★Rindanの暮らしのひとしずく★

作ることが好きな私。。。多少ずれてる角度から見る他愛無き日常を綴ります。。。

続・大正ロマンに浸る至福の銀山温泉旅♨

2019年12月03日 | 令和・旅行・お出かけ
銀山温泉旅の最終話(明日、旅立つため、間が空くと記憶も書く意欲も薄れるため何としてでも今日こそは!)

          

銀山温泉は、室町時代に発見されたという「延沢銀山」に由来し、
大正末期から昭和初期にかけて旅館が建てられ、閉山後も湯治場として栄える温泉地です
忘れかけた何かを思い出させてくれるような木造建築、レトロ感漂うガス灯や石畳、涼しげに流れてゆく銀山川・・・心が洗われます。
小さな温泉街は、車通行禁止のため、のんびり散策でき、あちこちからたくさんの人が訪れていました。

           

温泉街には、気軽に食べられる名物グルメがあります。
手作り木綿豆腐のお店「野川とうふや」では、お豆腐や生揚げなどが販売されており、向かいの足湯に浸かりながら食べることが出来ます。
銀山川の名水を使用したお豆腐の濃厚な風味がたまりません!そして足湯の気持ちいいこと!

         

銀山川を眺めながら入れる足湯「和楽足湯」は、
大人数と2人用があり、台湾や香港の観光客に大人気でした(中国語が飛び交い今私は何処にいる?的、錯覚に)

         

温泉街の奥にある「はいからさん通り」は、カリーパンが名物です。
県産小麦を使用したもちもちの生地とコクのあるカレーが人気のひみつ。
実は、ここへ来る数日前に、イオンで店舗販売されているチーズ入りのカレーパンを食べました。
本店は、カリーパンのみなので、チーズ入りはある意味レア。
散策しながら、美味しいものをつまめるというのが、また楽しいんですよね~。

          

チェックインまで時間があるため、レトロ散歩を楽しみます。
前回は、真夏に来ましたので、晩秋ですとまた違った趣があります!

圧倒的な存在感の「能登屋旅館」は、国の登録有形文化財に指定されています。

           

大正4年に建てられた四季の鏝絵が彩られている見事な伝統の宿「古山閣」
散策中目についた「招きおかめ」表情に哀愁感じるのは私だけでしょうか。

         

近くにいた方に「ここ意外と面白いですよ。みんな知らないみたい」と教えていただいた「疎水坑」を見学。
水を排出するために使われていた坑道で、常に水滴がしたり、ひんやりした空気が漂っています。

           

昔の労働とは「精も根も尽き果てる」ような人間の限界を超えた肉体労働で、見るだけで色んな思いが巡ります。
何もないところから形あるものを作り出す想像力、それに伴う忍耐力と改めてすごいなとも感じました。

                  

落差約22mの迫力ある「白銀の滝」は水しぶきとマイナスイオンたっぷり。

          

2度目の宿泊「古勢起屋別館」は、切妻の大屋根が特徴的です(銀山荘の別館のため銀山荘の温泉も利用できます)

                  

昔に使用されていた「古勢起屋別館」も当時のまま残っています。

         

前回は、山側のお部屋でしたが、今回は温泉街と銀山川を眺める2間続きの和室となりました(前回よりも約4000円アップ)
レトロなお部屋で大変寛げます。

           

夕食まで、スイカサイダーとさくらんぼ味のミルクセーキを味わいます。どちらもホッとする好きな味(*^_^*)

          

お待ちかねのお夕食は、2階の大会食場でいただきます(時間ずらしたけれど結構な人数)
旬の素材を盛り込んだ風情感じる郷土料理で、美しいお料理は目でも楽しめます。
旅館からのおもてなしで、誕生日記念ということで日本酒をいただき感謝です
(本来私の誕生日に申し込むつもりが空いてなく日にちがズレたにも関わらず旅館のお心遣いでサービスしてくださいました)

           

まずは「食前酒 女将こだわりのしそ酒」でのどを潤し、食欲を掻き立てます。
旬彩の「海老の押し寿司、菊花蕪、鴨ロース、むかご串、みずこぶ、胡桃豆腐」と繊細で素材を生かす味付けがお見事。
「山形黒毛和牛ステーキ」は、食べた瞬間、とろけるような美味しさで絶品です!

