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Aplomb

アプロン=体のまっすぐな軸。ヨガ&バレエを楽しむサイト♪

自分、というバレエ用語

2010-04-01 09:18:18 | 先生きいて!大人の初心者の言い訳
「ほら!今どこに自分はいるの!考えなさい」

「自分を感じて!」

「自分はどっち向きに向いてる?自分はどこ?」

バレエを習っているとやたら”ジブン、ジブン”言われます。
自意識過剰気味の私でさえ多少辟易するほど・・・。

このジブン・・・バレエの専門用語なんだなぁと最近気づきました。

自分、ジブンって”軸”のことなんだ。本物の専門用語Aplomb(アプロン)は
バレエを習っていて出てくることはまったくといっていいほどありませんが、
実は”自分”がアプロン(重心)に相当する言葉です。

ただ立つだけでも、自分を感じて立つことが大切です。というのは
要するにちゃんと軸に乗って立て!ってことです。重心に乗れってこと。

「重心はどこなの?」と聞かれると客観的科学的ですが、
「自分はどこなの?」と聞かれると・・・なんだか哲学的・・・(^^;)

でも、バレエにおける軸、重心は、鏡を見て修正できる”客観的なもの”ではなく、
カラダの中で感じる”主観的なもの”です。

先生達が直してくれるのは、無理して筋力で立っているときにその
力を抜かせること・・・本当の軸は自分でしか探し出せないものなのです。

だからそういう意味では「自分」がどこにいるのか?感じようとするのは
正しい言葉遣いですね。

でも、先生、急に「自分はどこにいるの?」なんて大人の初心者に言っても
キョトンとしちゃいますよ(笑)

だって・・・ワタシ今ココにいます(笑)


大人を教えるってこと・・・

2009-10-20 20:02:59 | 先生きいて!大人の初心者の言い訳
最近出ている先生のクラスはとっても新鮮♪

 ・軸がきちんと覚えられそう
 ・先生が口うるさい鏡の役をして間違いを正してくれる
 ・デモがないのでモノマネにならない
 ・自分の意思で動くことを覚えられる

前回レッスンで一番衝撃だったのはグリッサードの足です。
前足部分が軽い・・足裏が使えていないんですね。

多分、重心が後ろにありすぎるのではないか、と思うのです。
ずっと課題に感じていますが、もっと動いてバレエ用の重心を
覚えるしかない!と思いました。

それにはクタクタになった状態で動くのがいいみたいです。
というのもクタクタになる前、体力がある間は、間違った重心でも、
大人の場合、筋力があるから、なんとか筋力でごり押しできてしまう。

クタクタなら筋力でズルはできないわけです。子供たちが汗ひとつ
かかず涼しい顔でレッスンしているのを見ると、軸が正しければ楽に
動けるはずなんだと思いました・・・。スタミナとか体が柔らかいとか
子供と大人の違いはいろいろありますが、軸があれば疲れないのだと
思います。

わたしは4年目くらいで反張膝になってしまい、O脚なのにX脚なのですが、
それくらいから、重心が変わり、迷ってしまって、どこが正しいのか
分からずにいました。もともと重心が後ろの人は、ハムストリングスは
伸びやすく、その分反張膝になりやすいそうです。
(その場合、ももを引き上げるように心がけると、膝を痛めずに使えるそうです。
太ももが太くなると思い勇気が要りますが、あまり太くはならなかったです)

これはみはる先生に最初に指摘してもらいました。ぷりケツとあわせて
直すのに苦節3年…(笑)

でも、ずっと重心は未解決事項として残っていました。

また、ここ2,3年、なぜか足の裏が疲れやすくなってきて、何かが間違っている
のに違いないと思っていたのです!最初の頃は足裏は逆に外反母趾が直る
くらいだったのに…。

これも、かかとに重心が乗っていて、前足部が使えないためかもしれません。
胃のあたりが開いて、後ろに沿ってしまうのも、重心の間違いから
きているように思います。
ひたすらハンドレッドなどをしていましたが、むしろ筋力で解決するより
楽な重心位置である、正しい重心を探すべきなのかも。

