政府が逼迫した政治情勢のうちで苦慮しているとき、国家の窮乏を救済するために、政府と協同してことに当たるどころか、むしろ、この機会を利用して、政府に迫って政府より自分たちの利益を奪い取り、これによって対外問題と同時に国内問題を作り出し、この結果、政府の力を対外的に強化するどころか、
— review (@myenzyklo) 2016年12月19日 - 17:03
弱体化させ、本質からしても行為からしても、敵に協力するということは、これまで民会があまりにもしばしば弄してきた危険で非国民的で、そればかりか、より優れた意味において、時には犯罪的ですらある奸策である。
— review (@myenzyklo) 2016年12月19日 - 17:16
政府は自己が負う一般的な義務を、すなわち道徳的義務と法律的義務とを、自力でもって、しかも立派に遂行し、国会の協力が得られなかったことによって少しも妨げられるところがなかった。これに反して、国会の勝ち得たことは、たんに国会が邪悪な意志をもっていることと、
— review (@myenzyklo) 2016年12月19日 - 17:24
みずからの誇らしい地位を見誤っていること、国会の協力の無用なことを示したに過ぎなかった。さらに国会から、この問題に直接関係する請願書が幾通か内閣に寄せられたが、しかし、これらの請願書は自己を犠牲にする覚悟についてはもはや一言も語るものではなかった。(第四章 討議の経過 s83)
— review (@myenzyklo) 2016年12月19日 - 17:28
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます