が強いことで知られているハーブです。

今日はテンパっていてお料理の写真がない・・・ゴメンナサイ・・・

次回はぜひ。


ヨガポーズの分類

2011-11-20 19:51:02 | Yoga
ヨガのポーズは大体、床との接地面積で難易度が変わります(笑)

接地面積が少ないほど難易度が高い・・・ということは究極は空中浮遊?!(は、やりません・・・笑)

おおまかに分類すると
・ヴィンヤサ
・寝位
・座位
・立位
・四つんばい
・体側
・アームスタンド
・ヘッドスタンド

ヴィンヤサのみが流れるような動きです。座位・・・

体位の高さ=気の高さ

頭の位置が高い体位ほど、気も上昇し、下げるほど、気も静まっていきます。

陰と陽=上と下=興奮とくつろぎ… なので、

カラダを活性化させるときは頭の位置が高いポーズが多く、リラックスを目的に
したときは頭の位置が低いポーズが多くなります。

アサナ、アーサナは、座位、という意味なので、座位のポーズはヨガらしいものです。

ヨガはもともと、座位、蓮華座を組みつづけるために開発されたものです。

それもあってヨガといえば床にぺったりと座っていることを思い浮かべますが…
人気のある陽ヨガは立位のポーズが多いものです。


いてくださるということ

2011-11-16 12:45:31 | 食べ物
■ ヨガ 

昨日、ヨガに行ってしみじみ思いました。

お客様のために私がヨガを教えているのではなく、私のためにお客様がいてくださるのだなと・・・。

いつもヨガを教える前には、さらーと今日は何をしたいか予習します。

まずはヨガの本を見て気持ちを高めます。そして軽く体を動かしてみて、今日やりたいポーズを考えます。 自分が温めているテーマ、例えば肩こりだとか、腰だとか・・・があればそれを軸にレッスンを組むこともあります。

しかし、結局は、アドリブです。その日お客様に体調をお尋ねし、ほぐしたいところをほぐす。

私のヨガは筋トレに近い陽ヨガではなく、どちらかというとリラックスを目的にした陰ヨガ的なクラスなので、基本的にはじっくり体に効かせます。

そのときはやりどう効かせたいのか?そのクラスの気持ちよさを左右するのはお客様の
体の観察です。

あ、右の肩が上がっている! → よし肩甲骨と腕周りをほぐそう!
背中がまるいな → よし脊椎を柔軟にしてからバッタで伸ばそう!
なんだかお顔が暗い → 活性化するポーズでお顔を上に向けてもらう
疲れているみたい → 同じアサナでも立位じゃなくて寝ポーズで…時間も長めに…

・・・で、そういう感じなのでお客様の体をほぐすことを第一目標にしていたら・・・
今朝はすっかりアチコチほぐされて目が覚めました。

実は夜8時からのレッスンだと帰るのは10時くらいになってしまい、そのあと
はほとんど無いんですよね~寝るだけ。 だからヨガの効果というのは
翌日の朝実感するんです。

夜はぐっすり安眠です(笑) 朝起きたら朝が美しい!体も軽い!

お客様のおかげ(^^)!!! 感謝&感謝です。


ヨガとおいしいお食事のお誘い♪

2011-11-02 09:09:37 | Yoga
11月は祝日が2つもあって幸せです☆ 畑はサツマイモがたくさん取れたし明日は4連休にして山に行きます☆ 

で、11月23日(水・祝)はイベントを行うことになりました~!


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Lunch Time YOGA

ランチタイムヨガ

のんびり休日のヨガ&おいしい食事のお誘い♪


11月23日(祝)11:30~13:30

場所: レストランベルク 2F
参加費: 2000円(お食事代共) 

隣接するドイツレストランルーヴェにてインドの薬膳料理アーユルヴェーダの
ベジタリアンカレー&ノンカフェインの穀物コーヒー orオーガニックハーブティ付き。


定員:15名 (先着順)
お持ち物: ヨガマット(厚手のバスタオル)、ハンドタオル、水

ヨガやおいしい食事に興味がある方ならどなたでも歓迎です。
カラダが固い方や男性もぜひ☆

山好きな方、オーガニック野菜にご興味がある方もぜひおいでください☆

★★★ 温かく動きやすい服装でお越しくださいね。 ★★★


お申し込み・お問い合わせ: レストランベルク
   
〒407-0104
山梨県甲斐市龍地3452
TEL.0551-28-4688 FAX.0551-28-4883
営業時間11:00Am~10:00Pm
http://www.restaurant-berg.jp/