最近子供たちと一緒にレッスンしています…(汗)
わたしは子供たちより、ターンアウトが少ないので、もっと重心が
前になるはずなんです。正しいのはどこなのか、が見つけられずにいますが、
そのために軸がないと回れない回転を練習するのはいいような気がします。
ピアテ、もう少しで、できそうな気がするんです・・・目が回る前に
軸が見つかれば…(笑)

軸は、じっとしてバランスしても見つからないのだと福岡でも思いました。

こないだはカラダを動かしている中でちょくちょく軸を見つける練習が
まだ積み重なっていないのだと悟りました。 軸、回転は子供から
やっている人に言わせると自転車に乗る練習のようなものらしいです。
大人から自転車に乗る練習…でも車だって運転できるようになったんだもの
できるようになりますよね?!

わたしは普段が後ろ重心なのです。靴はかかとから減ります。
バレエの時も同じ後ろ。だから回転もアレグロも余計苦手なのだと思います。
ポアントは、軸という点ではごまかしが効かないので、軸発見には
むしろ役立つハズです。ただし、軸が見つかるより前に、足がつぶれなければ
ですが…ともかく軸!それがわたしの新しいくて古い課題です!

グランバットマンは、あげた方がいいという先生とあげるなという先生
がいます。あげない場合は腹筋を鍛える場合です。腹筋であげるとそんなに
上がりません。要するに大人は前ももで上げることがカンタンにできちゃう
んですよね~。専門書では、骨盤は傾ける、です。でも、傾けるとなると
今度はどの程度かが難しいです。ヒントはリンバリングに隠れています。
前は割りにカンタンです。前後スプリットで前にカンブレした状態…
横はフロアに寝そべって足を上げると分かりやすいですが、これを垂直で
維持するのが至難の業です(腹筋)後ろは骨盤を大いに倒すのですが
これはどれくらい倒すか、あまりヒントになる動作がないので特に
難しく感じています。

肩甲骨も開いて下げる、という先生と腰骨と肩甲骨の一番下の骨に
隙間を作って維持するという先生といますね。どちらも同じことを
おっしゃっているようです。要するに”引き上げ”です。
結局は、天井から釣られる感覚…体がまっすぐになるはずです。
で、肩は上がらず自然に・・・。でもすごく難しいです。

■大人の初心者の悩み

わたしのように正しくバレエを知りたいという、大人からバレエをしている人は、
実際はとても多いと思います。

でも、大人が初心者から抜け出すためのクラスはなかなかありません。 
普通の大人クラスは、入門者で溢れていて、先生方は”タンジュはかかとから”
”プリエはしゃがむのとは違う” と、最低限のところを少しでも伝えるのに
必死です。さばいてもさばいても初心者が一杯で・・・。

マダムクラスで、ストレッチから始めるクラスも多いです。きっと先生方の
苦肉の策なのでしょう…まずはカラダを作らないと、ただ立つのもできないですし・・・。大人はただタンジュしただけで全然違う動きをしてしまう。
そんなわたしだって1番と5番の重心が違うのを分かるのに3年くらいかかってしまいました。

こないだもストゥニューで両足で回って片足に降りる、そんなことが
ちゃんとはできない…(汗) そういうのをきちんとできるように
なりたかったのですが、それを練習できるクラスは滅多にありません。

大体のクラスは人が多すぎて個別の間違いを正せないし、発表会の練習は
全体の見た目優先で少し違っても音に追いついているほうがいいのです。

普通のオープンクラスはそれこそ、おこがましすぎて入れないですし、
発表会に出ることを薦められても、まずとてもそんなレベルにありません。
シェネができなければそもそも舞台から掃けることもできないのに!

