季節を感じながら歩く soraの季節散歩

花や空や木や太陽 季節を感じ 気ままに歩くお散歩日記

2010.6.19 初夏の三渓園

2010-06-25 | 横浜



天気予報は雨マークだったので
お買物に行く予定でしたが
なんだか晴れそうな空模様になってきたので
三渓園に寄り道。

咲いている咲いている…アジサイ。

みなさまを鮮やかな色調で楽しませてくれるアジサイ
あれは花ではなく本当の花はこれなんですよ。





中心のプチプチしたところから
小さな花がパヤパヤと咲いています。

この季節 街中に咲き始めるタマアジサイやヒメアジサイは
ガクアジサイから品種改良されたもので
花を持たないそうです。

長い時期楽しめるのも
花だと思っていた部分が実は花ではなくガクだからなのですね。

三渓園ではたくさんの睡蓮がお出迎え。
そしてキンシバイも咲いていました。





三渓園は実業家の原三渓さんのお庭です。
そしてそこには重要文化財などの建造物があり
季節の花が咲き
2007年には国の名勝に指定されました。





こちらは内苑のワンショット。
内苑と外苑に分かれていますがどちらも趣があります。

アジサイもたくさん咲いていました。








蜂もアジサイと戯れていましたよ。





外苑に戻ると今度は花菖蒲が出迎えてくれました。
つい先日 たわわに咲いていた藤もこのような姿に…。

こうして季節は巡っていくのですね。





三渓園を象徴する三重塔と花菖蒲。





花菖蒲の撮影はとても難しいですね。
近くに寄り過ぎるとなんとなくグロテスクな感じになっちゃうし
遠目だと全体がぼやけた写真になっちゃうし…。

背景とか人物とか
何か引き立てるものがいると生きる…そんな感じ。

で…撮ってみました。





どうかしら?

船がもうちょっと右にあったらな~。

と言うことで…寄り道のつもりがすっかり楽しんでしまい
お昼ごはんに。

待春軒」の「三渓麺」をいただきました。





原三渓がお客様をもてなすときに出したと言う
自らが考案した汁のない麺です。

イメージとしてはパスタみたいな感じ。
そしてなぜか昆布茶がついてきます。

ご主人はお客さんが三渓麺を注文するたびに
「こちらは普通の麺とは違って、いわゆるスパゲッティみたいな汁のない麺で…」
と説明していました。

見た目よりもかなりあっさりしているので
暑い夏なんかは素麺よりもいいかも。
栄養もしっかり取れるし。





曇り空はどこへやら
お昼を過ぎたら太陽が顔を出してくれました。

アジサイもキラキラ。








緑が深く「夏!」って感じです。





あまりにものんびりしすぎてしまい
買物が遅くなってしまうので
最後に展望台にのぼって工業地帯と海を眺めてきました。

三渓園はいつ行っても季節を楽しませてくれるので好きです。
こうして買物のついでにフラッと寄れる立地もいい!

これからの季節は蓮が楽しませてくれますよ。