またはメール:kinny2009@hotmail.co.jp
またはこのブログのコメント欄にてご連絡ください☆

講師: Kinu
ホットヨガスタジオRicoインストラクター
ケンハラクマIYC初級インストラクター
山梨へ越してきて1年目。畑をしたり山に登ったりと山梨満喫中の日々。

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骨盤立てるって何ですか~っ?!

2011-09-15 12:44:55 | Yoga
■「骨盤立てて~」 

よく聞くセリフです。 ヨガでなくても、普通にストレッチでも言ってます。
バレエなんて骨盤立てるだけでなく、「骨盤閉じる」なんてのもあります。

骨盤立てるって、何? 思いますよね~。 私も思いましたとも!
そもそも、骨盤って立ったり、座ったり?いや寝たり?するもんでしょうか? いや、しませんってば。骨盤は骨ですから、体と連動して動いているだけです(^^) もちろん♪

しかし、イントラの立場になると、「骨盤を立てて」としか、表現のしようがない・・・という事情があります。ゴメンナサイ・・・そこで、あまりに申し訳ないので解説を用意しました。

下の図を見てください。 Aが骨盤が寝ている図。 上に着ているキャミの裾のラインが、お尻側に傾斜しています。 




ではBを見てください。 こちらが骨盤が立っている図。 キャミのラインはほぼ床と水平。違いが分かるでしょう。




専門用語ではAXIS(アシス)といいます。目安は 腰骨が床と水平になっているかどうか、です。

■ なんで骨盤は立てなきゃならないの?

背骨は2つのS字カーブがあります。 胸椎と腰椎ですね。 で・・・ 写真をみましょう。

骨盤が立っていないA  → C字になっている!
骨盤が立っているB   → S字カーブ

というワケで、骨盤がたっていないと背骨がC字のカーブ・・・。 

人間の自然で楽な姿勢はS字カーブが維持できている姿勢なのです。 

C字 → 背中が丸くなっている → 猫背 

ということになります。ちらっと見ても、Cの字のままでおでこが膝につくことはなさそうですね。 ・・・というわけで、

骨盤が立つ → 自然で楽な、S字カーブ → 楽に前屈ができる 

というわけです。

■ じゃ、どうしたらできるようになるの?

そこですよね!そこ! 

実はわたしもそれをケン・ハラクマ先生に相談しました。 そのとき、とっても骨盤の硬いアメリカ人を相手にレッスンしていて、彼は胡坐もできなかったんです・・・

ケン先生、すくっと立ち上がると、なんと座布団を持ってきてくださいました。

  「これをお尻の下に敷きなさい」   

・・・以上終わり。

そう、ケン先生ほどのヨガの達人でも、一瞬で骨盤を立てる魔法はないのです・・・(汗)お尻の位置が高くなると、骨盤は立ちやすくなります。

また、脚を伸ばした状態で骨盤を立てるには、同時に脚の後ろ側の筋肉(ハムストリングス)の柔軟性も必要なので、ハムスが硬い方は 骨盤が立たないのではなく、ハムスが硬くて、骨盤が立ちづらい場合もあります。その場合は脚のウラ側を伸ばすポーズ、頑張ってくださいね♪

■ ダンダサナは超難しいポーズです・・・

実は、長座で脚を前に投げ出して座るポーズ(ダンダサナ=杖のポーズといいます)は、シンプルなポーズですが非常に奥深く・・・。

以前バレエのレッスンで、90分ダンダサナだけのレッスンを受講していたこともあるほどです。 90分ずっと長座で座るだけです。 それで90分持っちゃうんです・・・実はすごく難しいポーズです。 ダンダサナが、正確にできるには、ものすごい腹筋力がいるんですよ~(^^/) 

バレエでは前のカンブレの時(立位前屈)骨盤から倒れないと床に手がつきません。

カンタンそうに見えるけれど、最初からできなくても普通のことですので、ガッカリする必要はありません。

ココから、ココから! 

実はダウンドッグのポーズは、ダンダサナをグルっと回転したポーズですから、ダウンドッグを頻繁にやるとダンダサナも前屈もやりやすくなります。頭がクラッとしない程度に頑張ってみてください☆

■ 近道はアリマセン・・・

ケン先生が出してくれたお座布団・・・高さは、個人に合わせますが、二つ折りにして座ると、約5センチくらいお尻が上がるでしょうか。 

リコのレッスンでは、お尻の下にタオルを敷いたり、ヨガブロックをお尻の下に敷くと骨盤を立ちやすくできます。

骨盤が立つには、近道はこのお座布団作戦以外無いんです・・・(汗)。というのも…腰という時は、月へんに かなめ(要)と書くくらい、腰=骨盤は人体にとって大事なもの。 骨盤=腰は昔から「腰が据わっている」と言って、小さなことでは動揺しない人を表したりします。骨盤は、西洋医学(解剖学)的に見ても、体の中で一番大きな関節で大変丈夫にできています。骨盤は重要なだけに、股関節の関節周りの、筋や腱が、他の部分と比べ、ことさら頑丈にできているんです。動揺しない=動かない。

つまり、ちょっとやそっとのストレッチでは柔らかくはなりません。 

その点、リコは比較的有利な環境にあります。ホット環境なので、身体が温かくなることで内部体温が上がり、柔軟性は他のヨガ環境とくらべ高まりやすい環境にあります。 

あきらめず、地道な努力を続けていきましょうね☆ 

ちなみに、お尻の下にタオルを敷いたからって、他の人の目を気にすることはありません。ヨガは自分のための時間ですから。

それにわたしも前屈はおでこが床に着きますが、やっぱりお尻を少しあげるとさらに深く前屈しやすいです。お腹が太ももにつくようになっても道具を使うとさらにポーズを深められますよ☆

読了 『自然に学ぶ生活の知恵』 石川光男

2011-09-14 18:02:25 | 食べ物
自然に学ぶ生活の知恵―「いのち」を活かす三つの原則


この本はけっこう意外な良い本でした。地味ですが誠実な感じが溢れ、東洋医学なども慎重に神秘主義を避けています。

意外というのは、この石川光男さんがインテリでありながら、拾っているテーマが生活観溢れることです。

幸せの新しい”物差し”として、《つながり》 《はたらき》 《バランス》をあげています。

全体的には戦後、日本的なものを古いもの、非科学的なものとして排除し、西洋的に傾きすぎた価値観をゆり戻すような格好です。きっと時代を生きた方なのでしょう。言葉に反省の色もあります。 2007年出版。

《つながり》や《はたらき》というのはホリステックということですね。 例えば胃は胃、腸は腸で専門家の医者がいても相互に連絡がないと連携プレーができません。

《つながり》《はらたき》などで見てみると日本の伝統的な考え方は意外にもつじつまがよく合うものだ、という発見がベースです。 基本的には陰陽のバランスを取る、という考え方です。

おもしろかったのは、栄養学です。 栄養を、

摂取する → In → 陽
排出する → Out → 陰

ということで、摂取するだけでなく、いかに排泄するか、というデトックスの考え方は”栄養学”というのかどうかですが、確かに入れるだけでなく出さなくてはバランス取れませんよね。。

たしかに私達はちょっと体調が悪いと「何を摂ったらいいかな?」と考えますが、実は”入れる”のではなく、”出す”ほうが重要ポイントなのかもしれません。

これは医学も同じなのだそうです。

西洋医学 → ついた汚れを取る医学 → 陽 
東洋医学 → 汚れがつかないようにする医学 → 陰 

心筋梗塞や大腸ガン、など”体内の汚れを出すこと”がスムーズに行かなかったことで起る病気ですよね。

私はアトピーもちなのですが、アトピーも本来尿や便として出るべき物質が形と場所を変えて出ているのだ、という考え方もあります。 

この本の中にあまり一般に知られていない科学的事実として、牛乳を飲むと日本人はガラクトキナーゼが少ないため代謝できず、ガラクトースが溜まって白内障の原因になる、と書かれていたのですが、日本の本は西洋の本と違って、
出典が書いてありません。 書いてくれたらいいのに・・・・