パをひとつづつきちんとマスターしたい…。

チャコットなどでは、バリエーションクラスを薦められますが、
バリエーションなんて主役の踊りですから、趣味でできるような踊りとは
本来違います。先生方も仕方なく、振り付けを変えて、”雰囲気だけジゼル”
などです。

わたしも試してはみましたが、はっきり言って、どのパとパがつながっている
のかさえ意味不明なので、本当に表面をなぞるだけにしかならない…。

これではビデオを見てマネしているのと同じになるので、レッスンとは
意味が違うと思いました。でも、例えば、キレイにアームスを動かす
練習のために出ている人もいたりしますし、出ればやっぱり作品への
理解も深くなります。音を聞く癖もつきますし…目的は人それぞれなので
否定はしたくありませんが、でもいきなりバリエーションじゃなくていいのになぁ・・・はホンネです。今はジムでもバリエーションをやる時代です。

もうちょっと基本的なパをきちんと基本どおりに踏むレッスンってないのかしら?

本来はバリエーションはかなり上手な人のためのコンクールやソロの踊りなので
先生たちも少々苦笑いです… でも、受ける人が悪いのでも、
教えている人が悪いのでもなく、仕方がないようなのです。

以前仲良しのバレエの先生に聞いたのですが大人の初心者はまだ小学校3年生とか
4年生のレベルなのだそうです。そういうレベルを続けていくと大人は
つまらないと去ってしまう、だから教え方に気を使う、先生はそう言って
いました…そうかなぁ。そうでない人も多いと思うのですが…

結局一つ一つのパを学んでからしか踊れないと感じる大人の初心者には、
こうしたクラスどれも出ないとなると結局、バーをまじめにやり続ける
しかなくなります。センターは集団なので上手な人を見て覚える。ポアントは
大抵の大人はすでに足は強いので履けはするけど、重心が間違っている
ので故障が後を絶たない。わたしは肉離れした人知っています。怖いよね…
あと間違ってポアント履くとどんどん足が太くなるみたい…

…で、知識も動くのも、中途半端な人(わたしです…汗)が量産されてし
まいます。

これは教え方が悪い、学び方が悪いというより、バレエはそもそも大人が
趣味でやるものではないので仕方がない現状という感じです。
(わたしだって、スポーツクラブで、でなければよもやバレエ教室など
とても行く気にはならなかったでしょう・・・)

それでどうしても色々な本を読んで先生が時間切れで説明できない
行間を自己流で埋めることになってしまいます…。

特に真剣に教えてくださる大先生級の先生は、才能がある子供のレッスン(コンクール)で手一杯なので、めったに大人の初心者とは出会いがありません。

どうもバレエの世界の勝ち組は、はっきりとしていて、プロを何人出したか、
ということらしいのです。福岡でも、中村祥子さんを輩出した田中ルリさんの
お母様がやっていらっしゃるスタジオはいつも満員…わたしはチャコットで
オープンでやっているのに出てみましたが、あまりの多さにびっくりでした。
チャコットなので大人の初心者の人もいるので、まったくついていけない、と
いうこともないのですが…もっと先にマスターすべきことがある気がしました。

プロ育成がバレエ教室の成否を決めるとすると大人のバレエはまったく
無駄骨です。最初からプロ除外ですから…(笑)

大人のバレエというのは、受ける側は幸せでも、教える側はやりがいに
大いに疑問があるものなのです…大抵の先生方にとって、大人のクラスは、
少子化で減る子供の数を補うクラスです(笑)バレエを習うというよりは、
ストレス解消クラスなのです。それは受ける側にとっては生きがいにもなり、
ありがたいクラスですが、先生方にとっては教え甲斐のないクラス
なので長く受け持つと、諦めの境地に入られるようです…それも
そうかもしれません。そういう中で輝くのは60歳でもポアントを履いて
発表会に出ているミセスでみんなの憧れです。

でもまだ40代や30代は、続けることに意味がある、と割り切ってしまうには
まだ若すぎます。老いも始まりますが、やっぱり上達したいという
心もまだ捨てきれないのです…。

最近、子供たちを見ていて、軸が取れていることがバレエには
まずは大事だと思いました。子供たちにとっては、筋力や細部のきめ細やかさは
本人に自覚があれば、後からいくらでもついてきます。
軸の感覚、正しくパを踏むなどは、子供のときに身に着けたほうが絶対
早い。子供なんてストレッチするとぐにゃぐにゃなのに高く上がる足も
維持はできないし、上がってもきれいじゃない。でも軸は取れているのです。
不思議ですね。

逆に大人は大人の利点があるのかもです…一体何かしら?