            

「カニとホッキとつぶ貝の酢の物」の酢の具合が丁度良くカニと貝のエキスの相乗効果で美味しさ倍増。
「南瓜饅頭」は、熱々で供され、餡は魚のすり身のようにふわっとしていて、南瓜で包んでほんのり甘く、見た目以上に凝った一品。

           

「鮭の朴葉焼き」朴葉の香りがよく、味噌漬けの鮭と栗の甘味が絶妙な美味しさを醸し出しています。
新米の「つや姫」と「松茸 真丈 お吸い物」はおそるべし美味しさ!特につや姫の美味しさにはびっくり!

デザートは、「ラフランスのコンポート ヨーグルトがけ」で、最後まで唸る美味しさでした
温かいものは温かく、冷たいものは冷たくと、丁寧で心のこもった贅沢なお食事が出来て大満足でした

         

銀山温泉の夜景は、ガス灯や電灯が灯るので、とっても幻想的です
残念ながら、午後から雨模様になりぼやけています(この時点でカメラが故障・・・今思うと雨に濡れたのかな)

今回の旅行は、不思議と行動派の私があまり散策せず、お部屋でのんびりし、
日々の疲労をやんわりとほぐすかのように心地よいまどろみが続いている感じで、心身ともに大いにリラックスできました。
そのあとは元気がみなぎり、旅行から戻っても疲れ知らずです。
銀山温泉の効能、すごいな~!「古勢起屋別館」2回、「銀山荘」1回入りました♨
泉質は、ナトリウム 塩化物・硫黄塩温泉 63.8度で、 
効能は、慢性皮膚病、創傷、慢性婦人病、動脈硬化病、リウマチ、神経痛、慢性消化器病、痔病、冷え性、虚弱児童などに効果ありです。

遠いと思っていた銀山温泉、宿泊せずとも日帰りで行けるので、また違った季節に訪れてみたいと思いました。
またひとつ、思い出に残るいい旅ができました
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大正ロマンに浸る旅銀山温泉とすごいお蕎麦!

2019年12月02日 | 令和・旅行・お出かけ
相棒のカメラが戻ってきたので、忘れぬうちに続きの「銀山温泉旅行」を綴りたいと思います
銀山温泉街のホテルは、2~3ヶ月先まで、殆ど埋まっている状態で、
今回、JTBのお陰で何とか宿泊することができたくらい大人気でびっくりしました~!
前回、泊まった時は、日にち選び放題だったというのが夢のよう・・・月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり(ふと浮かんだ奥の細道)

          

銀山温泉の魅力は、そこへ向かう時からすでに始まっている存在感の大きさ。わくわくが止まりません(>ω<*)

         

途中、尾花沢そば街道にある「あらきそば」へ立ち寄りました。
大正9年創業で、どっしりと重みのある江戸末期の茅葺屋根が懐かしい雰囲気で、
フランス政府認定世界トップ1000レストラン「ラ・リスト」に選ばれたそうです。

           

お蕎麦のメニューは、「板そば」のみで、
「うす毛利  1200円」「うす毛利+にしんの味噌煮 1600円」を注文。
出てきたお蕎麦は、シンプルなのにまばらに盛られて存在感があり、また黒い物体の「にしんの味噌煮」は食べるまでやや警戒気味(笑)
10割の田舎そばは、香りとコシが強くて食べ応えがあり、
にしんの味噌煮は、見た目に反して(笑)甘辛くとろけるような美味しさでした(二つ頼んでもよかったかも)

鈍感な私でも蕎麦の神髄を感じられて、ただの食事と言えど得るものがあったという気分になりました(*>ω<)
つづく・・・・
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