そういう甘さはあっても書いてあることは非常に合理的で理にかなったことだったので、ひとつの健康法に固執して何を食べたらいいのか分からなくなっている人にオススメできる好感が持てる本でした。

読了 『ヨーガ教本』 ビクラム・チョードリー

2011-09-14 16:46:31 | Yoga
ホットヨガのスタジオでイントラをしています。
元祖ビクラムの26ポーズとはなんだろう?と図書館で借りてきました。

下記は、目次からの引用です。()はコチラでつけました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
1.立位の深呼吸 
2.半月のポーズと足と手のポーズ (サイドベンド、後屈、前屈)
3.中腰のポーズ (爪先立ちのウトゥカタナサナ)
4.ワシのポーズ (ガルダーサナ)
5.立位で額を片足につけるポーズ
6.立位で弓を引くポーズ
7.天秤のポーズ
8.立位開脚で体の背側を伸ばすポーズ
9.三角形のポーズ
10.立位開脚で額を片膝につけるポーズ
11.立木のポーズ
12.つま先で身体を支えるポーズ
13.完全な休息のポーズ
14.ガス抜きのポーズ
15.起き上がりのポーズ
16.コブラのポーズ
17.バッタのポーズ
18.完全なバッタのポーズ
19.弓のポーズ
20.正座から仰向けに寝るポーズ (スプタ・ヴィラーサナ)
21.不完全なカメのポーズ
22.らくだのポーズ
23.ウサギのポーズ
24.額を片膝につけるポーズと身体の背中側を伸ばすポーズ
25.ねじりのポーズ(アルダ・マッチェンドラーサナ)
26.正座での強い呼息の訓練 (カパラバディ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この本では特にホットな環境には触れられていません。身体が柔らかくなりやすいよう
温かい環境で、程度書いてあります。

原題は『Bikram's Beginning Yoga Class』でした。 ヨガのアサナを《理想》と《現実》に分けて書いています。

ホットの原典なんですかねぇ??誰か知っている人がいたらぜひ教えてください☆

私自身について

2011-09-04 21:44:49 | 私について
5月にヨガのインストラクターとしてデビューして3ヶ月。最近色々質問を受けるため、自己紹介を用意しました。

■略歴

   熊本生まれ。父方は神主一家、母は絵描き。3人兄弟の長女。進学で大阪へ
   18年。両親は早くに離婚したため、自力で大学へ。在学中はフルタイムで
   大学図書館に勤務。英文科卒。専攻はアメリカ文学(黒人女性文学)。
   途中、休学して海外(サンフランシスコ)へ 2年、ベビーシッターをしながら
   英語を習得(TOEIC925点)。その後通訳バイトなど。
 
   卒業後は、メーカーの開発室勤務になり、制御系ソフトウェア開発に従事。
   29歳で結婚。夫はエンジニア。
   転職し、市場調査会社や外資勤務に。海外で仕事をすることも多かったが、
   実際に海外企業からオファーをもらい現実に直面、キャリアよりも結婚生活を
   選ぶ。その後は、大阪編集教室で文章力を磨き、テクニカルライターを専業に
   し、基幹系のソフトを手がける。GMSでビジネスを学び、夫の転勤先で大手商社
   の新事業開発を経験する。
   海外切れを起こしメルボルンに短期留学。そこでヨガの本質に出会う。

   現在は、転勤2度目の地で、自家菜園&ヨガ業、そしてライティングに精を
  出す日々。
   
   子供の頃は本の虫。現在も図書館ヘビーユーザー、週に20冊程度のペースで
   読む。関心は”幸せの新しいものさし”を見出すこと。 
   山好き。夏は人ごみを嫌い、山切れ気味で冬の山を待ちわびる日々。趣味は
   バレエ(18年)。料理は8歳から。インドア派のアウトドア志向。

   尊敬する作家: ミヒャエル・エンデ 
   原点: M.モンゴメリ、L.I.ワイルダー
   最近気に入った本: 『反社会学講座』 
   最近好きになった作家: ひろさちや氏
   憧れの学習スタイル: 『マンハッタンは皿の上』  