それは、タイムリミットがない、ってことかもしれないですね。
それに体形のせいで辞めなくてもいい…(笑)子供たちは年頃に
なると、プロ向き、非プロと体系で選別されてしまいます…酷ですね。
でも、大人はそんなことはないです。太っていてもOK。

大人に人気があるのは”優しくて易しい”クラス…これは
子供の場合なら三歳児用の”ひよこクラス”かもしれません。
まずはバレエを好きになるためのクラス。

そういうクラスは合っていいのですが、上達するということを期待すると
それだけでは間に合わなくなります。そのときの受け皿…それは
今の大人バレエ事情ではとても少ないです… 

心が寛大な、子供からやっている人たちに、なんとか仲間に入れてもらう
そんな感じもあります…でもみんながみんな青木先生みたいな人では
ありませんもんね…(なんと先生なのに一緒にレッスンしてたんです…)

大人でもバレエはずっと続けていきたい。それには、遠回りでも
正しく身に着けたほうがいいと思います。
もう大人なので急いでいない。時間がかかっても正しいほうがいいですよね。

ということは、当面かなりみっともない、ということなのですが
(大人の舞台が無様なのは…もうみんな絶対自分のビデオを見ると
1週間は立ち直れないほどです…)でも、それはやっぱりバレエをやっていく
上では避けて通れないことなのでしょう…

先生たちは偉いですよね…目も当てれない姿を必死で見て、間違いの
根本を正してくれる…本当に頭が下がるばかりです。







脳トレ派のレッスンで目指すものって何?

2008-12-25 10:57:46 | 先生きいて!大人の初心者の言い訳
私にとって、伊藤愛先生のクラスはなんというか出ないともったいないから、出てる感じ(笑)

ちゃんとお金を取るバレエ公演が出来るようなバレエ団がやっているバレエ教室は、代表といえるような”エライ先生”がいますよね。
私はティップネス派なので、あまり知らないけれど、日本のバレエが今ほど世界に認知されていないころ、世界に飛び立ち、名を上げて帰国した先生が多いらしい(?)

で、そういうエライ先生って基本的にそのバレエ団のすっごく上手な人、上手な中でもさらに上手な上級者を教えることになっていると思うんですよね・・・。初級はそういうエライ先生のお弟子さん先生か、そのお弟子さん先生のお弟子さんで、若い女性の先生が教えることが多いような・・・?(そういえば若い男性の先生なんて会った事ないナー)

だから、大御所先生のクラスはなんか緊張して怖くて出れないなぁ。大阪だったら夏山先生とか深川先生、宗田先生も・・・(笑) 年齢で40代くらいの先生なら、大御所先生の1代目お弟子さん先生かな?って思います。それくらいの年齢の先生なら、自分より年上だし、甘えれるというか(笑)、色々な出来ないことも分かってもらえそうというか・・・(^^;)

20代の若い先生だと教えるときに期待値が大きいような気がするんです。子供の時からやっていたら結構カンタンに出来ることも大人からだと出来ないことが多いから。先生をガッカリさせるのが悪くて・・・。自分より若い先生が最近多くなってきて年取ったなぁって感じます(笑) でも若い先生はやっぱり体力があるのでバレエですぐにあきらめないっていう大切な心を教えてくれます☆ だって結局のところしんどいのを頑張らなきゃ体力はつかない。

で、伊藤先生。大御所なのになぜか初心者を教えて下さっているんです。1番って何?ってレベルから教えているのがスゴイ。庶民派路線なのかしらん?