   座右の銘: 幸せは見つけるものではなく作るもの。 
         感謝、フォーギブネス、そしてシェアすること。

   好きなヨガ本: 『インテグラルヨーガ、パタンジャリのヨガスートラ』
           『ヨガから始まる』 ケン・ハラクマ
           『カラダが硬い人のためのヨガ』
           『YOGA anatomy』 『Yoga as medicine』
           『AnusaraYogaTeacher's training manual』
『ヨーガ 本質と実践』
   好きな山: 北八ヶ岳
   5つのストレングス:Strategic、Input、Maximizer、Relator、Responsibility
   欠点: 飽きやすいこと
            
■ヨガ歴

   私は、趣味で20歳でバレエを始めました。ヨガのあとバレエをすると確実に
   やりやすい。
   地元大阪でフィットネスクラブに12年ほど。ヨガ専門のところは道場的だった
   ため敬遠し日本ではフィットネスクラブのみ。
   
   一人の先生に師事したことはありません。強いて言えば、『パタンジャリの
   ヨーガ・スートラ』が先生。体の声を聞く力はバレエもヨガでも同じです。
   好きなポーズはヴゥリクシャーサナ。

■ヨガのインストラクターになったきっかけ

   本当にヨガをやりたい!と思ったのは実は、別の勉強で行ったメルボルンで
   ルル・レモンのヨガクラスを去年受けてから。近所にルルレモンがあったので。

   オーストラリアは実は代替医療の盛んな地。ヨガもとても盛んです。
   私が住んでいたところではルル・レモンが朝の7時から毎日無料レッスンを
   やっていてそれに参加。生徒さんは近所の人たち・・・男性も女性も。若い人も
   そうでない人も。そうした地域と生活に密着したレッスンで本来のヨガの姿が
   見えました。それに朝ヨガは気持ちがいいし。
   
   ヨガは自己実現への道。 それに気がつくのに、かの地はバレエの僻地だった
   というのも手伝ったかもしれません(^^;)・・・。

   帰国してすぐにヨガのインストラクターコースを探し3ヶ月の養成を受けまし
   た。

   イントラコースを取ったのは、今までの経験から、スタジオでただレッスンを
   受けるだけでは、ポーズの名前を知ったところで、レッスンを主体的に組める
   ようにはならいないこと、包括的な知識がつかないと分かっていたから。
   何しろ、10年以上もヨガの本質に気がつかずに過ごしていたのですから・・・(^^;)
   というわけで、養成コースを受けたからといって、とくにインストラクターに
   なりたいという気持ちがあったわけではなく、周りにはインストラクター養成
   を受けていても教えていない友人も多かったので、あまり仕事としてやること
   は期待していませんでした。

   しかし、ちょうど終了時に埋めなければならない穴があき、イントラデビュー。   現在週2~3本レッスンを担当することになりました。ご縁ですね♪
 

■今興味があるエクササイズ

   アレクサンダーメソッドとシン・ソマティックス。どちらもコンディショニング
   系のエクササイズ。
 
   ヨガならアヌサラとアシュタンガヨガ。解剖学は以前脊椎系の医療翻訳をしてい
   たため、知識もあり興味もあります。

   ヨガは近所で良い先生を見つけられないため、自宅でDVDで自習しています。    アシュタンガはまったくのビギナーなので、ケン先生の『Yoga TV』のDVDを
   愛用中。 

   バレエなら、『NYシティバレエワークアウト』がオススメ。好きなバレエ団は
   モンテカルロやハンブルグバレエ、パリオペ。
   初めての海外はパリで、ギエムを見た。クラシックより、コンテンポラリー
   なので、コンテクラスがあれば取りたいのですが、なかなかないのが悩みです。
     
   ヨガ座学ならバガバット・ギーターを読みたい。また、アサナより、瞑想と呼吸
   法に特に興味があります。マントラはちょっと…と思っていたらキルタンは
   好きだった(笑)何事もやってみなくてはわかりませんね♪

■ ヨガで伝えたいこと

  世の中、色々な変えられないことがあるけれど、自分だけは変えられること。
  自分の幸せは自分で作らなければ、降って湧いてはこない。 
  ものの見方=自分、しか変えることはできない。

  私のバレエの師匠は、「あなたはわかっていなくてもカラダは分かっているのよ」
  といつも言っています。
  私もカラダはウソをつかないと思う。 カラダが変わる体験は、自分を変える自信
  の源になると思います。
  
  そして、楽しく続けること! 楽しくないことを無理してやって、いいことは
  ない。思うようにならない部分も楽しみの内と、あじわいながら続ける。 

  一日休めば自分に分かり、2日休めば相手に分かり、3日休めば観客に分かると
  バレエでは言いますが、大人から始めた人は休みは後退ではなく、治癒の時間
  です(笑)。 
  カラダを無視し酷使し、てなづけるより、カラダを先導役にしてしまうほうが
  いい。ケガや病気が教えてくれることは休息以上に大きい。

■ ヨガで変わったこと

  実は私は若い頃今より10kgほど重かった(笑) かなりハードめなテニス部
  にいたのに受験&大学で・・・(笑)
  バレエを始め、スルスルと痩せました。今もあまり痩せているほうではないけれ
  ど、24歳から2kgくらいの増減があっても、ずっと体重は同じ。
 
  バレエは少しバンダが入りすぎるようです。カラダが内転しがちで、お尻が
  大きい人にはオススメ。
  ヨガは、お腹がパンパンのとき以外は、何歳でも、生理中でもカラダが弱くても
  でき、ケガをせず生涯続けることができる。それが魅力です。

  ヨガを続けるとその人らしい体型になるといいますが、最近腕がたくましくなって
  きて、びっくり!
 
  アームスはバレエと違い、床に手をつくチャトランガなどがあるので太くなりま
  す。バレエは立っていて座る事はないので足痩せと腹筋には効果的です。

  ヨガをする前から瞑想はしていたので、メンタル的にはそう変わりません。
  ヨガの哲学は、なかなか現代に通じるものがあるな、という感じ。 
  ただ古さ故の非科学的な比喩は否めませんから、丸呑みにしてしまう考え方は、
  少々狂信的になる危険があると思います。文字通りではなく、真意を捉えること
  が大事みたいですね。

  ホットヨガを始めて、化粧水がいらないほどお肌の状態が良くなりました。
  乾燥肌の人にはホットでかく汗の”天然の化粧水”はいいのかも。

  また、肩こりや腰痛は、バレエでもヨガでも良くなります。バレエならポアントを
  履く手前で辞めておかないと腰痛はひどくなるかも。ターンアウトがない大人に
  無理させてターンアウトを作ると膝を痛めるので要注意です。 
 
  ヨガなら他のヨガスタイルをヨガじゃないという先生やスタジオには少し疑念が。  ヤマ・ニヤマはヨガのアーサナ以前のことなので、押さえておきたいですね。
  否定から入る関係はヨガらしくないですね・・・。アーサナができる=ヨガが
  できる、ではないことは、あまり世の中では知られていないからこそかもしれま
  せん。座学の勉強は必要です。

■ 今後の目標

   気持ちの良さが、継続の第一条件だと自分の経験からも思うので、ヨガの気持ち
   の良さを伝えること。

   結果・・・というか、体重とか、カラダが柔らかくなる、とか、心が軽くなる
   など、後からいくらでもついてくる。

   今教えているのはホットスタジオです。ホット環境ではあまりヨガをしてこな
   かったので、どれくらいの強度がいいのか少し不安なので、それが早く分かる
   ようになるのが当面の課題。そして笑いを取り入れること。バレエでも笑いの
   ある軽やかで和やかな空気が好きです。基礎は丁寧に細かく、空気は軽い、
   そんなレッスンがいいな、と思うのはヨガもバレエも一緒。