でもレッスンの振り付けは容赦なく、脳トレ派です(笑)。 すごくリバースが多いんです。ちょっと出来たらスグにリバース・・・。まだ後ろのトンベパドブレが出来ない・・・(汗)

うーん。これがブルノンヴィルスタイルというものなのでしょうか??? なんだかとっても脳に刺激的です。

バーも複雑です。同じ動きを繰り返すことはあまりないです。それに動足の変更が多い。つまり重心の移動が多い。
プリケツになるチャンス満載ですな。でも、今のところ体の向き、方角を変更するのは後回しにしてくれているみたい。フェッテもあまり出てきません。

ところで、先生はいったいこんな複雑な振り付けで何の達成を目指しているのでしょうか?

だって、ストレッチ重視のクラスならバレエの美しい線や体、基本のキを目指していると分かります。フロアバーを取り入れてくれている先生なら、ああ軸か、と分かります。パッセがバーで多いとセンターはきっとピルエットが出てくると予想できます。キープが長い先生はきっと余裕ある踊りを目指していそうです。

脳トレ派の先生は・・・?一体何の準備なのでしょうか?
うーん。今までになかった展開なので全然分かりましぇん。

昨日は、バーでもパ・ド・シャベルが多かったです。パドシャベルは小さいデブロッペからタンジュに出す動きです。パドシャベル・・・ティップネスでしつこく練習したにも関わらず出来ませんでした・・・トホホ。

先生は「○○を3回ください」という言い方をします。私は先生が欲しいものをちゃんとあげていないような気がします・・・(汗)


大人から始めてもグランを踊ったKちゃんの話

2008-10-27 10:25:10 | 先生きいて!大人の初心者の言い訳
続けて出て覚えよう!作戦、昨日はあんまり成功しませんでした~(涙)

うーん。10:30からのクラスはどうも体が目覚めていなかったような
だるい感じでした。でもまぁ、2日続けて出る作戦は、体より脳みそに目覚めて
欲しいからいいのでしょうが・・・。朝のレッスンはアミノバイタルもって行かなきゃ
ですな。

調子イマイチねぇ・・・と思いつつ家に帰ったら風邪でした。旦那に移されたか。
電車で移ったか。ティッシュ大量消費中・・・。

最近の目標はコンビネーションに習熟すること、なので、一生懸命帰宅後
思い出しています。でも思い出せる分と出せない分がある。 ロンデとか
フラッペとか個性が強いエクササイズは思い出しやすいのですが、タンジュとか
デガジェとか思い出しにくいです。

センターのコンビネーションでは、名前がついていないのが思い出せない。

例えば一言、コントルタンと言えれば思い出せるけれど、3番の方向に右足を
一歩出して一番通過して左足に乗り換え、さらに右足に乗り換えながら
1番の方向を向いて、左足アティチュード。って、はっきり言って、読むほうがタイヘン!こんなにゆっくり考えてたら音に置いてきぼりになるでしょう!

コンビネーション(アンシェヌマン)を考えるのって、先生たちどんなルールで
作り出しているんでしょうね。その辺の秘密、知りたいなぁ(笑)

音楽があれば思い出しやすいのかなぁ?と 持っているレッスンCDで
コンビネーションが上手くいくかやってみるんだけれど、私自身がど音痴なので、
あえなく玉砕。

こういうのってやっぱ、バレエの才能っていうんだろうなぁと しみじみ・・・。

だってね、私より1年くらい遅く始めたKちゃん。 最近、グラン踊ったんですよ!

グランだよ~。 すごい!! Kちゃんは、大人から始めた組。
って実は、Kちゃんは最初、Tipnessの初心者クラスでもモーレツに浮いていたのです・・・。というのは、けっこう鎌足とか気にしないでどんどん雑なパで踊っちゃうし、マイペースっていうか、みんなの”えへへ。でっきなーい、ごめん先生”みたいな、照れ隠しとも甘えともつかない大人のゆるさを一切無視して、”わたしできちゃうもんね~”って一年目でイタリアンフェッテとかやっちゃってたんです。ま、ちゃんとはできていないといえばそうなんですけど、できていなくてもやっちゃう!

でもさ、ちゃんとできるまでやらないことにしたら、センターなんて一生できないよね?