   『パタンジャリのヨガスートラ』は素晴らしい本ですよね♪ 

  いつか英語でヨガのレッスンをしたいなぁ。それに、ヨガと英語、参加型学習を
  取り入れた試みにはかなり興味があります。

私のヨガ

2011-08-23 12:55:25 | Yoga
昨日は、友人がヨガの練習に来ていました。 友人と言っても母まではいかないまでも人生の先輩です。

その友人にはヨガのティチャーズ・トレーニングで会い、教えてみませんか?とお誘いしました。それで私が練習台になって、教える練習をしているわけです。

ヨガって色々なタイプのヨガがあります。独断と偏見でざくっと分けてみます。

 1)ヨガ道場型
 2)フィットネス型
 3)美容型
 4)病気療養型
 4)リラックス型
 5)精神修養型

実は全部やることそのものは同じようなことなのですが・・・あえて分類すると

ヨガ道場型は、一人の先生について学び、学んだことは門外不出です。自力整体に近く、体についての知恵を一人の師匠について深く学ぶ。

昔は、日本でヨガといえばこれしかなく、友人はかなり長いことヨガをしているので、これでした。

フィットネス型は、間口が広く誰でもできますし、目的もフィットネス、難しい教えを請う必要はありません。

今教えているスタジオは美容型。女性が美容目的で通います。女性は人の世話を焼いてばかりいて自分ケアがおろそかに
なりがちなので、集団で自分ケアをしていると思えばOKです。自分を労わるためのヨガ。ある意味、ご褒美ヨガですね。

病気療養型は、健康目的で、例えば介護施設が取り入れたりもしています。易しいポーズで老いや病の進行を食い止めます。

リラックス型は、ストレスバスター。ストレス社会を乗り越える知恵。バラバラになってしまった心と体をひとつにします。メンタル面がお疲れの人に。

精神修養型は、カラダに負荷を与え、体から心を鍛錬しようというもの。チャレンジがあります。ある意味、古典的で日本の○○道にも通じます。毎日やらなくてはいけないし、肉体的精神的なつらさを乗り越える必要があります。

■ 海外のヨガ

で、わたしはルル・レモンというカナダのヨガウエアショップがやっているヨガレッスンでヨガをしたい!と思ったのですが、日本では何年ヨガを受けても、ああそう・・・という具合でバレエのためにやるストレッチから先へ行きたいという思いはありませんでした。 日本のヨガは道場型にフィットネス型が8割なのです。

整体や美容には興味がないし、ストレッチは自分でできるし、リラックスならリフレクロソジーのほうが・・・という具合。

海外ではヨガは健康もですが、どちらかというと精神面が強調されています。私がピンときたのはこちら。修養型です。

なんというか、修道女みたいなイメージですね(笑) かといって海外ではけっこうのんびりしているのがミソです。

日本人のように己に打ち勝て!とばかり、せかせか先を急ぐことがありません。それで開眼。ヨガは心と体をつなぐといわれますが、心身統一という日本古来の言葉があります。同じことですが、心身統一なんて日本では体育会系部活のイメージです。そんなに頑張らなくても、なのです。

かとって、神、あるいは何らかの師匠に、仕えなくてよいのがヨガの魅力です。

■ 欠点

欠点としては、「宇宙のパワーを感じろ」とか言い出すと、ちょっと違う文脈も出てきてしまいますよね。

こういう分野はあまり言い過ぎない、ということも大事なことのようです。

 ・生きとし生けるものはすべてつながっている。 
 ・変わらないものはない

これならどうでしょう?ごく普通に、真実味がある言葉です。

ヨガでは神を強いませんし、基本仏教の教えは大元がインドのヒンドゥー教ですから、重なる部分もあります。

■ 古い概念は知っておくだけ、信じなくてもOK

ただ学んでいると、ヨガの多神教的な部分に当たってしまいます。その場合はふーん、と聞き流して良いのです。

例えば、体の中に3回半とぐろを巻いた蛇がいて(クンダリーニ)それが人間のエネルギーの源である、という話。

ヨガはそのクンダリーニを目覚めさせるためにやるのです。ちょっと非科学過ぎて現代人には受け入れがたくなりますね?

昔は科学が発達していなかったのでそうとしか説明できなかったんですよね。確かに下腹部に力を入れると体の熱が発生します。体がポカポカしてくる。 でも蛇かしら? なんで3回半?なんて論理で説明できるはずもありません(笑)。

そして、こうした事情はヨガの偉い先生方もわかっており、古い部分は強要しないでよし、としています。

知るだけで良いのです。そうじゃないと現代人をやっていられません(笑)

■ 向こうからやってくる

日本のヨガ事情をしれば知るほど、私はベストタイミングでヨガを学んだなという気がします。

ちょっと前ならヨガを教えてくれるところは、道場しかありませんでした。

道場はちっと違う・・・。ルルレモンはカナダの会社ですから、西洋的です。

ちょうど西洋的な2元論と「経済合理性至上主義」に疑問を抱いていたからこそ
出会えたのでした。

そしてたくさんのヨガの先生がいる中、教えることができるのはなんとも幸運なことですよね。終わり☆