だってただのアダージオでさえ、”ちゃんと”はできない。なんとなく、アナバン。なんとなくアンオー。なんとなくデブロッペ。だから、やっぱりアレグロで足がもつれようと、バランセの足が鎌に入っていようと、やれなくてもやる!っていう精神は大切だと思います。

”やる気120%”で突き進んだら大人から始めて、グランを踊れるんだ!

私自身はグランを踊りたいとは思いませんが賞賛に値するすごいことであるのは確かです!

大人の初心者って何を目標にしようかってなかなか悩ましいのです。
バレエは完璧というものがないのでなかなか報われない。目標がないと
達成感がないのですよね。

でも、大人で始めたので舞台に立って人を感動させられるわけじゃないし、子供から始めた人みたいにバレリーナになる、っていう目標はもうアリエナイ。

んじゃ、何したいん?って感じなんですけど、私の場合、バレエの優雅さの秘密に
あこがれてるんです~。ほんのちょっと優雅に動けるようになりたいんです~
先生みたいに。ちょっとしたところが。ただちょっとシャッセしたときにくるぶしが見えてすっごくステキ!とか、首のかしげ方がすっごく愛らしいとか、そういうところ・・・。

バレエを始めて8年目に突入。

最近、体験クラスへ行くと、「子供のころからやってたの?」って聞いてくれる人が・・・。キャー!もうブタも木に登っちゃうよ~!
もちろん言ってくれた人は初心者で、経験者の人からみたら大人から始めたんだなぁってバレバレなのですが、でもヤッパリうれしい☆ かれこれ7年分のエクササイズ成果ですからね。

せっかくほめてくれたんだから、センターでいまいちねぇ~なんて思われたら悲しい~。

私はせめて、センターでも、バーと同じくらい気持ちよく自分なりに
動きに自信をもってレッスンできるようになりたいと思います。




バレエは脳トレ!アンシェヌマンを覚えるには

2008-10-25 11:06:34 | 先生きいて!大人の初心者の言い訳
いつまでたっても大人の”初心者”の域から抜け出せない私。

せめて大人の中級者の域にたどり着きたい!
ちょっとは、センターで動けるようになる!を目指して頑張っています。

昔ティップネスバレエで初めてバレエをしたころ、バレエ4,5年目の
人たちがまぶしかったこと!大きいジャンプでお決まりの、トンベ・パドブレ
グリッサード、グランパドシャ、コントルターン、その反対・・・

迷いのないステップでステキ~!

いいなぁ。あんなふうになりたいよ~と思って早ん年・・・。

もうとっくに4,5年目は過ぎたのに、いまだに”あんなふう”ではないワタクシ・・・。

だいたい”トンベ”を”飛んで”と1年もカン違いするようなヤツですからね、あたしゃ。

TWOで教えてもらっていたちえ先生にOBSの中級クラスでも会いました!
この窮状を訴えてみるとやっぱり覚えるのは回数こなすしかない!って結論に。

そこで・・・。クラスの時間割と ”応相談”。 

同じクラスを続けて受ける作戦です。日曜に中級クラスがある。月曜にも同じ
江崎先生の中級クラスがある。さすがに日を空けずに出れば、忘れっぽい
頭もなんとか覚えてくれそう!?

今週この作戦をやってみたのですが、1回目はもうほとんど目が点。
でも、2回目は目が薄開きくらいにはなれました。パッチリお目目で
バリバリやるには3回連続でしょうか~??(笑)

ホントはね、裏技もあるんですよね。それは、上手な人の後ろにつくこと。
自分で覚えずに人のを見ちゃおう!という作戦で、音取りがよく分からない
私は音のとり方まで人に頼っちゃう。(スイマセン)

一人でできなくても見ながらだったら、なんとか食いついていけたりも
するんですよね。特に、初心者のころにはオススメの方法です。

でもね~この方法には穴があるんですよね(笑) それは、左向きになったとき。
突然、お手本がいなくなる~(笑)

チラリと見えるちえ先生・・・。後ろでやりたい~!センターで同じ組に入りた~い!

ああ~ でも ダメダメ!! そんなことをやっている限り、脳みその
しわしわはバレエ回路につながらないことでしょう!

どーせ左になったら見る人がいなくなるんですから!

そう、脳みそと手足の運動神経がつながっていない、そこが問題なのですから!
私は 脱!初心者を目指しているのですから!  バレエは脳トレ!

でもぉ~この作戦だと、日・月 と週の頭に偏るので 木・金ごろには体はカチコチ化
していそう。

頭 → 柔軟化  体 → カチコチ化  です。

ふーむ。途中を何とかせねばなるまいな・・・ 



これって、ブルノンヴィルスタイル??

2007-12-27 11:36:41 | 先生きいて!大人の初心者の言い訳
昨日、伊藤先生のレッスンに出たら、今日は体がアチコチ痛~い。

アンシェヌマン長かった~。かつ、動作の反対が難しい。

クロワゼ→エファッセ→エカルテ→パドブレ、「ハイ、その反対」~って、サクっと言うけど
”その反対” がスグにできない・・・です・・・。ごめんなさい・・・。

だって今まで”その反対”出てこなかったんだもの~ すぐに反対が思いつくように
訓練するのがバレエでは大切なんですね。 その反対って、左からじゃないんですよ。

クロワゼ・ドゥバンの反対。クロワゼ・デリエール。 だからひとつのコンビネーションに
裏面があって、さらに左にも表面・裏面があるから、計4つの動きができるって話しなの。

だからパドブレ。後ろのパドブレが出てきちゃって大混乱(^^;) パドブレなんて
いっつも”右左右” とか、”後ろ足から、足が入れ替わって終わる”、みたいな
覚え方しちゃってるから、ええーー???ってなっちゃう。
トンベ・パドブレ、後ろからやったことあります?ちょっとくらい考えても出てきません・・・。
脳みそ真っ白~ あ~ 先生ごめんなさい・・・

穴があったら入りたい、とは このことです。 

でも4人しかいないクラス、入る穴どころか、隠れる人数もいません(汗)


エアロと比較してみると・・・

2007-05-09 09:23:16 | 先生きいて!大人の初心者の言い訳
スポーツクラブのほかのスタジオ系レッスンでは、インストラクターが動かないで生徒だけ動くというクラスはほとんどないんです。

トンベ→パドブレ→グリッサード→グランジュッテが仮にエアロだとすると、エアロでは音に合わせてまずはトンベばかりをやり、トンベが苦痛なく動けるようになったところで、パドブレを追加し、さらにパドブレまでが動けるようになったところで、グリッサードを追加し、、。。。と言った具合に、どんどん動きが追加されていく。

こうして結構複雑な動きも案外簡単に覚えてしまう。
最後のステップを追加した頃には最初のステップはもう既に50回くらい繰り返しているなんてザラだから・・・。

バレエのアンシェヌマンの場合、繰り返して3回がせいぜい。振りを覚えたらあっという間に終わり、というのが実情なんですね。

つまり、バレエの初心者が後ろのほうでゴニョゴニョして出来なーいとイジけているのは、そういう訳なんです。

ただひたすら、マネするお手本が欲しいということなんですよね~。


優しい先生 VS 厳しい先生

2007-05-09 09:20:42 | 先生きいて!大人の初心者の言い訳
初めて参加するバレエクラスの様子を聞くとき多い質問は、”先生やさしい?”とか”先生厳しい?”。

“やさしい先生”、“厳しい先生”なんていうとき、どうだとその先生は厳しくて、どうだとやさしいんだろう?

その先生の教え方のスタンスが、生徒の側に降りてきてくれる(生徒のレベルにクラスを合わせる)先生だと、先生はやさしい先生。

逆に先生の課題についていこうと生徒側が背のびする感じのクラスの先生は厳しい先生。

大体、こんな風に分けることができるかもしれないけれど、難易度の感じ方は人それぞれ。

Aさんが”先生はこんなにパを分解してくれて親切に・・・”と思っているときにBさんは”こんな難しいのするの?”と思っているかもしれないので難しい。